たすくの空中散歩

千葉県我孫子「石臼と麦」店主、相澤たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

振り返り日記(1/1~30)

2011年02月02日 21時14分43秒 | 一喜一憂

(1/1)
今年は実家で母に教わりながら一緒におせちをつくりました。
美味しすぎて2日にして食べつくしてしまいました。黒豆やばい!!

こんなに落ち着いたお正月を過ごせたのも何年かぶりです。

(1/2)
近くのお寺に護摩(ごま)焚きというのに行ってきました。
車の免許を取っているので、交通安全祈願をしてもらいました。
終わった後に甘酒と煮玉子を食べられます。馬の耳に念仏?花より何とやら。


(1/8)
干し大根できました!


(1/8)
小学生の頃、お母さんを早くに亡くしてしまった、タクちゃんという子が転入してきました。
タクちゃんはとても変わった子で、きり絵が天才的に上手でした。
そのタクちゃんが、ある日土器をたくさん拾って教室に持ってきました。
まだまだたくさん落ちているというので、先生も一緒にクラスのみんなで神社の裏に土器拾いに行くことになりました。

僕の記憶ではほんとに「拾い」というくらいにそこらじゅうに落ちていて、掘ればもっと出てきました。

そうやって集めた土器を庭の手洗い場の下に埋めました。
何十年もしてほんとの土器の発掘みたいに出てきたら楽しいだろうな、と考えたのかもしれません。

と、あの日の記憶はほんとだったのか?
確かめるためにずっと使っていない庭の手洗い場をどけて掘ってみました!


出てきた!!夢じゃなかったんだ!!
写真では分かりにくいですが、植木鉢の破片ではないんですよ(^_^;)

土器を拾ってたころは気づきませんでしたが、我孫子には古墳がたくさんあります。

我孫子がいつから我孫子になったのかは分かりませんが、利根川と手賀沼に囲まれたこの土地は大昔の人にとっても居心地の良い場所だったようです。

最近とある日本の古文書を読んでいるのですが、それが、誰がどこの新田開発をした、とか、誰が農業技術をいかに向上させたとか、もう3分の2は農業の話しで笑ってしまいます。

人間の暮らしぶりは表面的にはいろいろ変わったかもしれませんが、こと農業に関しては縄文や弥生の時代から何にも変わっていないようです。

自分が今、太古の人々と同じ場所で同じように農業をやって暮らしているのだと思うと感慨深いものがあります。

土器を見ていると、何千年という時の流れも同じ一瞬の中にあるかのような気になります。


(1/12)
秋に一度収穫してから、ずっと音沙汰なかったしいたけ栽培キットに2本だけ生えてきました!気温が低いうちは菌が繁殖しにくいそうです。きのこってどうしてこんなにかわいいのでしょう?


(1/15)
我が家御用達の近くの農産物直売所「わくわく広場」にとても興味をひかれるお餅のシリーズが売っていました。
「古代米」「よもぎ」「玄米」「あわ」と「きび」といろいろあって、それぞれとっても美味しいです!三楽製菓いい仕事してます!

『三楽製菓』ホームページhttp://park1.wakwak.com/~omochi/index.htm


(1/15)
市営の工房に迷い込んできたメジロを父が捕まえました。
野鳥を握れるなんて滅多にない!?羨ましい…。(その後ちゃんと野に放ちました)


(1/16)
朝玄関を開けたらびっくり!雪景色!




そんな中、日本最大規模の骨董市、世田谷ぼろ市に行ってきました!
早朝に行ったので最初はこんなにまばらな人だったのですが…

 
そのうちあっというまに歩くのも大変なほどの人だかりになりました!


着物を2着ほど買いました!すんごく気に入ってます。*散らかった部屋で撮ったので、写真加工してあります。
それにしても、風が強くて冷たくて、今冬一番の寒さを体験しました!


(1/25)
前々から作りたかったカンカラ三線を作りはじめました。
もともとは、終戦後の物不足のなかでも唄を忘れなかった沖縄の人達が、ありあわせのもので三線を作ったのがはじまりだそうです。


(1/26)
憧れてた西新宿のカレー屋さんに行ったついでに、都庁の展望台に上ってみました!
なんだかよく出来たジオラマみたいでした。


と、一月を振り返ってみて分かるように、すでに畑はな~んにもすることがありません。
雑草すら枯れてゆく、これが冬なんだなーと身を持って体験しました。

そして、今日は旧暦大晦日。

もうすぐ春がやってきます!!


コメント
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