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Andreja嬢のインタビュウ@STYLE.COMを読む☆

2014-08-05 00:25:33 | 読む
本日の1枚:ニューヨーク、寒かったってまぢか。(で、何持ってるのんお嬢…lll´Д`)つかこれDamonくん?なんか顔変わった…??)


本日はSTYLE.COMでのインタビュウを読んでみようと思います☆

こちらのインタビュウの方では、より具体的にお仕事のことや性転換に関することなど語ってはって興味深かったです。

で、また原文ペエジにリンク貼ろうと試みたのですがぁ。。。なんとこちらに至っては、トップページすらリンクを貼らせて貰えないという。。。

なんで?普段からなんやヤバイ記事載っけてるサイトなのここ??(;´・∀・)

まぁでもどっかで検索して頂いたら普通に出てくるので、原文読みたい方はセルフサービスでお願いいたします…☆


記事の最初の方は、Andreja嬢のこれまでのキャリアと、性転換手術(SRS)を受けたこと、

ソフィア・コッポラ監督の『リトル・マーメイド』で「Andreja」になったお嬢をチラッと見られるであろうってこと、

また既に今後のファッション・ウィークの仕事が決まっていること(これ嬉しい♪♪でもレディースだけなんやろなぁ…)なんかが書かれてます。


第一声の質問「貴方は自分をどう認識してる?」に、Andreja嬢は「私は女性です」とはっきりくっきり答えてます。

13歳の時にははっきりとそれを自覚して、女性になりたかったけれど、その時は無理だったのでいったん保留して、

とりあえず自分のことをあれこれ深く説明しなくて済むよう、アンドロジニーとして生きる道を選んだのだそうです。

やがて始めたアンドロジニーとしてのモデル業を通して、大きく成長し自分を発見することができたと語るAndreja嬢。

でも心の中には常に、最終的には女性になりたいという夢がありました。

ただ、そのことを世間に話しても理解して貰えないんじゃないか、嫌われてしまうんじゃないかと恐くて、ずっと公表できずにいたそうです。

でも、22歳と少し大人になり、今なら自分が行動することで誰かしら助けられるじゃないかと考えて公表に踏み切ることを決意。

自分を含め多くのトランスジェンダーが直面してる闘争に何かしらの目鼻立ちをつける、そういう責任が自分にはあると思ってるんですって。


小さい頃、男の子として過ごすのは大変だったんじゃないかと聞かれたAndreja嬢。

性別に違和感を抱えて生きることは、多くの人々からの理解を得られないためにとても難しい。

子供の頃、自分は何をするにつけ女性的であると自覚はしていたけれど、何故なのか分からなかった。

それに理由があるなんて、何かしらの可能性があるなんて、全然知らなかった。

だから、9歳から13歳まで男の子になろうとひたすら頑張った。

「普通の」男の子になろうと努力した。

だって、自分には「ゲイ」になるか「ストレート」になるかという選択肢しかなかったから。

でも自分は「ゲイ」じゃないとは感じていて。

そうこうしてるうちに、13歳になってインターネットで世の中にはトランスジェンダーのコミュニティーがあるのだと知った。

ちゃんとお医者さんがいて、治療法があって、様々な研究もなされていると知り、目を見張った。

その日から、自分が成すべきことを知った。

・・・そんな風に答えてはります。


SRSを美容外科のようなものだと思っている人たちもいますが、そのことについてどう思うかと聞かれたAndreja嬢。

性転換手術はやりたいと思ったらすぐ出来ちゃう、そんな簡単なものじゃないんだと説明してはります。

まずはお医者さんから確かに性同一性障害であるという診断を受け(お嬢は13歳の時から診察を受け始めたそうな)、

精神科医のカウンセリングも受けるんだそうです(お嬢はモデルを始めた時これを一旦中断→1年半前から再開したそうな)。

その際受ける診断は、自分がどういった人間かを暴かれる、とても残酷なものなんだとか。

手術を受けることを許してもらうってだけで、厳しい審査をいくつも受けなくてはならないという実情を語ってはります。


他にも何か覆したい作り話とか、トランスジェンダーの人々について世の中に理解してほしいこととかある?と聞かれたAndreja嬢。

それに対してお嬢は、自分達は貴方たちとなんら変わらない人間なんだ、こういう人生もあるんだ、これが私達にとっての現実なんだ、

私達が望むのはそういった私達の意見を受け入れ認知してくれることだと語ってはります。

これは、人としての基本的な権利だと。


今回、法的に名前を変えたお嬢。なぜ全然違う名前ではなく、「a」を付けるだけにしたのか。

それは、自分は別に今回のことで全く違う人間に変身した訳ではなく、あくまで進化しただけだと思ったからだそうです。

だからむしろ、ほんとは「Andreja」に変えることさえ少し迷ったそうです。

「Andrej」って西洋では必ずしも男の子の名前ではないんですって。だから、女の子になっても別に「Andrej」のままでいいんですよね。

でも、お母さんが変えてほしいと望んだそうです。

なぜかというと、「Andrej」というのは、カソリックにおいては伝統的に男の子につけるクリスチャンネームだから。

でもお嬢は今までの自分をなかったことにはしたくないから、「j」を残しつつ「a」をつけるっていう、他では見かけない綴りの名前にしたんですって。

(本来なら「Andrea」って書くのが正しいのかな?)


お嬢が性転換したいと言った時のモデル事務所の反応はどうだったのかと言うと(この場合の事務所は、彼女の拠点であるNYのDNAのことね)、お嬢的には予想外の反応やったみたい。

なんでもお嬢、手術の2週間前に手術することを事務所に伝えたのだそうで。Σ(゜д゜ノ)ノ エェ!?

「これはもう起こってしまったことなの」って。誰にも止められないし、私もう決心しちゃったからって。

カッコエエなぁヲイ。(*≧∇≦*)

でも、きっと事務所さん的にはテンヤワンヤになるやろし、お気の毒な話やなぁ…と思ったら。

すぐに女性モデル部門のチームとのミーティングがあって、彼らはお嬢がメンズ部門から移ってくることに凄く乗り気やったそうな。

ちなみに、これまでも彼女は男女両方のモデルリストに登録されてたんちごたっけ?と思った貴方。

確かに、ほとんどの国で彼女が所属してたモデル事務所は、彼女を男女両方のリストに入れてたそうです。(もちろん日本でも)

ただ、ニューヨークの事務所だけがちごたんやって@男性部門だけ。

お嬢曰く、アメリカの市場は進歩的じゃないんだろうってさ。

ちょっと意外よに。


アンドロジナスな男性モデルから女性モデルへの転身は、今後自分のキャリアにどう影響を及ぼすと思うかとの質問。

Andreja嬢は、SRSはあくまで個人的な決断だし、お仕事はこれまで通り順調に続けていけたら良いなと思っているようです☆

今回のステップに踏み切るに当たって、自分にこう言い聞かせたんですって「私のキャリアはきっと収まるべきところに収まる」。

自分にはこれまで積み重ねてきたモデルとしてのスキルと経験があるからと。

(それ、願わくばメンズファッションでも変わらず発揮して頂けないでしょうか…☆)


アンドロジニーやトランスジェンダーは今や文化、とりわけファッションの世界ではトレンドになりつつあるのではないか。

この傾向はいったいどこから発信されているのか?という質問。

お嬢曰く、それはちょうどLea Tや自分がモデルとして活動し始めた2010年頃始まったのではないかとのこと。

当時は皆すぐに去ってしまう一時的なブームだと言ってたけど、実際には今も人気は続いていて。

そのことは既存の性認識を時代遅れだと感じ、縛られたくないと思っている人たちを象徴している。

そういった人達の層が今のトレンドをはぐくみ、ファッション業界にも一石を投じることになったのではないか。

お嬢はそう分析してるようです。


今後も、ファッション業界はAndreja嬢の存在を受け入れサポートしてくれると思うかという質問への答え。

自分は早くから成功したし、メディアの評判も概ね良い。

ゴルチエおじさんとか、服飾業界には可愛がってくれる人がたくさんいる。

けど、化粧品や香水など、(アンドロジニーを起用した)前例がない業界での活躍にはまだまだ障害が多い。

これから、自分達のような存在が(アンドロジニーやトランスジェンダー)は世間から愛されており、スキルがあり、商品を売ることができると、

証明して行かなくてはいけないとおっしゃってます。


化粧品メーカーの広告モデルを務めたいと思うか??という質問。

それはある種、全てのモデルにとってのゴールだわ!そうなったらめちゃめちゃ素敵よね。

まぁでも、そのうちどうなるか分かるんじゃないかな。

いずれにせよ、私は今自分の好きなことができて幸せだし、もう十分夢の世界で生きてるようなものよ。

・・・だそうです☆


今までモデルとして起用される際、経験した嫌なことを訊かれたお嬢。

特に、ロンドンに引っ越した最初の頃よくあったそうです。

男の子のキャスティングに出向くと「君はここじゃないでしょ」と言われ、女の子のそれに出向くと「なんで君ここにいるの?」と言われしてたそうですよ。。。


ファッション業界は今後ともトランスジェンダーの受け入れ間口を広げていくことになるのか。

トランスジェンダーの女性あるいは男性モデルが、隙間産業的意味合いではなく、それぞれ普通の女性モデル・男性モデルとして扱って貰える世界で暮らせたらどんなに素敵かと思うとAndreja嬢は語ってます。

今、そのための戦いの真っ最中で、それはかつてアフリカ系モデル達がランウェイを歩くのはいいけど、(広告として)誌上に載るのはNG。とか言われていた時の戦いと同じようなものだと。

そのような仕事における差別は変えていかなくてはいけない。Andreja嬢はそう考えてるそうです。


去年、初めて貴方と会った時、貴方は既に確固たる自分を持ってたと思うのだけど、SRS後、より快適さ・自分らしさを感じていますかとの質問。

私は10代の頃から、自分の中の「女性」としての部分を表現したいと思った時に、実際ちゃんとそう見えることを幸せだと感じてきました。(ほんまその点はお母様に感謝せなね~!)

でも今回のSRSは最後の仕上げ、言わばケーキに乗っかったアイシング菓子のようなもの。

そのおかげで、私は以前よりも自由を感じてます。

今、私は鏡の前に裸で立って映っている自分の姿を楽しむことが出来る。そして、そういう個人的な瞬間こそが重要なの。

(でも今までも貴方は十分ゴージャスだったんじゃない?今までは鏡に映る自分の姿を楽しめなかったの?と聞かれて)素っ裸の状態は楽しめなかったわ。


とても仲の良いお母さんは今回のことを支持してくれてますか?との質問。

Andreja嬢は14歳の頃お母さんにカミングアウトしたそう。お母さん、最初はなかなか理解できなかったみたいやけど、それでも告白してからはすごく支持してくれたとのこと。

ほんま、Andrejaママ凄い。素敵。


今回のことを公人として経験するのは辛くなかったかと聞かれたAndreja嬢のお答えはこう。

家族や親しい友人に今回のことを打ち明けるのと、全世界に向けて打ち明けて自分に対する判断を委ねるのとでは、やはり違いがある。

もっと若い頃、私にはまだその準備が出来ていなかった。今でさえ、難しい。

自分自身と自分にとって本当に必要なものだけに集中しようと頑張ってるけど、そこには様々な障害因子がある。

タイミングや、エージェントの意向も把握しなくてはいけない。公共の認識が影響してくる。

それがとにかくプレッシャーだし、そもそもモデルをするということもプレッシャーだらけ。

ほとんどのモデルが何某かの意向に沿うことを余儀なくされ、そのことと闘ってると思う。

今回のことに加えてそういう戦いもあるから、これまでだって困難な瞬間はいくらでもあった。

…ん~なるほど。華やかな見かけとはウラハラに、やっぱ相当シビアな世界なんやね~モデル業界って。。。


ちょっと遠慮がちに、今後のラブライフについて尋ねたインタビュアーさん。まぁ、聞きたいよね~そりゃちょっとくらいね~♪(・∀・)

Andreja嬢は、この新たな状況を幸せに思ってるし、恋人探し(exploring=探索するのここでの意味がイマイチ解りかねるのですが。。。多分そういう意味かと勝手に解釈)も楽しいわ。


そこですかさず、今誰かと付き合ってるの?とインタビュアーさん。結局ツッコむんかい!まぁ気持ちは分かるけどね!

いいえ、今はシングル。でも、愛することにはオープンだし、今はオフタイムを割くことが必要だと思ってる。まぁ、そのうち何かしら、ね♪

でも間違いなく、私は今まで以上に快適に感じているし、自信を持っているし、世界と向き合う準備は万端よ。

とのことでした~☆ヒラリと華麗にかわされた感満開(*≧∇≦*)



・・・以上!長かった!でも、面白かった!!

お仕事に対するスタンスのくだりを読んで、今後も男女両方の分野で活躍してってくれるのかな~とちょっと期待値上がりしました☆


で、目下気になるのは、今後お胸をどうしはるのかな~って。。。

うわーん下世話ですんません…!でもでもお嬢にもしお胸が出来たら…正直複雑です…!!

それこそ、完璧女子モデルになっちゃうし…いやお嬢自身が女子になるのは全然賛成やけど、お仕事的にはせっかく築いた独自スタイルを継続してほしいなって思うのよ~~~!!

・・・ワガママ言うてごめんなさい。寝ます。


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