「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

株は不思議な世界

2009年01月07日 | その他経済
7日の日経平均株価は前日比158円40銭高の9239円24銭と、2006年3月24日~4月3日以来、2年9カ月ぶりの7連騰となった。

割安感とオバマ米次期大統領の政策期待による上げなのだろうが、そろそろ現実の経済状況をにらんで再び下値を探りにいく展開になるのではないか。

なぜなら米国は確かに雇用創出を目指した大規模な財政支出を行うだろうが、日本見せかけの財政支出しか行わないからである。

恐慌というものを真に理解していないため、深刻な経済状況に向かっていくのは確実である。
にもかかわらず株価は年央から経済が回復するかのような上げを演じている。これはあり得ないシナリオであるし、不思議な動きと言わざるを得ないのである。


ただ、おかげさまで昨年10月の暴落時に私が購入した株式はすべて利益が出た。3年は保有しようとした株が2ヶ月そこそこで利益が出てしまうのだから株の世界は未だにわからない。

やはり経済状況を如実に示すのは長期金利であると実感した。