たすくの空中散歩

七草店主、相沢たすくの農作業や工作や
日々の一喜一憂を記録していきます。

七草セルフリフォーム日記18~DKのペンキ塗り

2020年09月25日 19時04分42秒 | 一喜一憂
前回

しっくい塗りと同時進行で、となりのダイニングキッチンのペンキ塗り作業に取り掛かります。


これが元の状態。


画像右上、横の壁に、途中まで塗料を塗った後があります。
元の持ち主さんが自分で塗って、途中でペンキが足りなくなったものでしょうか?
DKの他の部分と、一階の階段下のスペースの壁までこの塗料で塗られており、できれば、同じ塗料で続きを塗って、すでに塗ってある部分はそのまま使いたい所存。


奥さん1階で、壁の棚を外したり、コード類や金具外したり→パテで穴埋め。


アンテナや電話線のコードやら、それを固定している金具やら、家じゅうでものすごい数外しました。

マスキングテープを張っていくと、取り付けてあるものがいろいろじゃまに。
結局換気扇も外すことに。

古い換気扇って、油まみれで半端なく汚れているので、見ないふりして後回しにしたくなる作業…。無の心で挑むべし!
カバーは取れたけど、羽の外し方がわからない。ええい!本体ごと外しました。

本体のはまっていた木枠も、油まみれだったので外します。
それにしてもあきらかオーバースペックな極太の釘で固定されている…。
ここをそんなに頑丈にしてどうするんだ?


えらい苦労したけどなんとか外れました。ダクトも自分で交換できそうです。


キッチンのレイアウトを考え、新しく取り付ける換気扇のサイズを合わせてみる。
浅型タイプのレンジフードが、「ここに設置しなさい」的なぴったり収まり感!!なんとかなりそう!!


前の加工所のリフォームでは、元の天井に汚れもそのまま上塗りしたら、後から塗料が剥がれてきてしまったので、洗剤で拭き掃除して、なるべく油を拭き取ります。
さらに…


カチオンシーラー。アクドメール的な、下地強化剤です。
天井や、壁に下塗りします。
天井塗りは、ベニヤを上張りしてから塗る方法もあって、業者リフォームではそちらが普通のようですが(当然その方がきれいになる)、コストと、労力を考えて、直塗りにしました。


天井は、白の水性塗料で。


天井をローラーで塗ります。さすがに経験ありだとスムーズ。やりはじめるとコツを思い出しました。
翌日の二度塗りでは塗料がギリギリで、ちょっと薄塗りになってしまいました。


↑天井ローラー塗りの画像がなかったので、前の加工所リフォーム時のもの。記事はこちら→2013年5月の振り返り日記~セルフリフォーム大作戦その1

問題の壁塗料探し。この物件、歩いて数分のところにホームセンターがあるのですが、ひょっとして、この壁に使った塗料、そこにあるのではないだろうか?

あった!ありました!まさに同じようにデコボコになるペンキが!きっとこれに間違いない!
ただし、色が白とアイボリーがある。う~ん、どちらともいえない。仕方がないので、両方買ってみて、壁と見比べてみて、違う方は使わずに返品することに。
でも、家に帰って見比べてみると…なんかどちらも違うような?とりあえず白で塗りはじめてみることに。
ふと、缶の説明書きに目をやると…あれ?


「凸凹専用ローラーを使用」?でもそんなもの、塗料を売っていたホームセンターには売っていない。
電話でメーカーに問い合わせてみると、やはり専用ローラーじゃないとデコボコに塗れないらしい。仕方ないので、少し離れたホームセンターへ。


おおっあった!!けど、千円以上もした…。



いよいよ塗ってみることに。なんか、ものすごく粘りがあって、壁に塗っても全然伸びない。
そして外壁用の塗料なので、ものすごく臭い!!

塗りづらく、臭く、塗れる面積も少ない。さらに耐候性のある塗料なので高いときた。
そして…やっぱり途中まで塗ってあった塗料と違う…
なんてこった。すべては仕組まれたワナだった。神様のしてやったり顔が目に浮かぶ。
一体これはどうしたものか…途方にくれたその刹那、下で奥さんが同じ塗料で塗り始めていたのを思い出しました。
「や・ば・い」


階段下スペースがポップアート風に!!


妻は色の違いなどに臆することもなく、ガンガン傷の修正箇所を塗り進めていました…

これにて、塗る必要が無いと思われた、広大な壁面も、この高くて塗りづらくて臭い塗料で、まさかのオール塗りなおし?
必要な塗料の量は?かかる費用は?日数は?
混乱と焦燥。空転する脳みそは何も答えを出さないまま、とりあえず開けた分の塗料を塗り切りました。

その日からいい方法を思いつかずに、ひとまず和室のしっくい塗りを何日か。そういえば、風邪ひいたのもこのタイミングだったんですね。後から客観的にみると納得のタイミング。


家の勉強をしておきながら、リフォームの勉強をしてなかったので、関係書籍を図書館で大量に借りてきました。
電動工具の使い方とかも基礎から学びなおします。


これといった名案が思いつかないまま、凸凹塗料と、天井を塗るのに使った水性塗料を混ぜて使うという苦肉の策。
すると…


なんてこった!!あの濃厚凸凹塗料が、機能性はそのままに、程よい粘度になってめちゃくちゃ塗りやすくなった!!この方法イケる!!


その後の塗り作業は非常にスムーズに!無事、DKの壁塗り終了!
なんとかなってよかったー!!

後日、一階~階段スペースも、奥さんが水性塗料でささっと塗ってくれて、もとのグレーがかった色から真っ白になって、まるでライトの明るさを変えたかのように、とても明るくなりました。結果オーライです!


12月29日。ついにマスキングはがし!


このマスキングテープをはがすときの…


スパっとキワのラインがきれいに表れる瞬間がたまりません。
地味で時間のかかるマスキング作業からの労力が、ついに報われる瞬間。


キワはカッターで一切りしておくことで、塗料が一緒に剥がれるのを防ぎます。




綺麗になったー!!


<重ね塗りの意味>

何度か様々な塗り作業をやっていくうちに、塗りの仕上がりは下地次第だということがわかってきました。

下地が滑らかで綺麗なら、塗装も楽に進むし、適当にやっても綺麗に仕上がります。
逆に、下地が荒れていたり、汚れていたり、水を吸う素材だったりすると、塗るのは大変。
どんなに丁寧にやっても綺麗には塗れなくなります。

なので、塗料とは、最終仕上げのための下地調整剤でもあり、
塗装とは、繰り返される下地づくりなのだな~と思いました。


続く…

七草セルフリフォーム日記 目次

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<2階DK+階段の塗装にかかった費用>

【材料費】

外壁用シリコン塗料 4㎏ 5478円
多用途水性塗料 1.6L×3(4103円×3)
カチオンシーラー 3883円

小計 21,670円

【道具類】

刷毛いろいろ 1137円
ローラー 2個セット 448円
ローラーハンドル 580円
養生テープ 1162円
マスキングテープ 426円
凸凹塗装用ローラー 1304円

小計  5057円

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合計  26,727円


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七草セルフリフォーム日記17~和室のしっくい塗り②

2020年09月04日 19時02分22秒 | 一喜一憂
前回


もうひと部屋ある和室を塗り始める前に、いろいろやりっぱなしだった箇所の補修からです。
壁の構造を見るために開けた穴は…


木を切って埋め込みました。


二階の梁の補修をしてそのままだった床を元に戻します。


高さ合わせの板を敷いて


杉板を打ち直していきます。


補強の金具を付けるのを忘れてました…!


補強用の柱を付けて、畳がそのままでは入らなくなったので…



厚み分カットしてみます。


ほつれたりしないんだろうか?心配だったので、薄めた木工ボンドを切り口に塗っておきました。


これで元通り。


塗り作業にはいります。
実はここの天井、中央が落ちていて、果たして直せるものなのか?どう直したらよいのものか懸案事項だったのですが、
天井裏に入って→下地の木があるとこを探して→下からビス止め、で無事直りました。


今回は、先にアク止め液を塗ってみました。
表面に膜を作って、アクのシミ出しを防ぐらしいです。それこそ薄い糊みたいな感じ?
前回、お試しの時には大丈夫だったのに、本番になったらアクが出てきて、三度塗りする頃には出なくなったのですが、念のため。


塗った後の状態。テカテカしてます。


砂壁(京壁?)もこのように、表面がビニールみたいになって、砂壁に水分が吸い込まれず塗りやすくなりました。


「うま~くぬれ~る僕もぬりた~い!!」
三歳の息子もしっくい塗りに興味津々。
一緒に作業です。
ペンキと違って手でぺたぺたやってもいいし、乾いたらパラパラけずれるし、塗り間違いなどにも神経質になる必要がないので、子供とも一緒に楽しめます。
ただし、しっくいは強アルカリ性なので、手袋をして、目にはいったりしたらすぐに洗い流すよう注意が必要です。


だいぶ塗れました。
天井がアクドメールでテカテカ!


天井塗り用に、一階で解体した丈夫な棚板で足場をつくりました。
この時、私は息子から風邪をうつされて体調不良気味。ただでさえ疲れがたまってヘロヘロななかでの地獄の天井塗り作業…。
しかも天井に必要なしっくいの量が予想以上で、しっくいが足りない!!何度も買い足すはめに…さすがにこの消費量となると「うま~くヌレール」では予算がきびしい…

そこで…


自分で練るタイプのしっくいを購入してみました。
これだと、ダントツ比べ物にならないくらいコスパがよくなります。
というか、クロスやペンキなど、あらゆる壁の仕上げ材の中でも費用対効果で考えたら抜群なのでは!?
(サトイモは、一緒に送られてきたわけじゃなくって、大きさの比較にしようと、そこにあったものを置いたものと思われます)

どのくらいダントツに違うかというと…

うま~くヌレールが、最安で購入した12800円/18kgで計算したとして…「711円/kg」。

大和しっくいが、1袋で練りしっくい32kg分(粉しっくい20kg+水12リットルで計算)で3300円なので…
な、なんと「103円/kg」という信じがたいほどのコストパフォーマンス!!

もちろん練るのは大変ですが、その大変さを差し引いたとしても、この値段差には代えられない!!
まあ、もし和室二部屋分を自分達で練っていたら、この何倍も時間がかかっていて間違いなく死んでいたことでしょう。今回はうま~くヌレールで統一しておいてよかったと思います。
そして、手軽に日本の伝統壁材に入門できて、その良さを知ることのできる練り済みしっくいの存在は、やっぱり素晴らしいと思います。

練り済み商品でしっくいの感覚をつかんできたら、「セルフ練り」もぜひ挑戦してみてください。

簡単に塗れて、見た目にもかっこいい上に、消臭、調湿、防音、防炎、ホルムアルデヒド吸着など様々な環境改善効果もあって、さらに安上がり(←ここ重要)とくれば、もう日本中しっくいで塗りつぶしてしまいたい!!

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<珪藻土とどう違うの?どっちがいいの?>

ちなみに、おなじようなものに珪藻土があります。私もしっくいとの違いがよくわからずに、どちらにすべきか迷ったのですが、今回改めて調べてみても、つまるところ見た目と効果は同じようなもので、どうやら珪藻の化石を主原料とした珪藻土の方が特殊で、産地が限られている貴重品。対するしっくいは石灰を主原料としており、日本じゅうどこにでもあって手に入りやすい。ということでなんとなくしっくいを選びました。

参考までに、漆喰と珪藻土の両方の商品を扱っているサイトです→漆喰通販 ロハスウォール

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12月30日。ようやく天井塗りも終わり、2階和室のしっくい塗り終了。
同時進行でキッチンも塗ってたり、リフォームの業者さんとのやりとりや鍵当番もあったり、風邪気味の中無理にやってたので、いろいろの疲れが一気にきて、息子の待つ実家に着くなりばったり。

柱の補修もうまくいき、風呂のリフォーム、壁塗りなど、住めるかどうかも怪しかった新居が、いろいろ「一安心」な気持ちで頬を自然に伝うものが。

開けた2020年元旦。
毎年まんじゅう売りでお世話になっている神社にご挨拶とお参りを済ませ
ずっとやりたかったことをやりに現場(新居)へ。


「大和しっくい」を開封して


粉からしっくりづくり。
ヌレールとの比較などは後程。


部屋の一角に厚めにぺたぺたして…


家族で記念の手形を取りました。
今年も一年、良い年でありますように。

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<実際にしっくいの部屋に暮らしてみて>

・最初は真っ白で綺麗だけど、汚れやすいのでは?と、特に息子に汚されないかと心配していたのですが…
実際のところ、なんというか、ほんとにすごく汚れにくいのです。
(そういう目で改めて世の中のしっくい壁の蔵とか民家とか見てみると、外壁でさえ白いままです!)
なぜ?表面がさらっとしているから?手垢もつかないし、とにかく普通に暮らしている範囲では、汚れの心配は不要だと思います。もちろん静電気が起きないので、ホコリはつきません!(だからか!?)

・大きめの地震が来た後、「あれ?」ふと気が付くと壁に小さなヒビが!
そういえば、前に住んでいた祖父の家のしっくい壁もいろんなところにヒビが入っていました。そういうものだと思っておいた方がよいかと思います。ちなみに今回確認したらまた増えてる気がするのですが、これを書くまで気づかずに忘れていたような小さなヒビです。もし気になるようなら、軽く上塗りするだけで直せると思います。

・未だに、寝っ転がって天井を見上げるたびに嬉しくなります。綺麗に塗れているから、というよりはむしろデコボコでへたっぴーだから、です。
塗っていた当時は、「あ~あ、思うように塗れなかったな~、でこぼこになっちゃたな~」とがっかりしていたのですが、時が経てば、すべては思い出、笑い話です。
むしろ、そのでこぼこにこそ、当時のしんどかった思いが刻まれており、感慨もひとしおです。

はっきり言って、しっくい、大満足です。最高です。


2020年8月現在の写真。

続く…

七草セルフリフォーム日記18~DKのペンキ塗り
七草セルフリフォーム日記 目次

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<2階しっくい塗りにかかった費用>

【材料費】

うま~くヌレール(白) 5kg  ×2 (4378円×2)
           18kg ×3 (12800+14058+14080円 ※いろんなところで買ったため)
アクドメール 1kg ×2 (1628+1072円 ※上に同じく)

(大和しっくいは、手形のみの使用なので、次回へ持ち越します)

小計 52,394円

【道具類】

プラスチック製仕上げコテ ×2 1240+1243円
うま~くヌレール コテ台 2024円
うま~くヌレール 目地テープ 1580円×2
隅塗り用ヘラセット 327円
養生テープ代 835円
マスキングテープ代 1088円
マスカー(養生ビニール付マスキングテープ)代 162円
養生シート 1298円
ゴム手袋 140円×2

小計 11,657円

ーーーーーー
合計 64,051円 

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七草セルフリフォーム日記16~和室のしっくい塗り①

2020年08月28日 21時02分33秒 | 一喜一憂
前回


私が1階の柱を直している間、2階では奥さんが和室の壁の漆喰塗り作業に取り掛かります。


DIYの壁塗りではおなじみ?「うま~くヌレール」。
開封したら軽くこねて塗るだけ!面倒な漆喰の練り作業なしに、誰にでも簡単に漆喰DIYできます。


オタマなどですくって


専用のコテ台に出し


ヘラで軽くコネコネすると、柔らかくなります。
固めのホイップクリームみたいな感じです。


端からぬります。端やスミは、ヌレール純正の直角のヘラでやるとやりやすいですが、慣れるとコテだけでもできるようになります。
塗り方に難しい理屈はなし!思いのままに好きなようにぬるだけ!
多少のでこぼこも味になるのが、気楽でとってもいいです!…なんて豪快に塗っている横で、奥さんは綺麗に塗ろうと、すごく丁寧に作業していきます。

今回のしっくい塗り作業で、人には向き不向きがあるのだな~とつくづく思いました。
私にはどんなに頑張って時間をかけても、奥さんのようにきれいには塗れませんでした。
その後、塗り作業は基本奥さんの担当に。


まずは、そのまま塗ってアクが出ないのか、天井に塗っても落ちてこないのか?のかお試しをして…


大丈夫そうなので、お次は天井の目地を埋めるために専用のテープをはります。


途中経過、いい感じ!
部屋に漆喰独特の匂いが立ち込めます。
ペンキのようなケミカルなにおいじゃなくって、海藻的なにおいでしょうか?私は清涼感があってわりと好きでしたが、苦手な人は苦手かもです。


一階の柱補修が終わったので、私も合流。
日をまたいで乾燥させて、それぞれ三度塗りします。
それにしても天井作業はホントにキツイ!!首やら腕やら変なとこが筋肉痛になります。


コテ台について
「こんなのただ板に取っ手がついてるだけじゃない?」
「いやいや、この微妙なヘリの角度とかがきっと大きな意味があるのでは?」
どうやら、ただ板に取っ手をつけただけでよさそうだったので、私の分はあり合わせの材料で自作しました。

ヘラに関しては、うま~くヌレール純正もあるのですが、一般左官用から好きに選んでも大丈夫です。

ステンレスのしなやかなもの、鋼のがっちりしたものとかいろいろあって戸惑いますが、固いものほど下塗り用で、柔らかいものは仕上げ用です。
知らずに仕上げ用のプラスチックのもので最初からやっていたらすぐにボロボロになってしまいました。

左官道具といっても、ホームセンターに行けば安くて良質のものから品ぞろえがあるので、最初は安いものからのお試しで良いかと思います。


真っ白で綺麗!!
とても部屋が明るくなりました!!

続く…

七草セルフリフォーム日記17~和室のしっくい塗り②

七草セルフリフォーム日記 目次





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七草セルフリフォーム日記 目次

2020年08月19日 17時37分26秒 | 一喜一憂
記事数が多いので、目次ページをつくりました。

『七草セルフリフォーム日記』

【プロローグ】
1:七草セルフリフォーム日記
2:全体のリフォーム&修繕プラン①
3:全体のリフォーム&修繕プラン②
4:全体のリフォーム&修繕プラン③

第一章:居住区

【2階 梁&柱補修編】
5:引き渡し→各部のチェック
6:床板を開けて考える
7:家を知る:参考文献集
8:新しい梁を入れる
9:壁面ヒビ補修+押し入れ解体
10:梁と補強柱の固定

【1階 柱補修編】
11:浮いてる柱補修
12:開かずの扉取り外し
13:柱の差し替え+セメント流し込み
14:補強柱を建てる
15:右側柱補修+大工さんとの交流

【2階 壁塗装編】
16:和室のしっくい塗り①
17:和室のしっくい塗り②
18:DKのペンキ塗り

【風呂+洗面所編】
19:Coming soon…

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2か月振りの脱穀~麦栽培の過去と未来

2020年08月15日 17時23分25秒 | 一喜一憂

6月頭に梅雨入りギリギリセーフで収穫した小麦ですが、その後あきれるくらい毎日雨が降り続け、一向に乾燥されないまま、2か月経ってようやく梅雨明け、「ゆきちから」と「ナンブコムギ」の脱穀ができました。その間仮ハウスにおだがけしっぱなしです。


↑陰干しではどんなに干してもパリパリにはならないことがわかりました。
穂だけ切って干しなおしです。


その後網の上で手作業で脱穀…。し、しんどい…。
(陽のあたるハウスでおだがけしていた「ゆきちから」の方は、そのまま脱穀機で脱穀できました。)

脱穀は、穂がしっかり乾燥してパリパリになっていないと、うまくいかないのです。
ちょうど「しけた煎餅」を思い浮かべていただくとイメージしやすいかと思います。
普通だと「バリバリ」って歯切れよく食べれるせんべいも、しけてしまうと、別もの?!ってくらい固くなって歯が立たなくなりますよね。
同じように、麦の穂もしけた状態だと、「ねばり」みたいのが出てしまって脱穀もその後の調整作業も全部効率が悪くなって、収量も落ちてしまうのです。

なので、脱穀には少なくとも2日間は連続でカラっと晴れてくれないと、なかなかきびしいのですが、それがなかったわけです…。
で、やってみてわかったのですが、2か月も干せない(=水分12%以下にできない)でいると、陽の当たるハウスでおだがけしていても虫(蛾)は湧きました。ひとたび虫食いができると、これまた選別作業の労力が何倍にもなってしまうのです…トホホ。

乾燥機なしにはなんとも「どうしようもない」状況です。
かといって市販の乾燥機のような、大型で高額で現役の農家さんたちが「次壊れたらもう更新できない」って言ってるようなものを導入するつもりはまるでありません。

なんとか昔ながらの方法で、どうにかならないものか…。

問題は乾燥のことだけでなく、昨今の異常気象のいろいろを踏まえて、来年以降の小麦栽培をどうするのか、大丈夫なのか?ということです。
うちはたまたまギリギリ収穫セーフでしたが、農家さんによっては、麦がカビてしまい、出荷できなかったという話も耳にしました。
振り返ってみて、あの年は最悪だったなーで済めばよいのですが、「観測史上初」を乱発してくるこのご時世。もし、来年の収穫が全損だった場合「想定外」では済まされません。

麦の収穫と梅雨が重なる日本で、乾燥機もビニールハウスもなかったころの、昔の農家さんたちはどうしてきたんだろう?

そうして探していると、「農業全書」なるものにたどり着きました。


江戸時代の初期(元禄十年=1688年)に書かれたものなのだそうですが、にも関わらず、江戸後期、どころか、明治時代にまで版を重ね、読み継がれてきた農業指南書の大ベストセラーなのだそうです。(岩波文庫版は、初版が昭和11年で、私のは昭和52年発行の第七刷でした。)

早速、読んでみると…う、う~ん、読めない…。

今は使わない漢字や言い回しだらけで、同じ日本語なのに、何が書いてあるかよくわからないのです。まいりました…。
これは腰を落ち着けて、古文書の読み方の勉強からはじめて解読していかねばならなそうです。

ただ、おおまかにはわかるので、麦の項目について読んでみると…。

どうやら、昔は「麦」というと「大麦」のことで、「小麦」はそれに次ぐポジションだったようなのです(そもそも大麦の「大」は、メインのとかの意味だそう)。
んで、調べてみると、それは世界的にもそうだったようで、今となっては信じられませんが、ヨーロッパでも、もともと主食のポジションには大麦がいて、それを補うような形での小麦だったようです。
粉にしなくてはうまく食べられない小麦、粒のままで食べられる大麦。
察するに小麦の普及と地位の向上には、人類の製粉技術の改良・発達が共にあったのではないかと思われます。

これを知って、自分の中ではとても腑に落ちるところがありました。
一つに、大麦は、「種まき→収穫」のサイクルが小麦より半月以上早いのです。
だから、日本においても、迫りくる梅雨におびえるほどの思いはしなくなるのではないかと思われます。

そして、大麦の方が小麦より野生に近いというか、雑草っぽいというか、とにかく生命力が強く、育ちやすいのです。

というわけで、なんとなくですが、今後は少しずつですが、大麦の食事への取り込み方、活用方法も研究していこうかなーと思っている次第です。
さて、どうなることやら。

つづく…?



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麦刈り2020ひとまずまとめ

2020年06月20日 19時39分25秒 | 一喜一憂

今年も麦刈りの季節がやってまいりました。
今年はうちの麦種から新たに麦栽培を始めた方が2組。
いつも孤独な闘いだったので、同じ境遇で同じように麦と向き合っている仲間がいる、というだけでなんだか心強い。麦刈りにも気合が入ります。
麦の成熟具合と、天気予報とをにらめっこして、6月1,2,3の三日間が勝負!と見て、麦刈りしました。

今年は、ポンコツの一条刈りバインダーを懲りずに調整に再チャレンジして、見事にばっちり動くようにしたので、バインダー+自作ハーベスタ(脱穀機)の組み合わせで、大変スムーズに!
バインダーの整備については、時間があれば別で掲載できればと思っています。


刈り取った麦は、脱穀して、風選別して、仮設のハウスで干します。ありあわせの材料でつくった超掘っ建てハウス!!
ハウスを建てるのももう回数を重ねてきて、いい意味で、ずいぶんと適当に建てられるようになりました。


農林61号(中力小麦)①


農林61号②

完全に夫婦二人だけでの作業でしたが、バインダーの結束も完ぺきだったために、三日間で農林61号すべてを収穫することができました。
記念すべき麦収穫10回目にして、間違いなくこれまでの麦刈りの中で最速、最高にスムーズ!
枯れ具合と天候の兼ね合いも、今年はぴったりうまくはまりました。

最終日は脱穀機の不調もあり、かなり無理くりでしたが、翌日から雨予報だったので、暗くなるまで頑張って、半ば強引に奇跡的に終わりました。

二人ともあまりしゃべらなくなるくらいヘトヘトのボロボロに…。
でも、これで明日は安心してゆっくり体を休ませられる!!


…と、あけた6月4日。
あれ?全然天気いいじゃん。
と、なれば成熟がベストタイミングなナンブコムギも刈り取ってしまいたい。
しょうがない、もうひと頑張りやるしかない!!

まあ、こっちは大した量じゃないし、脱穀をやらずに「おだ掛け」だけだから…
なんてはじめたてみたけど、ものすごい強風。というか突風なレベル。なんだこれ?
このまま雨になるとすると…いやな予感。


左から「ナンブコムギ(準強力)」「ゆきちから(強力)」「古代小麦」です。
こちらは試作、研究用の麦畑なので、少量ずつです。

古代小麦は今年はじめて栽培してみましたが、予想以上に成熟が遅く、穂が青いまま梅雨に突入しそうです。
やはり日本の環境には不向きなようですが、牛久で古代小麦をやっている方がいるので、お話を聴いてみたいです。


収穫したナンブコムギを、木陰に移築した方の仮設ハウスに運び込んで、洗濯物を干すやつ(家にあってじゃまだった)におだ掛け。
一気に運ぶ方法をいろいろ考案してみたのだが、とにかく強風の前にすべては打ち砕かれる。結局えっほえっほ手で普通に運び込む。

このままでは暴風雨になるだろうということで、急遽ハウスの妻面(出入口側の壁面)の雨の吹込み対策と、まだ途中だったハウスの補強を始める。
今までの経験では、台風が来るのは麦刈り後だったので油断していました。

ああ、それにしても、ほんとにこれからこのクタクタの体でハウスの補強やんなくちゃいけないの?神様無常ナリ。

強風のたびにきしむハウス。体は「そろそろ休みよこせー!!」と訴えているけど、このままあきらめる気にもなれない。

そうこうしているうちに、苦労してかけたおだが突風にあおられ倒れてしまった。
その時点で私の中で何かが音を立てて途切れました。
「了解。あきらめよう。」



なにが「明日は安心して休む」なのか、結局早朝から昼までガッツリ頑張ってしまった。
昼めしを食べて、もうばったり昼寝(ふて寝?)。

もう、すっかりあきらめの境地、涅槃に至ったのかと思いきや。
15時頃、外でパラパラと雨音が。すると体が勝手にがばっと起き上がった、どうやらまだやる気らしい。
小麦救出のために単身畑に向かう。

畑ではすでに雨脚が強くなってきていて、当然干してあった麦も濡れている。
まずは、広げて干してあった麦を回収。米袋に詰めなおす。

次に倒れたおだを立て直す。二人掛かりで立てたものを一人で直せるのか疑問だったが、やればできた。今度は倒れないように両側から補強。
未完だったハウスの妻面づくり。ありあわせの材料で、カットもなしで即席。これまた使い古しのハウスビニールを妻面に張って雨をしのぐ。
ハウスの補強。今までのハウス倒壊の原因は、アーチパイプなどの接続部からはずれる→ビニールを破いてドカン。だったので、縦方向と横方向に補強のパイプを通してトラス構造に。

嵐の中。レインコートはもう用をなさず、体はびしょ濡れ。こんな体力の時にこんな無理をすれば、そのあとの結果は経験上わかっているのだが仕方ない。全部お天道様の決めたことだ。

仕事の上手な人は、休むのが上手な人だと思うのです。
なんて、理屈ではわかっていても、休めないときはやっぱり休めないもんです。

結局、何も見えなくなる時間まで補強をやれるだけやって帰宅。顔の左半分がガンガン痛い。回収した麦を自宅の1階に広げてさっさと寝ました。




あけた翌日

ハウス2つも、おだも小麦も無事でした。
頑張ったかいがあった。


残った麦。古代麦の方は背がすごく高いので、だいぶ風に倒されてしまいました。このあと復活するのだろうか?


さらに3日後。その後も大雨に見舞われた畑に行ってみると、刈り残っていた麦へのダメージが予想以上でびっくりしました。


まだ無事な、通常の枯れたゆきちから(白い)


大雨+倒伏で、穂がカビてしまったゆきちから(黒い)
(麦は成熟後、雨に当たるたびに色が褐色→黒っぽくなり、品質も落ちていきます。)

わずか三日で、ここまで進行するとは、雨が特別ひどかったのか?なんなのか?
今年はまだ試作用なのでたいしたことないですが、今後かなり注意が必要です。


麦農家の悪夢「穂発芽」。
こうなってしまうと完全にアウトです。
発芽する時に小麦のでんぷんが消費されて変質するため、品質が著しく落ちます。処分するより他ありません。
これまでの栽培では、よっぽど長雨が続いたり、湿った状態で重ねていたり、などの特殊な条件でしか起きたことがなかったので、かなり衝撃でした。
気になって資料を読み返してみると、どうやら穂発芽は「長雨+高温」というよりかは、「長雨+低温」で起きるそうなのです。つまり、10月、11月に発芽する麦が、季節を勘違いしてしまうそうなのです。確かに、今回の大雨は毛布をしまったことを後悔するほど寒かったです。
そして、今年はじめて栽培した強力小麦「ゆきちから」は穂発芽耐性にやや難あり、となっていました。
今まで気にしてきませんでしが、品種の選定時に「穂発芽耐性」は、なるほどかなり重要であることがわかりました。
なにしろ、半年近く丁寧に育てても、一夜にして壊滅、ということがほんとうに起きうるのです。

穂発芽関連ページ→みんなの農業広場



無事だったゆきちからは掘っ建てハウスでおだ掛け。
はじめての自家強力小麦でいろいろ試作するのが楽しみです!!


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七草セルフリフォーム日記15~右側柱補修+大工さんとの交流

2020年06月06日 21時04分40秒 | 一喜一憂
前回


さて、一階柱補修も、残すところあと一本。
このままの勢いで一気に仕上げてしまいたいところですが、今日は、2階の浴室リフォームの下地づくりに大工さんが来る日。
本職の大工さんの目の前で素人作業をすることにナーバスに…今日も作業をするべきか、今日は大人しくしているべきか…
疲れ切った頭でぐるぐる考えながら…


体はすでに柱を真っ二つに。なるようになるさ。


と、大工さん到着。「えっ?何?自分でやってるの!!?」
お叱り覚悟で恐縮していると、補修の終わった柱をながめてニコニコニヤニヤ。
(あれ?ひょっとして、怒っていない?)
後でわかったのですが、この日来たベテラン大工のSさん。とにかく次世代を応援したくてしょうがない「頑張る若者大好き大工さん」だったようで、私の修復作業に大変興味を持っていただきました。

今までの私の柱補修は、方法としておおむね正解だったようで、お褒めの言葉をいただきました。
(ジャッキUPの柱とジャッキの間に金属をかませてなかったこと以外は↑写真右ジャッキが修正後)
大工さんからの客観的な評価をいただいたおかげで自信が付き、自己満足以上のものになりました。

その後もSさん、忙しい作業中にも関わらず、度々気にかけていただき、「ノコギリの種類は…」「カンナの刃の調整は…」「外壁の作り方は…」と、たくさんのアドバイスをしてくださいました。


この家で一体何本の釘を抜いたことだろうか?だいぶ修行を積ませてもらったおかげでコツをつかんできました。
まずタガネなどで隙間をつくり…


バールの釘抜きでえいやっ!!

楽勝楽勝!と浮かれつつ、変な場所にあって抜けない釘にてこずっているとSさんが来て、「ああ、こんなのこうだよ」と、あらよっと抜いていってしまいました。
なんの手品か!?プロの圧倒的技術力を目の当たりにして唖然。


苦労してたくさんの釘を抜いたけど、最後のはめ込んであるところがまだ抜けない。
Sさんがデカい穴径のドリルビット貸してくださって、下からドリルでボコボコ穴開けてみてもダメ。
どうやら、この部分、鉄骨部分をへこませて固定している様子。
最後にバールをへこんでるところに無理やり打ち込んだら木が割れてきて…






とれたーーー!!!
あまりのうれしさに、思わず2階で作業しているSさんに「先生!抜けましたー!!」とご報告しに行ってしまいました。
そしたら、先生、抜けた木を見てクンクン「ほら、これは自然乾燥の木だからまだ生きてるんだよ」と、そこから材木の乾燥の仕方(KD材とAD材)の話になって、
いろいろ「木と家づくり」のお話になって、人の暮らしの移り変わりの中、家づくりの歴史の移り変わりを現場で体感してきた大工さんからの貴重なお話をきけました。
それについては、できれば別で是非掲載したいです。


取り除いた柱の足元、またセメントを流そうと思ったので、近くのホームセンターに見に行くと、
前に使った「勝手に水平になるセメント」は売ってなかったので、セメントの選び方について先生にご相談。
前回私が使ったセメントは特殊な部類で、高価なものらしい。
家とか建てる時でも、先に必要な量より少なく普通のセメントを流し込んでおいて、その上に「勝手に水平になる(なんとか)セメント」を流し込むらしいです。
なるほどなるほどー。
「そんないいやつ使わなくったって、固まりそうになるころに基礎石置いて自分で水平にすれば大丈夫だよ」
とのこと、イマイチ自信はなかったのだが、先生にそこまで言われては挑戦するしかない。


と、いうわけで今回はこれで。少しでも作業を早く進めたいと、はやる気持ちで選んだ「速乾タイプ」だったのですが…


想像以上に速乾すぎて、「あ、手袋忘れた」なんつって取りに行っている間にもボウルの中で固まり始めてしまっていてめちゃくちゃ焦りました。
なんとかぎりぎり無事に完了。

「ほんとはもっともっといろいろ教えてあげたいんだけどさぁ。今は時間との闘いでさ。」
と、帰り際に、この家の一階の水平をレーザー隅出し器でマーカーをつけていってくださいました。
なんとも濃厚で、奇跡のように幸運な一日でした。


右側柱補修二日目。前回と同じくホゾを切って、柿渋+足元バーナー焼きで設置。さすがに前回よりスムーズ。


補強柱の足元、基礎石を置く部分のでこぼこをタガネで「ハツル」と…


ほんとに思いのほか簡単にきれいになります。
「どこか遠くの世界のすごく固いモノ」だったセメントが、自分で自由に作ったり削ったりできるものだとわかって、新鮮な驚き。


左側柱と同じく、カンナで磨いてボルト&ダボで固定、左側での反省がいろいろ生きて、かなりスムーズ。
息子との外食の約束に間に合うかどうかギリギリいっぱいいっぱい、なんとか作業終了!!


これにて最大の不安要素だった一階の柱補修が無事にひと段落しました。このあと、まだ残りの柱の補強などもする予定ですが、ひとまずはこれで、家が崩れたりする不安はなくなりました。
無事に終わって(この家に住めそうで)本当に本当に良かったです。

(一階柱補修編・完)

リフォームはまだまだつづく…

七草セルフリフォーム日記16~和室のしっくい塗り①

七草セルフリフォーム日記 目次

<一階柱補修にかかった費用>

【材料費】

ジャッキUP用角材: 杉KD 75×75×3000 1408円×2本
柱補強用角材: ヒノキAD 90×90×3000 1925円×2本
柱交換用角材: 杉KD 105×105×3000 2000円×2本
流し込み水平セメント 1.3kg 700円くらい? ※レシート紛失
超速乾セメント 1.0kg 536円
基礎石 49円×4個

小計 12,098円

【工具・道具】

4トン油圧ジャッキ 2482円×3本(実際使用したのは2本)
下げ振り 2066円

小計 9512円

ーーーーーー
合計 21,610円




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七草セルフリフォーム日記14~補強柱を建てる

2020年05月22日 22時25分04秒 | 一喜一憂
前回


前回、焦りと疲れとで、あんまり丁寧な仕事ができず、ホゾの精度も甘かったので、意を決して一度外して整え直しました。
ついでに柿渋塗りと、足元のバーナー焼きもできたので、結果オーライです。


補強用の柱を立てる場所の基礎石の水平出し。切り取った金属片を挟んだりして微調整。


補強柱の足元に3センチくらいの切った角材を仮置きして、下げ振りで垂直を取りながら、固定用のボルトの穴の位置を決めて、ロングビットであけていきます。


ボルトだけでは強度が不安なので、2階の柱と同じく24ミリの丸棒のダボを打ち込みました。


ダボの位置決めに新しい方法開発。
針金を打ち込んで、先に立てたほうの柱と合わせると…


無事にダボ位置がマーキングされました。


もとの材はでこぼこなので、カンナがけすると


素人の適当カンナでもつやつや輝きます。大変だけど、なかなか楽しい作業。


前回、柱の高さ(長さ)調整にかなり苦労したので、調整用の丸ノコ治具をつくりました。
これで、ミリ以下の調整もできるようになり、柱建てがとってもスムーズに!!


基礎石(ピンコロ)を置いて、カケヤではめ込み、ボルトで固定。無事に補強柱が立ったので、いよいよジャッキを外します。緊張の瞬間…「ギシ…」


無事に柱補修2本目完了しました!!

続く…

七草セルフリフォーム日記15~右側柱補修+大工さんとの交流

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七草セルフリフォーム日記13~柱の差し替え+セメント流し込み

2020年05月10日 22時34分43秒 | 一喜一憂

前回


古い柱を切り取って外します。
普通は柱をまず建てて、そこにいろいろなものを固定していくわけなので、柱にあらゆるものが紐づけされていて、外すのに、ものすごく苦労しました。


上の鉄骨に刺さっているところも外します。
こちらも当然ながら、後で外すことなど想定していないので、絶対に抜けないように、ものすごく頑丈に固定されていたので、外すのには一苦労でした。


柱を外したところの地面、なんとくぼんでいました!!!
たしかに柱が動かないという意味ではよいかもしれないけれど、
これでは雨漏りの水が柱の足元に溜まってしまうのは避けられなかったでしょう。
くぼみにセメントを流し込むことに。
はて、どれを買ったら?


ひとまずこちらを買ってみました。
放っておけば勝手に水平がとれるそうな。


水でこねて


流し込み


ビニールをかぶせてしばらく放置


おおっ固まった!


柱の基礎石を置いて水平を図ると…ばっちり!!
ちなみに、余ったセメントの処分に困りました。シンクに流すと、中で固まったりする恐れがあるので厳禁だそう。
仕方ないので、家の周りのコンクリが傷んだところに流し込んだり、それでも余ったので、家の裏のコンクリの上にどろろ~。
今思えばビニール袋にでもあけて、固まったものを処分すればよかったかもしれません。


鉄骨に突き刺さっていた部分の寸法を測って、新たにつくりなおします。


突き刺す都合上、柱をどこかで分割しなくてはなりません。
継ぎ目は気休め程度のホゾ加工をしました。


無事に柱の差し替えができました!!
次回、ここにもう一本補強用の柱を立てます。

続く…

七草セルフリフォーム日記14~補強柱を建てる

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七草セルフリフォーム日記12~開かずの扉取り外し

2020年04月27日 20時56分25秒 | 一喜一憂
前回


梁が下がって、びくとも動かなくなっていた旧店舗の開かずの扉を取り外します。
扉の両側、2本の柱の上の梁をジャッキで持ち上げると…


扉動いたーー!!この扉、2階の重量を支えるのに、一役も二役も買っていたものと思われます。


柱の補修のためにサッシを取り外します。ビスで止まっているだけなので、ここらへんのものは簡単に外せました。


手前側の柱の横のサッシを外すと、かなり傷んだ柱がでてきました。


扉を持ち上げて外そうとしても無理だったので、レールごと外すことに。
ネジがめちゃくちゃ固くって、頭をなめてしまいました。ディスクグラインダーで頭を削り落としたりしてなんとか外れました。


奥さんと二人掛かりで、なんとか扉が外れました。この扉、めちゃくちゃ重い!!

もう一方の柱まわりのサッシを取り外そうとしたのですが、地面に引っ掛かっていて外れない!
なにかコンクリートを削る、先の尖った鉄棒みたいなものはないだろうか?と、ホームセンターに行くと…


あった!ありました!まさにそんな状況にうってつけのものが!
「タガネ」と言うそうです。


カナヅチでコンコンやると、思いのほか簡単にコンクリートが削れて、無事に取り外せました。
この「タガネ」がなかなか万能で、今後もことあるごとに役立つことになります。


いろいろ取っ払って、柱丸裸!ずいぶんすっきりとしました。
しばらくはお店のシャッターが玄関扉の代わりです。

<買ってよかった便利道具シリーズ>


レーザー付きメジャー。
通常のメジャーに加えて、レーザー距離計がついています。
横のボタンをポチっとやると…


レーザーが照射されて、距離が表示される未来的道具。
天井や、すごく遠くなどの、メジャーでは測りづらい場面に大活躍!
リフォームの見積もりに来た業者さんが「最近はこんなのあって便利なんですよー、値段もそんなしないんですよ」って教えてくれて、買ってみました。
お値段3980円(中華製)!!ミリ単位までめちゃめちゃ正確じゃん!!って思う時と、あれ?どうしてそうなるの?って時があって、イマイチ信用できないので、目安的に使用。それでもあるととても便利です。


続く…

七草セルフリフォーム日記13~柱の差し替え+セメント流し込み

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