あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

旅行キャンセル

2017年09月29日 | 日記

 

「海外旅行、長時間飛行機に乗るのはもう嫌だ。でもタイなら行ってみたい」

という夫の希望で

10月13日~17日、「とことんこだわり魅惑のバンコク5日間」

の旅に参加する予定だった。

夫のパスポートを更新し、旅費も全額振り込んだ。

 

20日ほど前「2日目のアナンタ・サマーコム宮殿が改装工事の為

観光出来なくなったので、他の場所(場所名も書いてあった)に

変更させていただきます。

また10月13日はプミポン前国王が崩御された日なので

「前国王を偲ぶ日」になっており、禁酒日になる可能性があり、

その日はレストラン、コンビニなど

すべて酒類の販売が禁止となる可能性があります」という手紙が来た。

開放気分の旅行先でお酒が飲めないのは辛いなと思ったが

せっかく思い立ったのだからとキャンセルしなかった。

すると昨日また旅行社から手紙が来た。

「タイ国王国葬による観光地の変更のご案内」という見出しで

「王宮・エメラルド寺院観光につきまして2017年10月25~29日の

タイ国王の国葬に伴い10月1日~29日までの期間、一般入場禁止と

なることが急遽決定しました。キャンセルをご希望のお客様には

取消料は頂戴せず旅行代金全額を返金させていただきます」と

書かれていた。

メインとなる観光場所を2箇所行くことができず、

しかもお酒も飲めない。

あえて今行く必要はないのではないかと思っていたら

旅行社から電話あり。

「キャンセルが多いのではないですか?」と尋ねてみたら

「そうなんです。2箇所も行けず、お酒も飲めないという事で・・・」と

旅行社もこの日出発の旅行は中止したいという感じが

なんとなく受け取れた。

この企画は年内中は他にないとの事なので、延期ではなくキャンセル。

「微笑みの国」と言われるタイの国民性が好きだし歴史ある寺院や宮殿を

観てみたい。それが夫のタイに行きたい理由。

果たしていつの日か夫の希望のタイ旅行、叶う日が来るだろうか?

我が家にかつて2回ホームステイしたことがあるタイの女の子チャエ、

いつも笑顔の子だった。

いつしか音信が途絶えてしまったが、もう40歳になっているはず。

どうしているだろうか。結婚して子どもが生まれているかもしれないな。

タイの国民はみな国王が大好きで全幅の信頼を置いていると

あの頃チャエが言っていた。

タイ国王の国葬期間内の今回の旅行、差し控える判断は

賢明だったかもしれない。