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イーストボーンへ

2015-05-02 | 2015年春、英国の旅
■4月21日■

午前7時頃、少し早めに眠りから醒めて、しばらく携帯でTwitter等を眺めた後、
8時前には朝食を食べました。



この日は電車で南の港町イーストボーンに向かう予定でした。
電車の出発時間は10時前。宿泊先を9時に出れば余裕で間に合いそうです。
部屋の他の子たちは就寝中。昨日一緒にZoo Barに行った2人も酔って帰ってそのまま眠った様子。
(まき散らしたのか、床に小銭が散らばっていた。)
部屋の外に出て荷造りをし、2人に昨日のお礼の手紙を一筆書いて枕元に置いておきました。



荷造りの途中、自分の小銭入れがどこかに行ってしまったので、
探したけれどなかなか見つからず、フロントにも聞いてみましたが、
それらしいものは届いていないとのこと。
仕方ないと諦め、チェックアウトを済ませて時計を見ると、
「あれ!? 9時とっくに過ぎてる?」
まだ時間があると思ってのんびり探し物をしているうちに時間が経っていたみたいです。

慌てて扉から出ると、セキュリティの男性が「おやおや〜誰かが出掛けていくみたいだぞ〜」と声をかけてきました。
(みんなにそんな感じで声掛けしているみたい。)
荷物を引きずりながらこんにちは〜と言うと、
「なにか手伝うことはあるかい?」と訊いてくれたので、荷物を階段下まで下ろしてくれるよう頼むと、
「その言葉を待ってたんだよねー」とひょいと運んでくれました。

ここの宿泊先は、深夜も複数のセキュリティが立っていて、
泊まってる子たちも気さくだし、安心出来るところだなーと感じましたね。

それはさておき、最寄りのキングス・クロス・セント・パンクラス駅へ急ぎます。



ロンドンの街にもあちらこちらに花が咲いていて見とれてしまいます。
そして、キングス・クロス・セント・パンクラス駅の傍には立派なホテルが。



こんな写真を撮っているヒマはないのですが…。

案の定、ヴィクトリア駅に付いたのは乗車時間ギリギリ。
慌てて券売機を探してチケットの発券をし、改札を通ろうとするも、扉が開きません。

係員にチケットを見てもらうと、
「ああ、この電車はもう行っちゃったよ」
やってもうたー。脱力感で言葉を失いました(笑)。

「チケットを買い替えるべきですかね…」
と訊くと、その必要はないというのですが、イマイチよく分からず
「このチケット、変えなくていいんですか?」
とさらに訊くと、係員がやれやれと行った様子で自分のカードで扉を開け、
「次に来るのは16分だけど、それでも良ければ中に入って待ってて。
 あそこに椅子があるから、座ってなさい。次の電車が分かったら教えに行ってあげるから」
とホームにある椅子を指差したのでした。
そんなわけで、私はお礼を行ってそのまま入ることが出来たのです。
ほっと安心しましたが、考えてみれば昼食も雑誌も買わずにホームに入ることになってしまったのでした。

構内にある唯一の売店でデニッシュとボトルの水を買って彷徨いてから戻ると、
先ほど指示されたホームに16分発のイーストボーン行き列車が止まっているではないですか。
待っていなさい、と言われたけれど、明らかにその列車に間違いないので、
そのまま乗り込んでしまいました。おじさんごめん…。



電車のチケットは、直前にネットで購入したのですが、
ファーストクラスしか残っておらず、少しお高めになってしまいました。
通常であれば、時間帯によって往復で£10で行けたりするようです。



列車は8両編成で、ヘイワーズ・ヒースから行き先が半分に分かれます。
始めの4両が確かオレ行き、最後の4両がイーストボーン行き。
私は8両目に乗っていたので、このまま乗り換える必要は無し。



イーストボーンに近づいていくと、風景もどんどん長閑になっていきます。
遠くには羊の群れがあちこちに。
そして、ようやく…



着きました! 「ザ・サンシャイン・コースト」こと、イーストボーン!


↑ちなみにこれが乗ってきたSouthEastern Railの電車。



なんとなくイメージ的に古めかしい駅を想像していたのですが、
構内は明るくてお洒落な雰囲気。カフェもWH Smithもあります。


↑ここで気になっていたマーク・ゲイティスのインタビューが載っているRadio Timesを忘れずに購入。



外観も素敵。透き通るような青空に映えるなあ!
駅前にはバスの停留所が並んでいます。
ここから南へ向かって、海沿いのホテルへ歩きます。



歩いてきた街には家具屋さんが多かった印象。
海の傍まで来ると、ホテルが多くあるのですが、中には寂れて閉まっているホテルもありました。

今回私が泊まったホテルは"Da Vinci"というホテルでしたが、
ここも外観は古めで、内装をリフォームしたような場所。
ホテルのドアを開けようとすると、扉の鍵が閉まっていて、
ヒヤッとしましたが、ウロウロしているうちに男性の従業員が扉を開けてくれました。

チェックインまではまだ時間があったので、
「チェックインまで荷物を預けたいのですが…」と相談すると、
「いいですよ。というより、もうチェックイン出来ます」と返事が。
なんだ!じゃあチェックインします!ということで、すぐに部屋に入る事が出来ました。



3階の部屋には2重の扉のあるエレベーターで上がります。
動きが遅くて、ちゃんと機能しているのか不安になるようなエレベーター…(笑)。
部屋に入ると想像以上に小さい部屋でビックリしました。
私のアレ?という様子を察した従業員が「シングルですから」と一言(笑)。
写真で見るととっても可愛らしい部屋ですけどね。でも…



窓からは海一つ見えないという…(苦笑)。

一休みした後は、イーストボーンからライの街に向かいます。
電車に乗り遅れたために、ライ行きの電車まで時間が少し余っているので、荷解きも少し出来ました。

1階に戻り、周辺の地図を探していると、先ほどの従業員が「地図ですか?」と顔を出して、
引き出しから大きなしおりになっている地図を出してくれました。

ホテルの場所や、ショッピング出来る場所を教わった後、これからの予定を訊かれたので、
「これからライへ行く予定です」と答えると、えっ!と驚くではありませんか(笑)!

ライは2、3時間くらいで歩き終わる街だと読んでいたし、時刻表も調べていたので日帰りで十分なのは確かなはずでしたが、
彼が「ライへは遠いから日帰りは無理ですよ。えっと、今から電車を探しますけど…」とパソコンに向かったので
「大丈夫です!行き方は調べてありますから!」と引き止める私。
「そうなんですか!」と急に安心した様子の従業員に見送られて、今来た道を戻って駅に向かいました。
なんだか、あんな驚き方されると、本当に日帰りで回れるのか心配になってきたな…



ラウンドアバウトの真ん中に平和祈念像発見。美しい。
ハドフィールドにあった像に似てるなー。



街角には八重桜(?)。ひとつひとつの房に花びらがぎっしりと詰まっています。



駅に着くと、お目当ての列車の行き先表示が出ていました。
イーストボーンからライは約50分程。
ロンドンからの道のりを合わせると2時間半。考えて見ると、なかなかの遠出です。



ホームの屋根にはカモメが堂々と日光浴。
新調したカメラでアップを激写。
よくみると凛々しい顔をしてるんですね、カモメって。

つづく。

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