中国から1000年以上痛め付けられた韓国は中国に対しては、からきし意気地がない。1949年6月米軍が韓国から撤退完了した翌年1950年6月スターリンの許可を貰った金日成の北朝鮮軍が南進した。不意打ち食らった韓国軍は後退に次ぐ後退、占領地の韓国人をも北朝鮮兵に仕立てて攻撃に参加させ、次に毛沢東が援軍を送った。それが中国軍の義勇兵と称する兵力だ。釜山まで追い詰められて、海に落ちそうになった韓国軍、大統領は李承晩だった。その時李が韓国政府を福岡・博多に移すとやらかしてマッカーサーに怒鳴られたという話がある。中国とは陸続きだ、60年前まで散々やれたからグーの音も出ない。貿易高でも1番の客だから逆らえない、相変わらず朴大統領がご機嫌伺いの幇間外交をやっている。北朝鮮には騙されては金や食料の援助を取られ続けている、好い鴨だ。開城工業団地に加工機器、原料などを置いたまま追い出され、未だに解決を見ない。オヤジの金正日に続いて若造の金正恩にも手玉に取られている。その韓国が日本に対しては傲慢無礼、尊大な態度をとっている。最高裁までもが盗品の仏像は過去に朝鮮から持ち出された物だから返却する必要がないとの判決を出した、根拠も示せず、ただ朝鮮製の仏像が理由。戦時中の徴用工が損害賠償を求めた訴訟も徴用工の要求を支持する判決を高裁が出した。1965年の日韓請求権協定で韓国人の個人請求権は消滅しており、完全且つ最終的に解決済みだ。国際協定も無視するようでは世界各国からも相手されなくなる。韓国の潘基文が国連事務総長に就いた時には不安があったが、これは杞憂ではなかった。大統領を退任した後、訴追を恐れて自殺した盧武鉉の外交通商相だったのが潘の前歴だ。盧武鉉は対日強硬外交をやり、潘も右へ倣えをして強硬姿勢だった。北朝鮮に対しては前任の金大中に倣って太陽政策をとって、援助した。莫大な金は北の国民の救済には使われず核爆弾、核ミサイルの開発に役立った。潘が韓国で記者会見して「北東アジアの国々が憂慮している日本政府の平和憲法改正の動きに対する立場」を問われ、「日本の政治指導者は極めて深く自らを省みて、国際的な未来を見通すピジョンが必要だ」などと生意気な言い分だ。また「正しい歴史認識を持ってこそ他の国から尊敬と信頼を受けられるのではないか」と日本の安倍政権を非難している。大きなお世話だ、自国の前、現大統領にこそお説教すればいいだろう。潘も事務総長になった途端に韓国人の職員を増やしたという。1952年李承晩ラインを勝手に設定、竹島を自国領土と主張して武力占拠、強盗と何等変わりがない。この線を越えて操業する日本漁船を拿捕、漁民を抑留、殺害して、漁船を没収した。1965年に国交が回復するまでに、拿捕された日本漁船が328隻、日本人44人が殺傷され、3929人が抑留された。戦勝国でもないのに、やりたい放題を繰り返した。現朴大統領は中国のみならず自国民のご機嫌を常に取っていないと支持率が低下して二進も三進もいかなくなる。タイコモチを演じて保身を図っている。国連事務総長が中立性、公平性を保つのは当然の義務だ。こんな手合いが2007年から6年間、事務総長の椅子に座り続けている訳だ。日本では国連、コクレンと公正中立だと勘違いして有難がっているが国連はそもそも第2次世界大戦の戦勝国の利権を守る機関だ。『United Nation』とは『連合国』であるが、日本では『国際連合』と和訳したから恰も中立・公平な機構だと思われている。戦勝国の米英仏中露の5カ国が安全保障理事会の常任理事国で拒否権があり、1国でもこれを行使すれば決議できない。残りの10カ国は2年交代で替わる。国連の分担金の率は上限22%だ。米国22%、日本10.8%、独7.1%、仏5.6%、英5.2%、中5.1%、伊4.4%の順。財政的義務を負う191加盟国で分担金を全額支払ったのは134カ国だ。敵国条項に入っている日本、ドイツ、イタリア3国、旧枢軸国が負担金の22.3%も支払っているが好い面の皮だ。金は取られるが見返りはない。武力がないと国際的にもバカにされている。新興宗教みたいに『平和憲法』『ヘイワケンポウ』と御題目を唱えていたから68年も平和だったと大真面目に言う政治屋がいるし、メディアもある。