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あざみの気まぐれ日記

備忘録のつもりで書いています。

あちこちへ

2014年10月23日 | 

夫とあちこち行った。

まず母の所へ。

昼食介助。母、食べる気があっても、思うように口を開けることができない様子。

匙ではなかなか口を開けない。

器を直接口に持って行き唇に当て

ペースト状の食べ物を幾分流し入れるようにすると食べてくれた。

「私は元々厳しい子だったでしょ。人に厳しく自分に甘いんだからね」と

言いながら母に食べさせた。

食べなくては日に日に体が弱ってしまう。

8~9割がた食べてくれたので少し安心した。

介護士さんが「今日は良く食べましたね」と言ってくれた。

 

帰りに同級生が作っている畑に行って、

無花果を数個頂戴した。(ごめんなさい)

とてもおいしい。

夫が「この苗が欲しい」と美味しさに感心していた。

畑は桜の木の間の草など刈られ色々な野菜も植えられ

同級生が休日ごとに集まって頑張っている様子が伺えた。

(↓シノグロッサム)

 

その後、大分市内の「ハンズマン」でブルーベリーの苗などいろいろ買い物。

いろいろ安く替えて夫、満足そう。

 

久しぶりに映画も観た。『蜩(ひぐらし)ノ記』。

役所広司・岡田准一・堀北真希さんなどが主演の映画。

岩手県などでロケされているようだが、話し言葉がかなり大分弁に近い。

「福岡に行く」などの設定も出てくる。

七島筵を編んでいる場面なども出てきた。

これは原作は大分県ではなかろうかと思いながら観た。

映画が終わって売店をふと見たら『蜩の記』の文庫本があった。

裏表紙に『豊後羽根(うね)藩』が舞台になっていると書かれていた。納得。

小泉堯史(たかし)監督の映画は『雨あがる』『阿弥陀堂だより』など観たがやはり素晴らしい。

 

充実した1日だった。

 

 


母に会いに・・・

2014年10月16日 | 

母に会いに行った。

行く途中、「白鹿山」にアサギマダラが来ていないか様子を見に行ってみた。

下草刈りをした山のあちこちにフジバカマの花が咲き誇っていた。

先日、同級生が、ここでアサギマダラ2頭見かけたとの事。

30~40分散策しながらアサギマダラの飛来を待ってみたが来なかった。

 

 

 

 

 

 

母の昼食介助の時間になったので、母の所へ・・・。

母、2~3日前から血尿が出ていて、対策を検討中と看護師さんより知らされた。

栗の渋皮煮をペースト状にしたものを持って行って許可を得て母に食べさせた。

母、「おいしい」と言って2~3口食べたが、後は目を閉じ、口を開けようとしなかった。

この頃、食べるのに時間がかかり、なかなか口を開けないとの事。

昼食も幾ら促しても口を開けない。

困り果てて介護の方に連絡。

「普段どのようにして食べさせているのですか?」と尋ねると

その方は「アイスノンを手や頬にちょっと当てて

目を覚まさせるようにしながらあげたりしてるんです」

と、ちょっときまり悪そうに言った。

私も困り果てていたので「その方法でちょっと試してみてくれませんか」と依頼した。

母、その刺激で2口くらい食べ、後はまた眠った(?)状態。

あの手この手で食べるのを促す。

頑として口を開けない母をじっと見ていると

母がもうこれ以上生きることを拒否しているのではないかというような気分になったりした。

 母が、時々、思い出したように口を開けると最高に嬉しく感じた。

1時間以上昼食介助に時間をかけ、最後は無理強いを止めた。

今後が気がかり。

 

 

帰りにまた「白鹿山」に行ってみた。

午後、風が出ていて時々冬のように「ヒューヒュー」と風が鳴った。

風が強い所為か、アサギマダラは来なかった。残念・・・

 

 

家に帰るとこちらは風もなく穏やかでアサギマダラが4頭来ていた。

「白鹿山」で、アサギマダラを写真に収めたいのだが

なかなか思うようにいかない。

なかなか思うようにいかないから

巡りあえた時の喜びが大きいのかもしれない。

 


母に会いに・・・

2014年10月05日 | 

台風18号の影響で雨模様。

夫と母に会いに行った。

昼食介助をしていると弟夫婦もやって来た。

母、食が進まない。飲み込みが遅い。なかなか口を開けようとしない。

弟が昼食介助をすると口を開いたりした。

母が口を開けて一匙食べるのをみんなで見守り一喜一憂。

食後、「〇〇(弟の名)に歌ってほしい?」と母に尋ねると「歌ってほしい」と言う。

弟、歌う。なかなか上手。母の審査、最初は90点。2曲目は88点。

外はすっきりしない天気だったが、母の部屋は和やか。良いふれあいの時間だった。

 

 


母に会いに・・・

2014年08月29日 | 

夫と一緒に母に会いに行った。

母、今日は比較的元気。

久しぶりに夫と私、交互に歌を歌って聞かせた。

最初、夫が歌い、母に感想を聞いたら「うまかった」と答えた。「何点?」と尋ねたら「90点」とのこと。

次に私が歌う。母が良く歌っていた「紫雨情」を歌った。声が思うように出ない。

母に感想を聞くと「うまかった」と言ってくれた。「点数は?」と尋ねると「88点」

夫より私の点の方が低かった。妥当。母の審査は的確だった。

「ふるさと」を母も一緒に歌うよう促してみたが、もう歌う気力はないようだった。

1年前は良く歌っていたのに・・・・。

「〇〇さん(夫の名)がいつも、おいしい料理を作って食べさせてくれるの。ありがたいわあ。お礼を言ってくれる?」

と、母に言うと、母、夫の顔をじっと見て「ありがとう」と驚くほど大きな声ではっきり言った。

夫の目がうるんでいた。私も胸にジーンときた。

今、特に苦痛も無いように見える。この調子で長生きしてほしい。

 

 


母に会いに・・・

2014年07月19日 | 

母に会いに行った。

部屋で昼食介助。完食。

微熱が続いていたが、2~3日前から平熱になったとのこと。

胸の苦しさを訴えることもなかった。安心した。

 

午後、祇園祭の還御があったが、暑さが気になって行かなかった。

毎年、祇園祭には必ず行って夢中になって写真を撮っていたのに・・・

ここの所、写真熱がかなり低下している。

こんな具合では気に入った写真が撮れるはずがない。