能登でココロもどる旅

ぶなの森エコツアーのスタッフブログです。
能登の海・山・里で日本の原風景に帰る旅を楽しみましょう。

ANAきりこの森 下草刈り

2010年09月04日 | 観察・作業・保全の体験
昨年10月下旬に能登空港の植林イベント「私の青空 能登空港 きりこの森」へ参加しましたが、
今年のイベントは9月4日で、下草刈りの作業を行いました。植林には継続的な手入れが必要です。
奥能登農林総合事務所の皆さまのサポートの下、日本航空高校石川の生徒やボランティアが参集しました。

はじまりです。植えたはずの木が草にかくれてよく見えません。

柄の長~い草刈り鎌が驚くほどよく切れるし、たくさん人がいたので作業ははかどり、
あっという間に苗木が見えるようになりました。

短い時間でも大汗が出て体力が消耗します。熱中症に気を付けながらの作業でした。

おお、順調に育っているなあ、と眺めていたらこれはどうやら松です。
確か松は植えていませんでした。どうやら勝手に生えてきたようです。

こういうのをパイオニアプランツ(先駆的樹木)といいます。

これがアテ(能登ヒバまたはヒノキアスナロ)です。まだ小さく弱々しい。

横には枯れてしまったアテの苗木が集められていました。

種類によって木の育ち方にもずいぶん違いがあります。
アテは商用価値の高い木材ですが育てるのも簡単ではないようです。
大きくなったアテで能登の祭りに使うキリコをつくるANAの取り組み。
その日までずっと見ていきたいと思います。

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