【1月27日】
前回の予告通り、
「Dr.パルナサスの鏡」を見てきました。
客層はカップルか女性グループ。
終わった後の、劇場のあっけにとられた雰囲気が心地よかったですw
主人公は旅芸人一座の座長である不死の飲んだくれ老人…
彼は、舞台上の作り物の鏡から、そこに入りこんだ観客の欲望を
現実化させる不思議な力を持っている。
老人はある要求をかなえるなら、
16歳に成長した娘を渡すという契約を悪魔と交わしていた。
その期日である娘の誕生日まであと3日。
悪魔は老人に、5人の観客を欲望の世界へ誘い、
老人の希望する出口に導くことが出来れば、
娘を自由にしようと提案する。
以上がザックリまとめたあらすじ。
だと思う。あくまで私の受け止めたあらすじ。
自分でも書かないと混乱しそうでね…。

見終わった感想は、
「やっぱあのおっさん、頭おかしいな…」
って感じでしょうか。誉め言葉です。
最も愛する監督なだけに、
公開されるだけで万々歳!なんですが、
誰にでもお勧め出来る映画ではないことは確かです。
鏡の中の世界で、老人が導く出口がはたして「善」なのか、
娘が命を助けて一座に加わる青年(ヒース・レジャーね)が何者なのか…
考えたいことが雑然とありすぎるだけでなく、
鏡の向こうの世界が賑やかすぎて、しっちゃかめっちゃか。
混沌とした状況に、
中には見るのも放棄したくなる人もいたはず。
だけど、そのヴィジュアルの楽しいこと!
何が起こるか分からないnightmareそのものです。
(特にジュード・ロウが登場する鏡の向こうのパートは
モンティ・パイソン好きならニヤニヤしちゃうネタもありました。プププ!)
私は欲望の世界よりも、一座のワゴン(馬車)が
いかにもギリアム爺の作品にふさわしい美術でワクワクして見ちゃったけどね。
ありがちで予定調和な物語を笑い飛ばすような
このカオスな状況を思い切って受け入れるのがこの作品の最も最適な楽しみ方。
一番嬉しかったのは、そのカオスっぷりで
相変わらず監督がやりたいことやってるってのが、
よく伝わってきたことだな。
クリストファー・プラマーとトム・ウェイツの
博士VS悪魔も味があったけど、
ヒロインのリリー・コールと、一座の一員=アンドリュー・ガーフィールド
(彼は「大いなる陰謀」「BOY A」も好演だった)の
若い2人も作品にマッチしていた。
それにしても…
ヒースが亡くなって2年もたつのか…。
ヒースの歳に追いついちゃったよ。
久々に「ダークナイト」の方も見ますかね。
ジョニー・デップ、ちょっとだったけどかっこよかったな…。
■監督インタビューまとめ■
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100126/tnr1001260805003-n1.htm
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20100123mog00m200008000c.html
http://news.walkerplus.com/2010/0126/4/
前回の予告通り、
「Dr.パルナサスの鏡」を見てきました。
客層はカップルか女性グループ。
終わった後の、劇場のあっけにとられた雰囲気が心地よかったですw
主人公は旅芸人一座の座長である不死の飲んだくれ老人…
彼は、舞台上の作り物の鏡から、そこに入りこんだ観客の欲望を
現実化させる不思議な力を持っている。
老人はある要求をかなえるなら、
16歳に成長した娘を渡すという契約を悪魔と交わしていた。
その期日である娘の誕生日まであと3日。
悪魔は老人に、5人の観客を欲望の世界へ誘い、
老人の希望する出口に導くことが出来れば、
娘を自由にしようと提案する。
以上がザックリまとめたあらすじ。
だと思う。あくまで私の受け止めたあらすじ。
自分でも書かないと混乱しそうでね…。

見終わった感想は、
「やっぱあのおっさん、頭おかしいな…」
って感じでしょうか。誉め言葉です。
最も愛する監督なだけに、
公開されるだけで万々歳!なんですが、
誰にでもお勧め出来る映画ではないことは確かです。
鏡の中の世界で、老人が導く出口がはたして「善」なのか、
娘が命を助けて一座に加わる青年(ヒース・レジャーね)が何者なのか…
考えたいことが雑然とありすぎるだけでなく、
鏡の向こうの世界が賑やかすぎて、しっちゃかめっちゃか。
混沌とした状況に、
中には見るのも放棄したくなる人もいたはず。
だけど、そのヴィジュアルの楽しいこと!
何が起こるか分からないnightmareそのものです。
(特にジュード・ロウが登場する鏡の向こうのパートは
モンティ・パイソン好きならニヤニヤしちゃうネタもありました。プププ!)
私は欲望の世界よりも、一座のワゴン(馬車)が
いかにもギリアム爺の作品にふさわしい美術でワクワクして見ちゃったけどね。
ありがちで予定調和な物語を笑い飛ばすような
このカオスな状況を思い切って受け入れるのがこの作品の最も最適な楽しみ方。
一番嬉しかったのは、そのカオスっぷりで
相変わらず監督がやりたいことやってるってのが、
よく伝わってきたことだな。
クリストファー・プラマーとトム・ウェイツの
博士VS悪魔も味があったけど、
ヒロインのリリー・コールと、一座の一員=アンドリュー・ガーフィールド
(彼は「大いなる陰謀」「BOY A」も好演だった)の
若い2人も作品にマッチしていた。
それにしても…
ヒースが亡くなって2年もたつのか…。
ヒースの歳に追いついちゃったよ。
久々に「ダークナイト」の方も見ますかね。
ジョニー・デップ、ちょっとだったけどかっこよかったな…。
■監督インタビューまとめ■
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/entertainers/100126/tnr1001260805003-n1.htm
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20100123mog00m200008000c.html
http://news.walkerplus.com/2010/0126/4/
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