「小さな政府(小泉構造改革)」=格差社会

格差問題を中心とした考察 ※コメント、トラックバックは受け付けません

格差社会に関する問題発言

2007年05月30日 | 格差問題

格差社会に関しての関係者の発言である。
それぞれ、発言者自身の利益に沿った発言ということで見ていくと面白い。

 「格差が出ることは悪いとは思わない。成功者をねたんだり、能力の
ある者の足を引っ張ったりする風潮を慎まないと社会は発展しない」
 (小泉純一郎 第89代内閣総理大臣)


競争が進むとみんなが豊かになっていく
 (竹中平蔵 第3次小泉改造内閣総務大臣)


「格差があるにしても、差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない」      
奥田碩 元日本経団連会長・トヨタ自動車会長)


パートタイマーと無職のどちらがいいか、ということ」
宮内義彦 規制改革・民間開放推進会議議長 オリックス会長)


格差論は甘えです」 
奥谷禮子 人材派遣会社ザ・アール社長 日本郵政株式会社社外取
        締役 アムウェイ諮問委員)


フリーターこそ終身雇用
南部靖之 人材派遣会社パソナ社長)


タクシー参入規制強化へ、国交省が台数過剰の地方で

2007年05月28日 | 規制緩和
5/28の読売新聞によれば、国土交通省は、タクシーの台数が過剰となった地域で増車などを一時的に規制する「緊急調整措置」の発動要件を今秋に緩和し、規制を強化しやすくする方向で検討に入ったようである。

新規参入規制などを撤廃したタクシーの自由化により、地域によっては過当競争が起き、交通事故の増加などの弊害が目立ち始めたため改善を図るもので、競争が激しい地方都市で発動されるケースが増える見込みである。

「行き過ぎた規制緩和」を見直す動きなのだろうが、やっと小泉・竹中時代の反省が始まるのだなと思う。

「競争が進むとみんなが豊かになっていく」とデタラメな主張をした竹中平蔵

それを支持したマスコミや真に受けた国民も、皆が反省をしなくてはならない。