「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

「厚生労働行政在り方懇談会」座長に奥田碩トヨタ相談役???

2008年07月25日 | 政治

舛添要一厚生労働相は25日、厚生労働省の組織改革などを進めるための「厚生労働行政在り方懇談会」(仮称)を設置すると正式に発表したのだが、なんと座長にはトヨタ自動車の奥田碩取締役相談役が就くそうだ。

今まさに労働分野で問題となっている「日雇い派遣」を強力に推し進めてきた張本人を、舛添厚労相は「国民の目線に立って厚労行政のあり方を検討する」と発言している。

情けないぞ!舛添要一!

奥田碩の格差社会に関する発言


厚労省改革、浅野氏ら起用 テリー伊藤氏にも打診

2008年07月23日 | 小さな政府
舛添要一厚生労働相は7月22日、有識者を交えて同省の組織改革などを検討する「厚労行政あり方懇談会(仮称)」のメンバーに浅野史郎前宮城県知事らを起用する方針を固めた、演出家のテリー伊藤氏にも参加を打診しているとのこと。

厚労省の硬直的な組織や人事制度が公的年金記録問題などを巡る混乱の原因になったとの反省から、信頼回復に向けて組織の抜本的な見直しも視野に議論するらしい。

いくらなんでも テリー伊藤はないんじゃないの!

辛坊治郎 (読売テレビ解説委員)っていういい加減なヤツ

2008年07月20日 | 日本をダメにする(した)人々

やしきたかじんの「そこまで言って委員会」で政治評論家の三宅久之氏が、原油高騰の対策として、石油備蓄45日分の放出に言及していた。

これに対して、きれい事好きな辛坊治郎が「石油備蓄を取り崩したって価格は絶対下がらない」と言い切っていた。

どうして、そんなに言い切れるの?あんたは。
どこから来るの?その自信は。

あんた、不勉強でいい加減なキャスター、司会者「古館」「みのもんた」とは立場が違うんだよ!


米国発の金融パニック発生か

2008年07月17日 | 小泉構造改革

FRB議長が「バブル日本の実態隠し教訓に」損失を迅速処理に行うかもしれないという。

米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は7月16日、下院の金融委員会で日本の株式と土地のバブル崩壊を巡る金融面の対応について言及し、問題の本質から目をそらして抜本的な解決策を先送りしてきたことは「我々が学んだ重要な教訓だ」と語ったというのだ。

「日本のような長期の低迷を避ける」には金融機関の損失の迅速な処理が肝心だと強調したらしく、竹中平蔵流の不良債権処理を再現するとなると世界的に大変な金融パニックが起きると思われる。

ある意味おもしろい実験(再現)が行われるわけである。


宮崎で入札制度の見直しか

2008年07月16日 | 公共事業

宮崎県議会「入札・契約制度の改善を求める決議」が全会一致で承認されたらしい。

「一般競争入札の急激な拡大と競争激化で、建設業者の倒産が増えている」ためだ。落札業者の倒産・廃業が相次いでいて、必要な公共事業がストップしてしまうのだ。

テレビでは地元住民が県に対し、「県は倒産するかどうかの見極めができないのか」と悪態をついていた。
台風シーズンに氾濫する川の排水ポンプ設置工事事業が延期され憤っているらしかった。

安かろう悪かろうの一般競争入札導入「すばらしい改革だ」と評価しておいて、なんと勝手な言い分だろうか。

そんなことを審査項目に入れて入札ができると思っているのか?
建設業者は人を抱えており、彼らを遊ばせるよりはマシという思いで、赤字覚悟の受注を繰り返しているのだ。

このことに早く気づけ、改革好きなマスコミと馬鹿者達よ!


 


YKKってろくなもんじゃなかったんだね。

2008年07月09日 | 日本をダメにする(した)人々

変態事件を起こしながらも政治家で居座る恥知らずの山崎拓

国民をうまいこと騙し続けて貧乏国家にしてしまったネズミ男小泉純一郎

○○の乱とかいう無様な姿を見せながら政界にとどまり、北朝鮮から一時帰国した拉致被害者5人を「国家と国家の約束だから(北朝鮮に戻した方が)よかった。」と発言する国賊、加藤紘一

君たちはいったいどこで生まれどこで育ったの?
YKKでなくて、ただ単なるKYではないの。

本当にろくなもんじゃないね~、あんた達は。


貧乏施策の結末 イオン40店舗大量閉鎖へ

2008年07月09日 | 小泉構造改革

消費の低迷が深刻になるなか、流通大手イオンセブン&アイ・ホールディングスが苦戦を強いられているんだそうな。

イオンは2008年3-5月期連結決算で最終赤字に転落し、対応策として総合スーパー40店の閉鎖などを早々に決めている。

小泉内閣時代は優良企業であった2社だったが、これだけ節約節約の社会になれば、こうした優良企業も不況風に飲み込まれていくのだ。

不良債権処理、公共事業悪説、あらゆる無駄の削減を単純に推し進めれば、社会全体の需要が落ち込み、デフレをますます後押ししていく。

だから、いくら原油価格や原材料価格が高騰してもデフレ脱却を宣言できない。
いずれ優良企業も苦戦し、金持ちも貯金が出来なくなるところでもしかすると皆が小泉の貧乏施策の誤りに気づくのだろう。

小泉構造カイカク=デフレ振興施策=貧乏指向施策

不況風に飲み込まれなかった輸出企業も、小泉のように為替介入補助金を投入しない限り、いずれ円高で沈んでいく。
ある意味「ざまぁみろ」である。


小泉構造改革の失敗 規制緩和(その2) 派遣労働

2008年07月03日 | 小泉構造改革

与党が労働者派遣制度の見直しを検討しているそうだ。

労働者派遣法を改正し、通訳など専門性が高い一部の業種を除いて日雇い派遣を禁止し、またグループ企業など特定企業を主な派遣先とするいわゆる「専ら派遣」の規制も強化するんだそうな。

衆議院選挙の結果に不安を抱いている公明党が積極的に法改正に動いていて、当時の坂口厚労(功労)大臣を擁護するコメントも出しているのは大笑いだ。

失業するよりは派遣でも働ける方が良いだろうとばかりに、企業本位の規制緩和をしておいて今更なにを言っているのかな。

若者が苦しんでいる時は見て見ぬふりをして、自分たちの選挙が危ないとなると見せかけの修正に走るという呆れた政治姿勢だ。

また、この問題を掘り下げないマスコミっていったい何なんだ。
マスコミって、高給取りのくせにミスリードと他人の批判しかしない烏合の衆だな。

【関連発言】


小泉構造改革の失敗 規制緩和(その1) タクシー

2008年07月03日 | 小泉構造改革

タクシー台数を再規制し、規制緩和による供給過剰に歯止めをかける?

国土交通省は7月2日、2002年の規制緩和で生じたタクシーの供給過剰に歯止めをかけるため、地域の実情に応じて新規参入や増車を再規制する方針を明らかにしたとのこと。

過当競争でタクシー会社の収益が悪化、運転手の収入減や事故増加といった弊害が目立つためだ。

いまさらってかんじだな。
日本を経費削減一辺倒の社会に持って行き、タクシー運転者を増やしていったらどうなるかは明白だったのにね。

さらに東京は「居酒屋タクシー問題」でますますタクシー需要が冷え込む。
タクシー運転手は災難だよね。

小泉元総理や竹中平蔵のコメントがほしいところだ。
マスコミは彼らの責任は追及しないが、携帯電話を例に規制緩和万能説を唱えた彼らの責任をどうして追及しないのかな。

ほんとに日本はいい加減な社会になったな。