厚生労働省が発表した調査によると、男性の14.4%、女性の9.8%が朝食を抜いて通学・通勤をしていることがわかりました。朝食欠食率は特に若い人に多く「何も食べない」「お菓子だけ」と栄養バランスの偏った食事をしているとのことです。
朝食を抜くと生活リズムが崩れ、昼食や夕食のときにドカ食いをしやすくなると言われています。とはいえ、忙しい朝はなかなか思うように朝食が摂れないもの。いったいどうすればいいのでしょうか?
ここでは、6月15日に丸の内トラストタワーで行われたフルグラ事業戦略発表会でのパネルディスカッションをもとに、日本人の朝ごはんのあり方と、今後の可能性についてご紹介します。
◆栄養摂取基準が新たに!注目すべきは「食塩」と「食物繊維」
朝ごはんのあり方について考えるとき、何を重視すべきでしょうか?それは、「食塩」と「食物繊維です」
生活習慣病を予防することを目的に、厚生労働省が5年おきに発表している「栄養摂取基準」。2015年に見直された栄養基準のなかで気になるのが「ナトリウム(食塩)」と「食物繊維」の基準値です。
18歳以上の成人男性が1日あたりに摂取するナトリウム(食塩)の量とされていた「9g未満」が、2015年の基準では「8g未満」に変更。女性については「7.5g未満」から「7g未満」へと少なくなりました。
一方で、食物繊維の1日あたりの目標量は、18歳以上の男性は19g以上から20g以上に変更、女性は17g以上から18g以上と増えています。
つまり、日本人の食生活において、塩分を抑え、食物繊維を増やすことが重要な課題のようです。
◆和食の朝ごはんは塩分が多い!
東京女子医科大学教授の渡辺尚彦氏は、パネルディスカッションのなかで「最近の人は1日あたりの塩分摂取量が10~11gの人が多い」と話しています。また、日本人の和食の朝食は塩分量が多いことをこう指摘していました。
「お味噌汁に含まれる塩分量は1杯につき2g相当。和食では醤油や塩を多く使いすぎてしまう傾向があり、濃い味付けでないと美味しいと感じられなくなってきています。塩分量が多いことは、生活習慣病である高血圧の原因となるので気をつけたほうがいいですね」
これを予防するために渡辺氏が勧めていたのが「反復1週間減塩法」です。これは、ラーメンやかまぼこ、お惣菜、外食などを含めた塩分量の多い食事を1週間 だけ外し、薄味に慣れるという取り組み。「1週間後に通常通りの味付けに戻すと、外食がしょっぱいと感じ、正常な味覚を取り戻すことができる」と渡辺氏は 言います。
◆食物繊維は腸内環境を改善させる
また、今回改訂された栄養摂取基準のなかでも「食物繊維」は、摂ることが難しい食品のひとつです。千葉大学大学院教授農学博士である江頭祐嘉合氏は「食物 繊維の目標基準値は男性が20g以上、女性が18g以上でも、現実では14gを摂取するのがやっと」と話しています。さらに、食物繊維の摂取量については 次のように説明します。
「食物繊維は野菜100gあたり1gほどしか摂取することができず効率が悪いです。一方でゴボウなどは100gにつき5gの食物繊維をとることができます。穀物は少量で食物繊維がたっぷり含まれているので効率的です」
江頭氏は、食物繊維の重要性として次の2つを挙げています。
1)糖の吸収を抑える働きがあるため悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化を予防に役立つ、
2)腸内環境を整えるので、お通じにも効果的…
◆第三の朝食「グラノーラ」に期待!
いくら減塩を推奨されたり、食物繊維が大事だと言われても、これまでの食生活変えるのは容易なことではありません。
そんな中で第三の朝食として注目を集めているのが「グラノーラ」です。グラノーラは、とうもろこしや麦、玄米などを使った穀物加工品のこと。アメリカやイギリス、オーストラリアなどの海外でポピュラーな朝食です。ナッツやドライフルーツなどを、蜂蜜やメープルなどで混ぜてオーブンで焼き、ヨーグルトや牛乳 と混ぜて食べるのがスタンダードなスタイルです。
渡辺氏が患者さんに朝食をフルーツグラノーラに置き換えるよう指示したところ、血圧が下がった人や安定し始めた人が多くなったと言います。フルーツグラ ノーラ50gあたりに含まれる塩分は約0.2g。1日あたりの基準値である8g未満を大きく下回ります。朝食を置き換えるだけで、それだけの塩分量が抑え られるのです。
また、江頭氏によるとフルーツグラノーラには50gあたり4.5gもの食物繊維が含まれているそうです。
塩分の多い和食の朝食の人も、朝ご飯を抜きがちな人も、減塩効果ガあり、食物繊維も摂取しやすいグラノーラを試してみてはいかがでしょう?準備するのもカンタンなので忙しい人にも向いています。
参考:
厚生労働省・国民健康栄養調査
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000068070.pdf
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000002-mocosuku-hlth
朝食を抜くと生活リズムが崩れ、昼食や夕食のときにドカ食いをしやすくなると言われています。とはいえ、忙しい朝はなかなか思うように朝食が摂れないもの。いったいどうすればいいのでしょうか?
ここでは、6月15日に丸の内トラストタワーで行われたフルグラ事業戦略発表会でのパネルディスカッションをもとに、日本人の朝ごはんのあり方と、今後の可能性についてご紹介します。
◆栄養摂取基準が新たに!注目すべきは「食塩」と「食物繊維」
朝ごはんのあり方について考えるとき、何を重視すべきでしょうか?それは、「食塩」と「食物繊維です」
生活習慣病を予防することを目的に、厚生労働省が5年おきに発表している「栄養摂取基準」。2015年に見直された栄養基準のなかで気になるのが「ナトリウム(食塩)」と「食物繊維」の基準値です。
18歳以上の成人男性が1日あたりに摂取するナトリウム(食塩)の量とされていた「9g未満」が、2015年の基準では「8g未満」に変更。女性については「7.5g未満」から「7g未満」へと少なくなりました。
一方で、食物繊維の1日あたりの目標量は、18歳以上の男性は19g以上から20g以上に変更、女性は17g以上から18g以上と増えています。
つまり、日本人の食生活において、塩分を抑え、食物繊維を増やすことが重要な課題のようです。
◆和食の朝ごはんは塩分が多い!
東京女子医科大学教授の渡辺尚彦氏は、パネルディスカッションのなかで「最近の人は1日あたりの塩分摂取量が10~11gの人が多い」と話しています。また、日本人の和食の朝食は塩分量が多いことをこう指摘していました。
「お味噌汁に含まれる塩分量は1杯につき2g相当。和食では醤油や塩を多く使いすぎてしまう傾向があり、濃い味付けでないと美味しいと感じられなくなってきています。塩分量が多いことは、生活習慣病である高血圧の原因となるので気をつけたほうがいいですね」
これを予防するために渡辺氏が勧めていたのが「反復1週間減塩法」です。これは、ラーメンやかまぼこ、お惣菜、外食などを含めた塩分量の多い食事を1週間 だけ外し、薄味に慣れるという取り組み。「1週間後に通常通りの味付けに戻すと、外食がしょっぱいと感じ、正常な味覚を取り戻すことができる」と渡辺氏は 言います。
◆食物繊維は腸内環境を改善させる
また、今回改訂された栄養摂取基準のなかでも「食物繊維」は、摂ることが難しい食品のひとつです。千葉大学大学院教授農学博士である江頭祐嘉合氏は「食物 繊維の目標基準値は男性が20g以上、女性が18g以上でも、現実では14gを摂取するのがやっと」と話しています。さらに、食物繊維の摂取量については 次のように説明します。
「食物繊維は野菜100gあたり1gほどしか摂取することができず効率が悪いです。一方でゴボウなどは100gにつき5gの食物繊維をとることができます。穀物は少量で食物繊維がたっぷり含まれているので効率的です」
江頭氏は、食物繊維の重要性として次の2つを挙げています。
1)糖の吸収を抑える働きがあるため悪玉コレステロールを低下させ、動脈硬化を予防に役立つ、
2)腸内環境を整えるので、お通じにも効果的…
◆第三の朝食「グラノーラ」に期待!
いくら減塩を推奨されたり、食物繊維が大事だと言われても、これまでの食生活変えるのは容易なことではありません。
そんな中で第三の朝食として注目を集めているのが「グラノーラ」です。グラノーラは、とうもろこしや麦、玄米などを使った穀物加工品のこと。アメリカやイギリス、オーストラリアなどの海外でポピュラーな朝食です。ナッツやドライフルーツなどを、蜂蜜やメープルなどで混ぜてオーブンで焼き、ヨーグルトや牛乳 と混ぜて食べるのがスタンダードなスタイルです。
渡辺氏が患者さんに朝食をフルーツグラノーラに置き換えるよう指示したところ、血圧が下がった人や安定し始めた人が多くなったと言います。フルーツグラ ノーラ50gあたりに含まれる塩分は約0.2g。1日あたりの基準値である8g未満を大きく下回ります。朝食を置き換えるだけで、それだけの塩分量が抑え られるのです。
また、江頭氏によるとフルーツグラノーラには50gあたり4.5gもの食物繊維が含まれているそうです。
塩分の多い和食の朝食の人も、朝ご飯を抜きがちな人も、減塩効果ガあり、食物繊維も摂取しやすいグラノーラを試してみてはいかがでしょう?準備するのもカンタンなので忙しい人にも向いています。
参考:
厚生労働省・国民健康栄養調査
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10904750-Kenkoukyoku-Gantaisakukenkouzoushinka/0000068070.pdf
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150718-00000002-mocosuku-hlth
みよ!この脂質異常食の朝食を!(`・ω・´)
みんなで泣こう!(´;ω;`)ウッ…
まぁ、玄米ご飯は良いと思われ。
ただ、玄米は炊く前に、水に浸しておかないと。しかも、炊きあがり、臭いし(`・ω・´)
面倒。
食物繊維を充分に摂取するには・・・・、男性20g 女性17g
豆・納豆・味噌・ひじき・干ししいたけetc 100g当たり。
納豆300g 食え食えですね~(`・ω・´)b 安いし。栄養価も高いし。
玄米・大根味噌汁・納豆・野菜って言う、朝食がいいのかね(`・ω・´)
今は減塩味噌もあるし。和食最強!
グラノーラとやら、反対!(`・ω・´)
まぁ、そんなに健康でなくてもいいし。一病息災って言う言葉もあるし。
病気が一個あったほうが逆に良いらしい。うん(`・ω・´)
糖尿病・高脂血症・慢性膵炎・低ナトリウム血症・高血圧・脂肪肝・肝機能障害・糖尿病性神経障害・末梢神経障害疼痛など・・・。
多いか・・・(´;ω;`)ウッ…
昨晩261(mg/dl) 今朝144(mg/dl) ちょい高め(´・ω・`)
インスリン等の薬を用いて・・・まぁ、こんなもんか・・・。
足はまだ痛し!チクチクと~!(´;ω;`)ウッ…あと、4ヶ月間疼痛かな・・・。
仕事の依頼は増えてるから、まぁ、よしとしよう。うん。
最後までご覧頂きまして、ありがとう御座いました。
皆さんもご自愛ください