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【ネタバレあり】「パシフィック・リム: 暗黒の大陸」で気になるアレコレ

2021-03-05 | movie/DVD

3月4日からNetflixで公開された「パシフィック・リム:暗黒の大陸」。

怪獣の襲撃で壊滅状態のオーストラリアで、
イェーガーに乗って助けを呼びに行ったまま失踪したパイロットの両親の帰りを待つ、兄妹のテイラーとヘイリー。
5年間、仲間とともになんとか生き残り、訓練用のイェーガー(アトラス・デストロイヤー)を見つけた2人は、
両親を探すために旅立ちます。

(この記事はパシフィック・リム シリーズのネタバレを含みますのでご注意ください。)

パシフィック・リム: 暗黒の大陸 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

怪獣の襲撃により壊滅状態となったオーストラリア。両親を捜すためイェーガーに乗り込んだ兄妹を、未知の生物との遭遇や、怪しい人物や仲間との出会い...

 

 

パシリムのアニメ化は2018年にニュースになり、
パシリム・ユニバース大好きな私も楽しみにしてました。

OGPイメージ

『パシフィック・リム』Netflixでアニメ化!兄妹がイェーガーを操縦|シネマトゥデイ

大手動画配信サービスNetflixは8日、人気映画『パシフィック・リム』のアニメーションシリーズを配信することを、シンガポールで開催された「...

シネマトゥデイ

 

解禁された後はいっき見。
兄妹が乗るメインのイェーガーが武器を搭載していない訓練用なのが面白いし、最終的に武器を手に入れる流れも納得。
不正売買組織のシェーンが神経ドリフトを利用して「自白」させたり、部下のメイの記憶を操っている点や、
テイラーが単独操縦「ゴースト・ドリフト」を試みる際に、
スタッカー・ペントコスト、ハーク・ハンセン、ローリー・ベケットの記録が出てくるのも嬉しかった。
(ジェイク・ペントコストは単独操縦「失敗」の記録に入ってるんでしょうね。)
前半は長い感じがしたので、1話絞って全6話くらいでもいい気もしたけど、ともあれ楽しみました。

S2まで製作が決まっている、つまり、続編があるのでまだまだ謎は残ったままです。

Netflixアニメ「パシフィック・リム」2020年配信、2シーズン製作決定 ─ 『GODZILLA 怪獣惑星』ポリゴン・ピクチュアズが製作 | THE RIVER

新たなストーリーで世界観拡大

THE RIVER

 

 

ところで、見る前からずっと気になっていたのが、
「このアニメは『パシフィック・リム(以下、無印)』後の世界か?
それとも『パシフィック・リム:アップライジング(以下、PRU)』後の世界か?」
と言う点。

前情報では時系列について全く触れられていませんでした。
これは結構重要な問題です。

怪獣が出現しているということは、
①『無印』怪獣撃退(ピットフォール作戦成功)前(2025年)
②『PRU』でのドローンイェーガー襲撃〜メガ怪獣退治後(2035年)
③『PRU』後
のどこかというになります。

②だとあまりに短い時間なのでありえなさそう。

①なら知られざるシドニーシャッタードーム絡みのパイロットの話なのかもしれないし、
③なら2035年以降、怪獣退治がずっと続いていることになる。

で、結局蓋を開けてみたら③だったわけです。

シドニーのPPDC本部が廃墟になっているのを見た時になんとなく分かっていましたが、
第6話「破棄場」で、アトラス・デストロイヤーが見つける怪獣とイェーガーの"墓場"を発見し、
そこでAIのロアが解析すると、そこに『PRU』に登場する第6世代イェーガー、
ノーベンバー・エイジャックス、バロー・オメガ、タイタン・リディーマー、
そして「アップライジングの」23体のドローン・イェーガーが破棄されていることが明らかになります。
つまり、「暗黒の大陸」の世界は『PRU』のかなり後ということに。

ノーベンバー・エイジャックス、好きだったのにもう捨てられてるなんて…(号泣)

ニュートン "ニュート" ガイズラーとハーマン・ゴットリーブの博士組が好きな私は、
『PRU』の後、裏切り者として捕らえられたニュートがどうなったのか、
そこだけは!今後!必ず!はっきりしてくれよ!ニュートを救ってくれ!
と、いつも、常に、日頃から思ってるのですが、
映画3作目の前に、それより先の世界が先にアニメ化されるなんて!キイテナイヨ!
しかも無印時代と変わらず普通に裂け目が出来てるし! 全然アポカリプスがキャンセルされてない!
一体博士組はどうなってしまったのか… もやもやが止まりません。

それと、単独操縦のためにハークの記憶とドリフトしたテイラーが、
第6話「破棄場」でタイタン・リディーマーの名前を聞いた時に、記憶が混同して
「一緒にヤマアラシと戦った」と言っていましたね。
ヤマアラシはニュートが腕に刺青を彫っていた怪獣です。

タイタン・リディーマーは『PRU』でドローン・イェーガーに倒されたイェーガー。
(モーニングスターを装着しているのが特徴でしたが、襲撃後にブレイザー・フェニックスに付け替えられています。)

でも、ヤマアラシと戦ったのはハンセン親子のストライカー・エウレカじゃなくて
ベケット兄弟のジプシー・デンジャーじゃなかったっけか??
それにタイタン・リディーマー以外に「タイタン」とつくイェーガーは第一世代にないはず。調べた限りでは。
じゃあなんでタイラーはあんなこと言ったんだろう…。

とまあ、なんとなく気になる部分がありました。

あとハンニバル・チャウが使っていた怪獣マークと、
「ぼうや」が街で見つけた怪獣のマーク(怪獣メシア)が似ているので比べてみましたが、同じではありませんでした。
無印にもPRUにも出てくる怪獣信者の末裔が「シスターズ」なのかもしれませんね。
シリーズ作品を思い出させるアイコンが出てくるところも嬉しいところです。

それにしても「ぼうや」を開発?していたなんて、シドニーのPPDCはなかなか危ないことしますね。
ニュートがさぞかし羨ましがるだろうな。それとも関与してたりするのだろうか。
せっかくのアニメ化なんだから、何かしら関わっていて欲しいのがファンというもの…。

とにかく、第2シリーズの展開が楽しみです。


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