行ってきちゃった☆(oU∀Uo)テヘ
『大阪の陣400年記念 大阪平成中村座』
2015.11.26昼の部千秋楽@西の丸庭園内
というわけで。
この度ののてぃ、うっかり千秋楽への潜入に成功致しました☆゜.*:+。ヽ(o´∀`o)ノ。+:*.゜
いやほら阿弖流為の時相当悔んじゃったもんで、その二の足は踏むまいと思い、エイヤと☆
お仕事とチケット確保の都合上、またもや昼の部でしたが、いいの。(そりゃ夜の部も観たかったけどさ…)
勘九郎さんのあの舞踊、是非とも生でもう一度観たかったから☆
おかげさまで今回はお席が花道や正面に近く、より迫力のある舞台を堪能出来ました+゜*。:゜+(人*´∀`)+゜:。*゜+.
全体的な感想は
前回のエントリーに書いたので~。
以下、箇条書きで書きこぼしたネタ・千秋楽ネタなど簡単な感想レポ☆
概ね勘九郎さんウキウキウォッチングレポです。
ところどころ、観た人にしか(あるいは観た人にも)伝わらないかもです。
『女暫』
●1回目観てた時チンプンカンプンやった台詞も、2回目になると何となく分かるところがチラホラ。
●巴御前の連ねにめでたく千秋楽を~的な言葉が入ってた☆
●連ねってあれ、毎度演じる役者さんが考えるんやってねぇ(@_@)(基本的なフォーマットはあるようですが)
●あんな外国語みたいなん、喋るだけならまだしも作文でけるやらすごいなぁ!
●悪役の人達、「『暫』とは勝手が違ってやりにくい」みたいなことチョイチョイ言うてはるのとか、
●中村屋のねぇさんと大和屋のねぇさんの、急に始まる楽屋でのやり取りみたいなんとか、
●芝居中に芝居を俯瞰で観るような台詞入れてきたり急に中の人同士として会話し出すみたいなの、面白い。
●昔からこういうパロディーノリってあったんやねぇ。
●巴ちゃんの見得、正面から観るととりわけフォルムが美しい☆
●今日も楽しいオマケコーナー@兄弟の六方レッスン♪
●七之助くんの女方の時の声と言うか喋り方って、なんかひばりちゃんに似てるな~(・∇・)
●本日いっちゃんわろたとこ↓
●六方なんてイヤイヤとごねる巴ちゃんに「貴女やれば出来る子なんだから」と鶴吉兄ちゃん。
●その後ボソッと「YDK…」って!( ´艸`)プッ
●しかも振り付きで!( *´艸)( 艸`*)ププッ
●
あのCM好きです☆
●そんなお兄ちゃんをチャキチャキスルーする巴ちゃんが素敵。
●今日のレッスン、前より丁寧やった気がする☆(というか前はだいぶ早口だった)
●正面からお兄ちゃんのお手本所作観れて、ののてぃご満悦♪♪・:*:・(*´▽`*)・:*:・
●お兄ちゃん、附け打ちさんを「トオルちゃん!トオルちゃん!」とやたら連呼してらした。(
ツイッターしてらっしゃるご様子☆)
●あとお三味線の方に「準備は良いですか?」ってしつこく尋ねてた。
●そしたらお三味線さんから変な声色で「大丈夫」みたいなお返事が来て、ニヤニヤしながら「やり過ぎ!」って突っ込んでた。
●和気あいあいでよろしなぁ♪
●巴ちゃんの六方に拍手が起こった時、お兄ちゃんも微笑みながら小さくパチパチしてたのも和んだ♪(*^-^*)
●最後花道を引っ込まはる時に鶴吉さんのお着物、ガン見。
●背中に逆さ鶴?しょってるの、かっくいーーー☆☆ヵッヶ゜+.゜d(*′▽`*)゜+.゜ェェ♪
●腰にぶら下げてる小物もかわゆいし、めちゃオシャレさん♪
●なんで鶴吉さんの全身近影舞台写真、なかったんや。。。(巴ちゃんと写ってるのはあったけど、遠目やったし売り切れてた…(哀ノД`)゜+)
『三升猿曲舞』
●いてうさん・かなめさんへ名題昇進の祝辞を述べた後、ふいうちでお二人にご挨拶を促す勘九郎さん@めっちゃ笑顔。
●お二人一瞬顔を見合わせ、思わず苦笑い。
●特にいてうさん、かなりの動揺が伝わってきました(*^m^*)
●最初に、割とそつなくこなすかなめさん。
●そして案の定、カミカミしどろもどろのいてうさん。
●でも、お客さんからは笑いと温かい拍手☆
●「そんだけ言うといたら大丈夫」的なこというてサクっと締める勘九郎さん。
●なかなかSっ気ありますねぇ(・∀・)
●でも、のちのちかっくいーとこ観せてくれるのよね~いてうさん…♪
●今日も今日とて素晴らし過ぎる勘九郎さんの舞゜.+:。(〃ω〃)゜.+:。
●特に足さばきに見蕩れてしまう。。。(紫の靴下かわいいなぁ♪)
●ピタリと板に吸い付いてたと思ったら、次の瞬間ふわっと飛び上がって、またピタリと板に吸い付く感じ。
●どんなに激しく速く動いても、足元はもちろん身体全体グラつくことが全然ないの。
●力強く、それでいて動きはすこぶるしなやか&軽やか。
●あれ、どういう筋肉なん??(゜Д゜)…
●リズム感もバツグンなのなー♪♪♪d(′∇`)人′∇`)b
●板を「ダン!」って踏み鳴らさはる度に「ヒャ!!(∩ω゜〃)」ってなる。
●床と空気を通して伝わってくる振動がたまりません☆
●何度か息止まった。まぢで。
●ついには心の声が音声として洩れる始末@「カッコイイ…」
●天賦の才能というのは、まさしくああいうのを言うんでせうねぇ…!
●もちろん、日頃から大そう努力してはるからこそ発揮されるものなんでしょうけど☆
●本日の功労賞いてうさん。
●奴さんとの立ち廻りのシーンで、奴さんから奴さんへ投げられた紅葉槍の1本が天井の飾りにぶつかり取り損なわれるアクシデント発生。
●ステージ前方に槍が転がったまま進む立ち廻り。
●ここ、勘九郎さんいてうさんかなめさん奴勢が横に並んで板を踏み鳴らしながら前に進み出てくるとこ、すごい好き♪♪
●勘九郎さんがかなめさん・いてうさんを抑え込むシーンに来たところで、いてうさんが落ちてた槍をさっと拾い、それも構えてカッチョ良く見得切り☆
●まるで最初からそういう段取りやったみたいでした!素晴らしい!(ヾ#.+゜*´v`)ノノ・゜・ぱちぱち☆
●その後槍はさり気なく元の持ち主の奴さんに回し返され、勘九郎さんが大阪城をバックに見得を切る際には、しっかと勘九郎さんの手元に☆
●え、めっちゃ大事な槍やったんやん!!
●いてうさん、ほんまファインプレイ!ナイスフォロー!!
●口上はグダグダやったけど!(そこ蒸し返さない)
●勘九郎さん、おしまいにお城にお辞儀するの、前もしてはったかなー?
●若かりし頃の平吉=秀吉が、秀吉の建てたお城にお辞儀するって、なんだか不思議素敵な光景☆
●ところで、パンフに載ってるこの演目の粗筋、なんか実際と違うよね?
●中村座オリジナルストーリー??
『狐狸狐狸ばなし』
●又やん、えらいはよから勝手口に転がってたんやなー!(*≧∇≦*)
●1回目観に行った時は座席がかなり上手で、動き出すまで見えへんだから分からなんだよ。
●今日も今日とてかわいいアホや♪♪
●ああいうキャラやると、特にお父ちゃんにそっくり。
●パッと見のフォルムとか全然ちゃうのに、声とか動きとか台詞の言い回しとかがほんまに似てて、勘三郎さんがダブって見える時があります。
●ただトレースしてるって言うんでなく、勘三郎さんのスピリットが勘九郎さんに憑依してるって感じ。
●かと思えば勘九郎さんの個性が全面的にスパークしてるシーンもあり。
●きっと、意識的に自らを勘三郎さんに寄せてらっしゃる部分も多いんやろなと。
●まさしく「芸を継ぐ」って感じがします。
●話を戻しまして。
●オチを知って観てると、ついつい又やんの言動勘ぐりもって見ちゃうよね( ̄∀ ̄*)
●忘れ物取りに帰って来た時、棚に置いてた薬がないの、一瞬ハタと見つめてすぐ行っちゃう時の表情とかいいよね~。
●これが舐め納めとばかりに本気で舐め倒しにかかる牛娘おそめと必死の抵抗を見せる重善さんの攻防戦、実に見応えありました…☆(-▽-)
●またもウロ覚えなんやけど、お客さん=綺麗なお地蔵さんにお供えモノって前してたっけ?
●扇雀飴、欲しかったなー☆(長屋で売ってたんかな?)
●前も思ったけど、死んだはずの伊之助さんが帰ってきて、お寺におきわさんを迎えに来た時に、一緒に連れて帰られる又やんのあの動きスゴイ!
●地べたにしゃがんだ状態から(ビックリして)びょんと飛び上がって板間に綺麗~に正座で着地するやつ!(観てない方にはまず伝わらない説明ですいません)
●あれ、結構な高さあるのにねぇ!
●おおよそそんなシーンではないのに、かっくいー☆☆(o′▽`o)ってなる。
●勘九郎さんの身体能力にすっかり夢中☆
●又やんの食べ物の好み、前回「そばよりうどん」やったのが今回「あったかいそばより冷たいそば」に。
●そのマイナーチェンジはなに?その日の気分?(*^m^*)
●死体を捨ててきた又やんがおきわさんにする面白い話が変わってた。
●前は確か「伊之助さん引きずってく時に棒が刺さって目ん玉えぐれた」とか言うてたけど、今回ほっぺがこすれて血だらけになったとちょっとソフトな感じに。
●むごたらしかったし自重?それともこれもその日の気分?
●関西弁で飄々と話す又やん、素敵☆
●よっ手ぬぐい屋!(*´゜д゜`*)ノ
●よっ成駒屋!(*´゜д゜`*)ノ
●おきぬさんのもぐもぐタイム。
●「食後は果物やな。小坂のなんやらさんがお蜜柑持ってきてくれたさかいな」つって、おもむろに一ふさおきぬちゃんの口に入れようとする伊之助さん。
●ちょっと半笑いでブンブンと首を振るおきぬさん。
●え?お蜜柑嫌いなん??Σ(゜д゜ノ)ノ
●その後も口に入れようとする伊之助さんと、必死で拒むおきぬさんと、もっとやれと伊之助さんを煽る又やん( ̄∀ ̄*)
●攻防の末、無理くり口に入れられたお蜜柑を速攻でプっと吹き出すおきぬさん。
●そんなに!?!?(*≧∇≦*)
カーテンコール
●前回も1回あったけど(試演会来てねってお誘いがてら)、日頃から歌舞伎でカーテンコールってあるのかな?
●千秋楽は2回ありますた☆
●1度目中村兄弟&扇雀さんでお辞儀のみ、2度目に中村兄弟からご挨拶。(「ここはやはりお二人から」と扇雀さんが☆)
●勘九郎さん、そつなく無事に昼の部千秋楽終えられたことのお礼と、今後も中村座をよろしく的なことを述べたのち、
●「感謝の気持ちを込めまして、七之助が蜜柑を食べます!(にっこり)」
●やっぱ相当なSやなおぬし☆(´・∀・`)ニヤニヤ
●すかさず、お蜜柑を持って迫る扇雀さん(これまた楽しそう)。
●ブンブン首を振って逃げる七くん。
●最終的に渡されたお蜜柑を、1列目のお客さんに渡してはりました(*^m^*)
●貰った方、どうするのかなあのお蜜柑…真空パック…?
●七之助くん、「数十年ぶりに口に入れました」ぇ━(*´・д・)━!
●実を言うとののてぃもあんま食べへんねけど、そこまで嫌ってる人やら初めて聞いた!
●だって、そんなに嫌う要素ある?味?食感??
●さては相当偏食なのか七之助くん。
●「ヒドイ先輩です。でも、扇雀さんは以前父に色々やられてたので(以前はおきわ役やってらしたのね☆)、仕返しだと思ってます。」
●そうか、伝統行事じゃあしょうがない。
●仲が良いのだなぁ、中村座一家は(*-ω-)*´ω`)*-ω-)*´ω`)ウンウン♪
●何がビックリって、終演後舞台写真観に行ったら、牛娘おそめのふくれっ面写真が売り切れてたことです…!
●全くもって余計なお世話ですが、お買い上げになられた方はあれをどのように愛でられるのでせうか。。。(*´・ω・`*)ドキドキ
●いやかわゆかったけどねw
●あと、テレビカメラが1台入ってたけど、あれは何かの放送用でしょうか☆
とそんなこんなで。
いやぁ楽しかったですねぇ、ほんまに。。。(しみじみ)
あんなに終始ワクワクしっぱなしの観劇体験、そうそうないよ。
ののてぃは今回が中村座初訪問でしたけど、きっと勘三郎さんがいらした時と変わらぬホスピタリティとエンターテイメントがそこにはあって。
御大の遺志を全力で引き継がれた一座の皆さんの情熱に、胸が熱くなる思いが致しました。
勘三郎さんの気配があちこちに感じられ、あったかい気持ちになれたのも良かったです。+゜(ノд・。)゜+。
これから平成中村座におかれましては、中村兄弟を柱として、ますますの発展・成熟を遂げていって頂きたいと強く願う次第です☆
特殊な興行形態ゆえ、続けて行くには何かとご苦労・課題も多いのではないかと推察いたしますが。。。
またそう遠くない未来、大阪の地にあの小屋が建つことを心待ちにしております♪
今度は桜席に座ってみたいなぁ☆ワクo(´∇`*o)(o*´∇`)oワク
それにしても。
中村座が始まったのが、阿弖流為終わって1週間後。。。
たしか阿弖流為の前は、違う舞台務めてはったんですよね。。。
今回の舞台、一体いつお稽古したの??
前にくんくが歌舞伎役者さんの覚えの良さ・早さに驚いたようなこと言うてたけど、凄まじいですね、まぢで。
つーか、明らか仕事量オカシクないですか。
止まったら死ぬの?カツオ?かんぺーちゃん??ってくらい、動きっぱなしですよね。
あの業界はそれが普通なのでせうか??
さては超人か、カブキビト。
いやたとい超人なのだとしても!
くれぐれもご自愛頂きたいものです。。。
末永く、楽しませて頂きたいですもの。