昨日は少し時間が取れたので、芦北町の七夕綱を撮影しに行ってきました。
今日ご紹介するのは、芦北町上原(うわばる)の七夕綱です。
七夕綱とは、芦北と旧坂本村(現八代市坂本町)だけに伝わる七夕行事です。
集落の入口などに、綱を張り、藁細工の人形や履物、農作物、農具などを吊るします。
綱は長い1本の綱で、集落を流れる川を挟んで吊るされることが多く、
七夕様という事で、織姫や彦星が綱を伝って逢う、
綱を張る事で、集落に入る悪霊や病疫を防ぐ、
お盆の精霊(ご先祖様)が綱を渡ってやって来るなどのいわれがあります。
また、綱の切れ具合で、農作物の出来を占うともいわれているそうです。
上原には綺麗な湧き水があって、お堂があり、岩を上ると摩利支天様がお祀りしてあります。