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キツツキのドラミング

思い付くまま, 気が付くまま・・

参院で二重投票のマジック 又市、糸数が

2013-08-03 07:38:56 | Weblog

虎ならぬ小沢の威を借りて民主党参院会長として7年間も参議院に君臨し独擅場(どくせんじょう)にしていた鬼オコゼ輿石が副議長になった。民主党が第二党に陥落したので念願の議長にはなれなかった。この副議長選挙は投票数が議員数を3票上回り、初の再投票となった。二重投票を認めた社民党の又市征治党首代行の言い訳は「故意にしたのではない」と言い訳にならぬ、言い訳だ。知らず識らず再投票したのだろうか。夢遊病者か、不思議な話しだ。社民党は現在衆院2名、参院3名の消滅間近な政党だ。又市は69歳、富山県庁に就職、自治労富山県本部執行委員長になった。労組役員の次の就職先としてから社会党から参院選に出馬、比例代表で当選したのが2001年、2007、2010年の3回、2013年幹事長に、同7月ピンクミズホが敗戦の責任を執って党首辞任したので、現在党首代行だ。2007年『週刊新潮』が議員宿舎でマッサージ師との男女関係を報じた記事に対して、事実無根であり、著しく個人の名誉を毀損する誹謗・中傷の記事だと新潮社を相手取って3300万円の損害賠償と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした。また出版前日に出版差し止めを求めた仮処分申し立てたが、裁判長は「記事が公務員である又市の人格的評価及び議員宿舎の利用の是非に関する批判であり、公益性がない、また真実でないとも明白には言えない為、差し止めは許容できない」として事実関係には踏み込まず却下した。その後何度も又市側から和解を持ち掛け、それを同誌が拒否すると一方的に訴訟を放棄した。又市の全面敗北、週刊誌の記事『愛人マッサージ嬢と議員宿舎で・・』を事実上認める結果となった。現在又市は麻生のナチス発言を最大限に利用しようと目論んでいる。麻生本人は固より、安倍首相にも任命責任があると”不等辺三角形の垂れ目”を益々下げて、直ちに予算委員会を開けと意気軒昂だ。まァ『蟷螂が斧』だと一笑に付されて終わりだろう。もう一人が無所属の糸数慶子は「単純なミス」と釈明したが、これも納得出来る理由ではない。どうしたら2票入れる事が出来るのか説明させるべきだ。手品師は寄席かテレビで妙技を披露すればいい。両者相談の上か、偶然か投票妨害を意図した行為だろう。その糸数は65歳、バスガイドから1992年沖縄県議を3期、2004年参院選に出馬に当選、調子に乗って2006年には沖縄県知事選に出たが現知事の仲井眞弘多に敗れた。2007年再度参院選に立候補、当選して復帰、先の参院選にも当選したので参院3期目だ。斯様にお粗末さが続くと、いよいよ参議院が良識の府ではなく衆院選の落選議員の再就職先であり、くたびれたタレント、中古で使用不能のスポーツ選手、官僚の落ち零れ、労組幹部の就職先でもある救済組織に過ぎないことがハッキリした。輿石も衆院選に落ちて参院にくら替えした再就職組だ。輿石は寡って「日教組は政権交代にも手を貸す。教育の中立などと言われても、そんなものはあり得ない。私も永遠に日教組の組合員である自負を持っている」また山梨県で教員を違法・脱法の政治活動に駆り立てた山梨県教職員組合の委員長上がりで『日教組(日狂狙=サル)のドン』と呼ばれる存在だ。自民党内では輿石と書くのにかなり抵抗があったようだ。過去に何度も煮え湯を呑まされ、火傷をした経験があるのだから当然だろう。輿石ではダメだと強硬に主張して然るべきだった。輿石は副議長になりたい一心で「過去の運営で色々あったが、反省すべき点は反省する」と自民党溝手参院議員会長に述べた。どうせ口先だけだ。腹の中ではアカンベだろう。最近の議長、副議長は当選回数のトコロテン式だ。その人物の人格、識見などはどうでもいいようだ、もっとも、それは『木に縁りて魚を求む』ようなもので、土台無理な相談だろう。