野良猫岡山の糖尿病・奮闘記

「膵外分泌疾患に伴う膵嚢胞手術後糖尿病発症治療12年目」のブログです。薬物療法と食事療法で頑張ってます。

入院中(´・ω・`) 入院の思ひ出②

2019年02月03日 | ブログ

 

 

今朝の血糖値です。132(mg/dl)です。(´・ω・`)問題ないかと。インスリン薬物が良く効いて。


まだ食べ物を飲み込む時に少し痛みはありますが。




2日間に渡って「入院の思ひ出」をお送りいたします。本日は最終日となってます。さらっとご覧ください。


縦隔気腫

縦隔は、左右の胸膜腔の間に存在する部位の名称であり、心臓、大血管(大動脈、肺動脈、大静脈)、食道、気道、胸腺、自律神経系とその間隙を占める結合織およびリンパ組織により構成されています。

生理的には空気が存在しない縦隔内に、空気が入り込んだ状態が縦隔気腫です。かつては縦隔内に炭酸ガス(酸素)を注入して腫瘍を造影する検査が行われたこともあります。

発症の原因

縦隔の空気の由来は、頸部(咽頭、喉頭)、気管から肺門までの気管支、食道、肺組織、後腹膜腔からの場合もあります。青年期~壮年期に好発し、壮年期以降はまれです。何らかの原因による肺胞内の圧力の上昇や肺胞隔壁の炎症、線維化により肺胞を形成している肺胞隔壁の構造が破壊されることがあります。

この結果、空気が肺胞隔壁に流入し、続いて肺の周りを覆っている胸膜の下へと到達します。さらに空気は気管支に沿って縦隔内に到達して、縦隔気腫を起こします。

原因疾患

新生児では、出生時、人工蘇生、人工呼吸、小児期では、呼吸器感染症、喘息など肺胞内の圧力上昇に起因するものが多いです。成人では喘息発作時や前述したように肺胞壁に炎症や線維化を起こす間質性肺炎という状態を起こしている場合に縦隔気腫を発症することがあります。

基礎疾患を持たずに発症する特発性縦隔気腫は、何らかの原因により肺胞内圧の急激な上昇により肺胞壁が破れることで発症します。痩せ型の体型に多いとされ、先天的な要因が影響していると考えられています。胸部外傷により気管・気管支に断裂が生じたときには大量の空気が縦隔に流入して、高度の縦隔気腫を起こす場合もあります。

症状

自覚症状としては、胸痛、胸部不快感と呼吸困難が多いです。激しい咳嗽発作に引き続き、胸痛、背部痛、咽喉頭部痛、頸部痛を生じます。圧迫感、胸内苦悶、嚥下障害などが起こることがあります。

強度になれば、循環器系の障害も加わります。特に乳幼児では、胸郭外への空気の漏出の障害により空気が縦隔内にとどまり、縦隔内圧の上昇をきたし、静脈還流の障害、心拍出量の低下、循環不全を呈することがあります。

検査・診断

胸部レントゲン検査では、軽度では変化を認めないこともありますが、縦隔の拡大や上縦隔、心臓辺縁に空気層が認められます。胸部CT検査では縦隔内に空気を認めることがあります。CT検査は胸部X線検査ではっきりしない場合でも、気腫の広がりが明らかになり、基礎疾患の検討のためにも必須の検査といえます。

治療

原因疾患と重症度により治療が異なります。縦隔内の空気は増量しなければ数日で吸収されるため、空気の貯留が少ない場合は治療の必要はありません。

特発性縦隔気腫は安静のみで治癒するものが多いです。呼吸困難、胸痛の強い場合は、対症療法を行いながら、原因疾患の治療を行います。咳に対して鎮咳薬と不快、不安に対する鎮静薬投与が行われる場合もあります。縦隔気腫に伴う静脈還流障害を認める場合は、皮膚に切開を行って縦隔内の空気を排出するドレナージ治療を行います。

 

この不正確なメモに基づいて。(´・ω・`)


 



1月25日(金)

AM8:00頃。

昨夜から寝てるのか起きてるのか解らず。夜勤の看護師さんが出たり入ったりで。ガラガラ、ピシャ。


こいつも五月蠅く。点滴がなくなると”ピッピッーピッピッー”って。

テルモの輸液ポンプ。コンセントに繋いでないと役に立たない。

バッテリーが切れると怒った様に音を立てる。ピィーーーーーーーーーー。

しかも重い。売店に行くと邪魔。重病人みたいに見える。ただ皆、通路を開けてくれる。

計画的に輸液を落とす。こいつがなければ、故意に点滴を速める事ができるのに。


流石に脱水症状だけあって幾ら点滴を打っても”おしっこ”が余りでない。どんだけ吸収するんだ。(´・ω・`)

看護士さんが治療計画を持ってきた。絶食・安静。

安静とは?


「ベットから降りないで」


って事で、ポータブルトイレをベットの隣に。早い話が動くな!って事か!

そして”尿瓶”も用意された。

(´・ω・`)もう一層の事、おちんちんカテーテルでも。




定期的に検温・血圧など。微熱あり。そして主治医が病室に。

炎症を起こしてる。白血球数がかなり高めで安静治療が必要と。2・3日様子を見て検査。

容態が安定しないのなら「外科的」治療が必要との話。

ただ糖尿病の為・・・・・・・・・・

「縦隔から空気が漏れてる」「空気が???(´・ω・`)・・・???」

俺は風船かよーw 胃腸炎だけだと思ったのに。あらぬ病気を見つけなくとも。


 



PM1:00頃。

自動血圧計排除。そして一般病棟に。「ベットに寝たままで移動します。そのままで!」ガラガラ。ガァン。



「調子はいかがですか?」「最悪です(´・ω・`)」「血糖値は1日4回測りますね」「はい(´・ω・`)」

そして”低血糖祭り”が始まった。点滴1袋のカロリーは”150kcal”。1日4袋で600kcal。

しかもインスリンが混入され、栄養もへったくりもありゃしない。


「血糖を測りますね」ピッー。

「58(mg/dl)ですね。ちょっと低いですね。低血糖の自覚ありますか?」

「いえ(´・ω・`)横になってるので。」

「もし調子が悪かったらナースコールで呼んでくださいね」

「はい・・・(´・ω・`)」


絶食なのに。点滴だけが生命線。24時間の点滴だけが。1日2000㏄の「ソルデム」




時々、冷や汗・手の震え。ナースコール。ぽちっ。

「どうされました?」「すみません、ちょい(´・ω・`)」「はい、すぐ参ります」


 

ラインの継ぎ目から「ブドウ糖10㎎」挿入。

「痛くないですか?」「いえ(´・ω・`)問題ないかと」

輸液でないため、血管痛が起きるらしい。

そして1時間後に血糖測定。80(mg/dl)~100(mg/dl)前後に回復。 


この繰り返し約2日間。(´・ω・`)・・・身も心もボロボロ。しかも24時間。


同室の高齢者は病院食を3食。ぱくぱく食ってやがる。

後期高齢者なのに。後期高齢者なのに。※一番若いのが”俺36歳”。次に若いのが67歳らしい。



こんな輩なのに。

俺は点滴のみ。絶食。しかも絶対的安静。辛い。


1月26日(土)

吐き気・みぞおちの痛み、薄れる。依然絶食。

パートの由香さん、当事務所の首席事務官。子供たちを連れて見舞いに。付録で旦那付き。

「心配で・・・」「でしょうね(´・ω・`)」

可愛い”糞餓鬼2匹”燥ぐ。五月蠅いので「旦那と糞餓鬼2匹」1階のコンビニに追放。

仕事打ち合わせ・段取り。


限度額適用認定証を市役所に申請してほしいと。2年前に申請したが、もう期限切れ。

 



「限度額適用認定証」

こんなやつ。


「限度額適用認定証」

治療費・入院費用が高額になっても、その月の費用167,400円以上は支払わなくとも良いと言うもの。

※食事療養費・差額ベッド代を除く。詳細は各行政機関に。

自営業者の人は市役所の国民健康保険課に申請してください。即日交付してもらえます。

サラリーマンの方は各事業所の総務課にお尋ねください。代理人が申請する場合は委任状等が必要になります。

「ごめん、由香さん。限度額適用認定証の手続きしてもらえる?(´・ω・`)うん。前回の分が切れてるみたいで」

「はい、いいですよ。それよか体調はどうです?」

「なんとか生きてる(´・ω・`)」

 


1月27日(日)

PM0:00頃。

妹来る。部屋の掃除と冷蔵庫の処理を済ませたと。感謝。

「お兄ちゃん、腐った干物みたい!」

「(´・ω・`)5日間風呂にも入ってないし、シャワーにも」「あのさー水のいらないシャンプーしてくれ」

取り敢えず頭髪・体を少し清潔に。なにせ安静なので入浴禁止。体力を使うから。売店にも出禁。

「病院食まだでないの?」「うん(´・ω・`)まだお腹痛いし。食欲もない。ただ水分はOK」

2時間ほど病室に。「じゃー友達と。病院に書類出しておいたから」

「おっ!さんきゅー(´・ω・`)」


1月28日(月)

AM10:00頃。血液検査。CT検査に。数値も改善。外科的治療もいらないと。

昼から絶食解除。(´・ω・`)おっ!



重湯でも飲み込んだら食道の入り口が痛い(´;ω;`) ズッキーンって・・・

看護士さん「ゆっくり噛んで食べてね!」

何を嚙むのか?ラーメンでも飲み込むのに。


 


 

そして2月1日に無事退院しました。(´・ω・`)


こんな感じかな~(´,,・ω・,,`)おれ


 

結局、急性胃腸炎の原因は不明。膵炎によるものでもない。

ただ、なんらかの原因で急性胃腸炎。


①嘔吐 → 脱水症 → 腎機能障害

②嘔吐 → 食道損傷 → 縦隔気腫

 

ではないか?と主治医。(´・ω・`) 


若しくは、


糖尿病の「シックデイ」の影響かも。



全国2050万人の糖尿病患者さん及びその予備群さん、お気を付けくださいね(´・ω・`)


また更新します。皆様もご自愛ください。

 

 

 

今日は節分。ただ、もう大概にしろ!



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