あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

新大分駅

2012年03月23日 | 日記


JR日豊本線の高架化に伴い大分駅の新駅舎が開業したというので友達と行ってみた。都会に比べれば拍子抜けするほど小さな駅。(これから開発していく計画があるようだが・・・)しかし先週の土曜日(17日)に開業したばかりということもあって人であふれていた。丁度昼食時。食事ができそうなお店は数店しかなく長い人の列ができていた。もうあれが食べたいなど言って選んでいる場合ではない。一番列の短いところに並んで待った。
やっと番が来てお店の中へ。隣のテーブルに若いカップルが座っていた。もう食事が済んでいるのにのんびりと二人でしゃべっている。「外で多くの人が待ってるのに早く交代してあげればいいのに・・・」と内心思った。そのうち女性が「トイレに行ってくる」と言って出て行った。狭い店内、トイレはない。お店を出てトイレに行ったのだ。なかなか帰ってこない。しばらくしてやっと帰ってきた。すると今度は男性の方が「トイレに行く」と言って出て行った。またなかなか帰ってこない。その間、後から入った私と友人は食事が終わてしまった。私たちが席を立つ時もふたりはまだのんびり座って立つ気配なし。みんなが列を作って待っているということが分かっているはずなのに「周りのことをどうして考えないのだろう」と思った。

その帰り、用事で中学時代の同級生のKさんに会いに行った。Kさんは私たち同級生のまとめ役。いつも夢のある素敵な構想を企て着々と実行していく。奥さんがまた素晴らしい。私たち同級生のためにたくさん手作りのおまんじゅうなど作り差し入れたりしてくれる。いつぞやは鯛をたくさん焼いて一人一人に差し入れて下さったこともあった。
このご夫妻と話していて「ふたりの顔が澄んでいる!」と感じた。「どちらも童心を持っている!」と思った。「人のためではない自分が楽しいからする。自分の心が喜ぶことをしている」そういう姿勢がうかがえた。「労力を惜しまず人の役に立つようなことをし、しかし、それは自分が楽しいからすることなので、その見返りは何も求めていない」・・・このふたりはそういう人たちだと思った。お二人に良い『気』をいっぱい頂いた。
帰りの車の中、私の胸の中を爽やかな風が流れていることに気が付いた。心地よい風・・・。そのことを友達に告げたら友達も同感だといった。