★桃源深更深★~paradise into deep~

路は桃源に入りて深くして更に深し♪

もろもろ映像を観る。

2010-11-29 00:35:28 | 観る
アルバムがね、まだ聴けてないんですよ。

うち今、CD聴けるハードがパソコン@リビングくらいしかなくて。

聴くならボリューム大にして堂々と聴きたいんやけど。

でもどー考えても家族の面前では聴いたらあかんシロモノやし。

はよコンポ&ウォークマン的なもん買わねばのー。


というわけで、とりあえず「情熱“三宅”大陸」を観ますたー♪

あれですね、看板に偽りナシですね。

まさしく「三宅が三宅で三宅だから」な内容でね。

愛されキャラな石鹸さん満載のVTRに仕上がっておりますた☆

なんであんな一挙手一投足がイチイチ面白いのかしらねー。

ずるいよねーほんま。


でも、かんにんやでー。

やっぱりののてぃは、そんな画面いっぱいに広がるおもしろ四角人間三宅さんを通り越して、

奥の方やら端の方やらに映り込む破壊さんをひたすら目で追ってしまいますたぉ♪

ののてぃ的いっちゃんのミドコロは、「べろべろ」を皆で聴いてはるシーン☆

あの、なんや若干気恥ずかしいそうな、いたたまれなそうな破壊さんの佇まいがもうたまらんま!(*′艸`*)

たぶん「べろべろ」は魂にとってというより、破壊さんにとって結構な挑戦やったんちゃうかしら。

たいがい何を振られてもドンと来いの破壊さんですが、バラードって相当戸惑ったと思うの。

たぶん魂以外の現場なら、別にしれっと歌わはるんやろうけど。

破壊のキャラにはないジャンルやしね。

あのオモシロ空間=グループ魂の中で、突発的にあんなシリアスになるのってまぁ難しいですよきっとこれ。

夏のロッキンの映像観てても破壊さん、お客さんの方じっと向いて歌えなくて、後ろ向いたり俯いたり、

落ち着きなさげに歌ってたもんね。

(もっとも、あのロッキンの「べろべろ」はすこぶる素敵やったけどね!フルで聴いてなんぼの唄やねこれは!)


そこを何とか集中して歌えるように気持ちを持ってってくれたのが、あべBさんやったそうで。

あ、こっからMUSICLTD@WOWOWでのお話です。すんません急に話が飛びます。

破壊さんはあべBさんに、目を瞑って歌い上げるって言うのではなく、皆を引き連れて行進してるような気持ちで

歌ったらどうかと言われて、歌いやすくなったんやってー。

おぉ、プロデューサーというのはこういうお仕事をする人なのだな!ってのがよく解るエピソードやなぁと思いますた☆

そういや暴動さんも、あべBさんがいたことで歌詞を書く作業が楽になったって言うてて。

今まで一人で背負ってた部分に客観的な意見が貰えたことが助かったんだとか。

外からプロデューサーを迎えるって、たまには良さげですよね~。

閉塞してしもてる空間に、新しい空気を送り込むみたいな感じでね。

まぁ今回みたく相性が合えば、ですけどに。

ちなみにののてぃ、この番組で恐らく初めてバイトくんのコメントにオオウケしますた☆

職質された時、ちょうど改源の薬袋持ってて怪しまれたんやってー。

そのシーンでそのアイテム持ってたバイトくんが神がかり的で素晴らしい!(≧▽≦)

あ、(魂メンバーの中で)品のない人投票が、当然のごとく破壊さんに集まってたのもサモアリナンズでおもろーですた。

ほんま、どんだけひどい有様なのか一度観てみたい!ような、決して観てはいけない気がする!ような。。。


続いて、昨日のJAPAN COUNTDOWNも観ますた☆

破壊さんはいつものごとく、ニコニコしながら時々チャチャ入れてるだけですたー。

あとついでに、だいぶ前の話だが、「ハッピーMUSIC」も観たぜ♪

なっちゃんがなっさんにー。なっちゃんがなっさんにー。

やっだーやっだーやっだやっだそんなのー。 (;´Д`)


最後に、また戻って情熱“三宅”大陸。わろたとこ箇条書きー。

●こんなに近くにいるのに無視された。
●あの娘にハハンハハン♪
●eggポーズ。
●最初から猪木ですか?だんだん猪木です。
●キレの良すぎるアンモナイトダンス。
●暴動さん、また團T着てる!
●はえ~ど。
●噂に聞いた、バースデーケーキにグーパンチ。
●ペヤング→パン→おにぎり→パン。
●縁起物だから。
●裸足de熱唱@べろべろ。
●ええ表情のち、だいなし。
●「思い出しながら歌うにはちょうどいい。」そんな都合で??
●司会のバイトくんを務めさせていただきます、バイトくんでございます!
●日本中の厄年を集約する男。
●ラブラブエッサイムジャケってあんなんして撮ったんやなー。
●ネタの~種類が曖昧だネェ♪

何かで読んだだけど、べろべろを暴動さん&あべBさんにイチオシしたんは石鹸さんなのよに☆

ええチョイスしてくれたなぁと思います♪

これ多分アルバムの中の1曲としてだけで聴いてたら、なんとなく埋もれてしもてたかもやし。


本日の1枚:(〃▽〃)テレ

つぶやいてみる日。

2010-11-23 00:24:57 | 普通の日
ちょっとつぶやいてみようと思います。


イマつぶにおける朝田氏荒瀬氏のメロンパンコントがもうしょうもなかわゆ過ぎるんですが、グーで殴っていいですか。(何故ですか)

あとサダヲっちのなう使用法はあまりに自由すぎませんか。

ちなみに、スズキさんの呟きに時々「j」が混じるのは3回目位からかまってちゃんだと思ってよいですか。

明日のお昼までグループ魂さんがサイトジャック★ナークーイーローゥ!してますが、「べろべろ」がもう泣きそうになるくらい良い曲で、

っちゅーかライブで聴いたら絶対泣く!魂ライブでそんなんありえへんキモいわ自分!…言いすぎですか。

それより石鹸さん、案の定怪我してはりますが大丈夫ですかー!?!?(>_<)


あ、昨日たまたま見かけたシンスケさんの番組に、妙な扮装の人がいるなーと思ったら冠さんでビックリしたんですが、
今後そういう路線で行くんでせうか。

怒髪天ニューシングル収録「恋人達のクリスマス」カヴァーでまさかのOiOiコールですが何か。


本日の1枚:ののてぃもはよOiOi言いたいなぁ♪

フリスク。

2010-11-19 23:48:02 | 良い日
食べるとクシャミ出るよなー!!

・・・と昨日すれ違った男子学生さん達が盛り上がってはってんけどほんまかな??

なんか前に誰かもそんなこと言うてはった気がするんよねぇ。。。

ののてぃ普段フリスクってあんまり食べない人なもんで分からんとよー。ちょっとくやしー。


さてそれはそうとののてぃ、おとというっかり誕生日を迎えてしまいますた~☆

数少ない奇特貴重なお友達の皆さんから、お祝いのお言葉やら品物やらお気持ちやら、

いろいろ頂き大変喜びますた~☆ありがとうございますた~☆

今年度の目標は、そ~~~うですねぇ、、、う~ん、、、謙虚!

謙虚に生きたいと思います。意味はまだちょっと分かりませんけど。なんか。うん。

よろしくお願いします☆m(__)m


そんなお誕生日にですね、、、なんと最前列で観ちゃったの~ん@母を逃がす♪(謙虚はどこ行った)

うっかり取れちゃったもんだからつい♪えへへえへへ♪

本多劇場も初めてなら、最前列でお芝居観るのも初めてでねー。

もう●歳初日から初めてづくしですたよ。ありがたやー。

まぁはっきり言うて、お芝居を観るにはちょっと不都合もあるかと思いますけど@最前。

でも最前ぐらいまで行かな見えへんディテールみたいのがたくさん発見でけたりっていう、

独特の楽しみ方が出来るなぁと思いますた。

何と言っても、前を遮るものが何もないっていうのは素晴らしいやねー☆

そんなかぶりつきで観劇した母を逃がす感想はまたいずれ…♪


まぁでも、お芝居はやっぱ7~10列目辺りで観るのがよろしいなと思いまふ。

何度も観に行くなら、そりゃいろんなポジションで観れるに越したことはないけどね~。(・∀・)

あ、ライブは別よ!ライブはいつだって俄然最前で観たいのす!

誰か、誰か磔磔のチケットくださぁぁぁい!!(だから謙虚はどこ行った)


本日の1枚:お誕生日に観るサダヲっちはまた格別だったさぁ♪(≧▽≦)

初日☆

2010-11-15 20:29:51 | 良い日
ですね@母~♪

久しぶりかつ今までになく長丁場の本公演、最後まで病気怪我のないよう走り切って頂きたいです。

いやもうこの際歩いてでも良いからとにかくゴールインを!

なにせつい先ごろ、身近での一波乱を目の当たりにしてますからね。。。

大阪で並走する三宅さんもがむばってほすぃです☆


あ、あと喧嘩しないでほすぃですね。

だってほらチームワークとか一致団結とか人一倍縁遠そうやから大人計画ってー。(・∀・)

こんだけ長く一緒にオシゴトするとなると、相当ストレス溜めはりそうな気が。

そこらへんうまいことガス抜きしながら、がむばってほすぃです☆

ってののてぃに言われる筋合いないですけどー。すいませんけどー。


本日の1枚:仲良しがいちばん♪

      あーでもあの方たちがあんま仲良ししてても気持ち悪いよねってどないやねん。



心配。

2010-11-14 21:13:51 | つぶやく
おととい、久しぶりにキャプテンズさんのライヴ@磔磔を観に行きまして、

とても楽しい時間を過ごさせて頂いたんですけど。


傷彦王子が体調不良につき、しばらくライブ中止だそうで(>_<)


んーおととい観てた限りでは、そんなに調子悪そうには見えへんだんやけど。

声だって出てはったし。。。急に体調崩さはったんかなぁ。。。


なんでもMCで聞いた話では、前回磔磔来た際@9月も、喉の具合が悪くて満足に唄えなかったそうで。

もしかしてそれをまだ引きずってらっしゃるのかしら。むーん心配です。。。

12月のライブ@都雅都雅も行こうかとお友達と盛り上がってたんですけど、ちょっと微妙かもなぁ。

まぁこの際しっかりお休みしてもろて、完璧に体調戻してから復帰してくれはったらええと思うんですが。


久しぶりに聴いた「死ぬほどお前が好きさ」がとてもとても素敵でした。

他にもわんさかとある素敵なお唄の数々、また聴かせて頂きたいです。

とにもかくにも、一日も早い快復をお祈りしております・・・☆

『大奥』を観る。

2010-11-11 03:01:41 | 観る
観てからずい分時間が経っちゃいましたが。

映画全体について。
お話はねぇ、やっぱどうしてもはしょった感があったけど。(原作読んでたら諸々脳内で補充でけたかしら)
あとかなり都合のええ終わり方やなーって感もあったけど。(原作のオチも同じなのかしら)
なんかこーイマドキの女子が喜びそうな作りになってるなと。(・∀・)
ののてぃも嫌いじゃないよ。うん。
美しいものは、老若男女問わず目の保養やしねー☆
ストーリーで100%引っ張りきらん分を、ビジュアルでフォローするのもアリかと思います!
まぁ若干、観ながらモゾモゾといたたまれない気分になる場面もあったけどね。。。
登場する男女とも大変見目美しく、観ていて心が潤いますたー♪

それにしてもあれです、これ観てると、こっちのが世の中よっぽど上手く行くんちゃうかって気がします@男女逆転。
だってやっぱいざと言うとき、精神的には女の人のが断然強いもの。
昨今女の人が強くなったって言われてるけど、そうじゃなくて、もともと強いんよ。んで男の人はもともと弱いんやと思う。
それでも男の人って昔はなんぼか虚勢張って、精神的にも強く見せようと頑張ってはったと思うのな。
それが近頃の男子はその虚勢を張ることすらせんからもう弱さむき出し、みたいな。
まぁ女の人って、組織の中で頂点に立つにあたり必要な征服欲とか自己顕示欲みたいのに欠けがちやからねー。
このお話みたく、半ば強制的に頂点に君臨することを余儀なくされないと、なかなかこういう世の中にはならんと思うんやけど。
今、その半ば強制的に女性がイニシアティヴを取ることを余儀なくされてる現在やからこそ、こういうお話が生まれたんかなーって気がします。
って勝手なこと言いすぎですね。必ずしも全ての男女が↑みたいって訳ちゃうしね。
女性がトップに立つってことのデメリットももちろん色々あるでしょうし。
ただやっぱり、女系社会のが安定感はあると思うんやんなぁ。

あとこれは全然余談ですけど。
大奥ってシステムは意外と機能的じゃない気がするなぁ。
現代と違って昔は子供の出生率やら成人率やらずっと低かったやろし、少しでも子孫を残せる確率を上げようと考えた結果、
作り上げられたシステムなんやろけど。
いつでも誰とでもなんぼでもヤれまっせ☆って環境は、かえって男の人の性欲を削ぐんちゃうかなぁ。
たとえフィジカル面では大丈夫やったとしても、メンタル面で気合が足りんかったら、子供ってできにくいんちゃうかなぁと思うねんけど。
いや知らんけど。

杉下さま☆
キセル!三つ指!(≧▽≦)
なんか、すんごく良かったんでない??別にファンの欲目じゃなく良かったよね???
ともするとふわふわと浮き足立ちがちな流れの中で、杉下さまの静かな佇まいがええ具合に物語を落ち着かせてたように思います。
杉下さまの落ち着きは、達観っていうより諦観って感じでね。
そこが監督ご所望の哀愁?悲哀?を出す大事なポイントになってた気がしますよ勝手に。
やぁーサダヲっちは演技が上手いなぁ!(アホみたく今更にも程がある発言をお許しください。でもたまには言うとかんとー♪)
ちなみに、杉下さま登場のいっちゃん好きなシーンは、水野氏が介添くんにちゅーしたげるとこ☆
ちゅーぐらい何でもないって自分に言い聞かせる水野氏に思わず吹き出してしまう杉下さまに大そう萌ゆりました~♪(*′艸`*)

きっとね、原作のキャラとはかなり違うんでしょうけど。
言うてもののてぃ、中年~初老男子の色気に関してはちょっとうるさいですからね。
サダヲっちにその手の色っぽさは正直あんま期待でけへんと分かってますしね。(そもそも求めてませんしね。)
でも物語の中で、水野氏が頼りにできるような動じない・ブレない存在ってポジションはちゃんと演じてはったんちゃうかなぁ☆
あと大事な要素、ビジュアルの面でも、うん、頑張ってはったと思う…!
ってかののてぃの目からしたら、なんぞ文句のある!と言ってのけられる美丈夫っぷりですたぉ♪♪(言うとけ言うとけ)

水野氏☆
チャキチャキの江戸っ子っぷりが、なんともかわゆかったですー♪
表情がとても豊かで、観てて飽きないよにー♪
またその一方でニノくんは、細かい心の動きを繊細に、でもさり気なく演じることに長けてるなぁと☆

んーただ、ニノくんは文句なくかっちょえかったんですけど。
なんちゅーか、ののてぃの中でどうしても「水野」ってキャラクターとニノくんが重ならなくてのぅ。。。
ニノくん自体には、ほんま何の文句もありませんよ。ビジュアルも演技もたいへん素敵なのす☆
ただ持ってる空気みたいなのが水野氏と異なってて、観ていて周りの人達が水野氏に惹かれる理由に違和感を感じてしもたのです。
お話のテーマに沿って言うなら、水野氏って雄雄しさが最大の魅力じゃないかと思うのね。
女性がこの男性の遺伝子を残したい!って本能的に思ってしまうような、動物的オスの魅力って言うんでしょうか。
でもニノくんの魅力は、そういう生物学的なものっていうより、人間だからこそ感じ得る高次脳な魅力って感じ。
もしくは、犬に例えるとね(突然なぜ犬)、水野氏って大型犬やと思うのね。
大らかで真っ直ぐで頭が良くてドシっとしてて大胆快活。そんなイメエジ。
ニノくんは、中型犬って感じがするの。
優しくて賢くてちょっと神経質な感じがして線は細めながらも男気はある。みたいな。
双方、十二分に魅力的なんやけど、それぞれの魅力を入れ替えて説明されたら「???」ってなるやん?
どうもそんな感じがしたのよにー。そこがねー、この映画を完璧に楽しみきらんかった理由の一つかも。
しつこいようですけど、ののてぃ、ニノくんは大好きなんですよ!念のため!

吉宗公☆
なんちゅうオットコマエな女子なんでせう♪
コウちゃんのともすれば仏頂面とも言える無表情さが、ええ具合に生きてるなぁと思いますた。
まぁ仏頂面でも何でも、美しいよねぇ彼女は☆
ただ、男らしさを出す意味合いがあったんやろけど、歩き方とか動きがちょっとガサツすぎたかも。。。
いくら男らしさが必要言うてもそこは将軍様、優雅さみたいなのはほすぃとこよに。
座ってお酒飲んでる場面とかは、ドッシリしていながら色気があって惚れ惚れしますたけどね♪

その他のキャストの皆さんも印象深く魅力的ですたー☆
玉木くんは大奥随一の才色兼備男子って設定にものっそ説得力あったしー♪
玉木くんに誘いをかける蔵之介さんの笑顔ったら、卑猥かつ色っぽいことこの上なかったしー♪
大倉くんのあのダダ漏れるあやうい色気っちゅーかフェロモンは何だそれ!って感じやったしー♪
中村くんは、乙女な部分とお仕事における真っ直ぐさをとても誠実に演じてはったしー♪
堀北ちゃんの可憐さ・健気さは、女子として見習わなかんと思ったしー♪
映見さんの落ち着き・お茶目さも、大人の女性として見習わなあかんと思ったしー♪
まぁなんぼののてぃが見習ったところで、しょせんベースがアレなんで限界はあるんやけどー♪
ちゅーか美和公さん!役ドコロおいすぃ過ぎ!!ヾ(≧∇≦*)

そうそう、浜村淳さんに気づかなかったのが悔しかったです!


蛮幽鬼@ゲキシネを観る。その参

2010-11-08 00:44:27 | 観る
鋼鉄千秋楽、盛り上がったかなぁ!
そしてじゅんさんの具合やいかに??

と言うわけで最後~。(いつまで書いてんねん)
主演お二人以外についてチョロチョロと。

美古都さん。
土門さんとともに過酷な運命に翻弄され、可憐で華奢なお嬢様から断固たる意思に満ちた女王様へ。
必ずしも彼女自身が望んだ変貌ではないのが切なかったけど、最後に民へ向かって涙ながら高らかに宣言する姿は、とても美しかった☆
しっかし、あんなお父さんのもとでようこんなええ子が育ったなと思います。(お兄ちゃんも然り)
普通、相当ひん曲がった性格の子になるよあれのもとで育ったら。
よっぽどお母さんが出来た人やったんでしょうか。

刀衣くん。
いやーべっぴんやったわー。女形のお姿は何度か拝見してますけど、改めてそのべっぴん具合に惚れ直しますた☆
殺陣も美しかったー。若いってだけではない、天賦の才能に満ち溢れた動きに感じられますた。
まぁ「殺陣」っていうより、「舞」に近いなと思いますたけど。若干、迫力には欠けるかなーと思いますたけど。
綺麗やったからおーるおっけー♪
サジさんと違って、大事な誰かを守るために戦う=生きることを知った刀衣くん。
彼にはせっかく知った喜びを、もっと長く享受してほすぃかったです。

道活さん。
ものっそ分かりやすーい悪者キャラでね。
まぁでも裏表がない分、全然健全に感じられますたけどね。某氏に比べたらね。
浮名を殺された時の父親全開っぷりとか、思わず共感してしもたし。
しかし、メイクのいかつかったこといかつかったこと。
あれを間近に観ながらよう笑わへんだよなぁ、一緒にお芝居してた役者さん達。

浮名さん。
お父ちゃん譲りの分かりやすーいお調子者キャラ。
悪い人と言うよりは、悪事に対して著しく自覚がない(軽い)人って感じ。
もちろんそれだって大きな罪なんやけど、憎み切れないところがちょっとくやしい。
奥さんを殺された時に、ほんの少しだけ愛情垣間見せたりしてさー。ずるいよに。

空麿さん。
これまた分かりやすーい卑怯者キャラでね。
彼に関しては、ただひたすら「小物」って感じで、全く同情も共感も持ち得ませんで。
こういう役やらせたら、ほんま素晴らしいな粟根さん☆

ペナンさん。
今回いっちゃんかわいそうなキャラクターやったんちゃうかなぁ!!(>_<)
密かに土門さんを想い続けて、ずっとそばで支え続けて、なのに彼の想いは別にあって、最後には彼の復讐劇の犠牲になって。。。
こんなに健気な女性を不幸に巻き込むなんて、土門さんのアホー!!
と思わず肩入れしてしまいますた。
それにしても、デタラメ言語がおもしろ過ぎた♪

惜春さん。
悪人of悪人。
なんかね~~~、こういう人、けっこう好き・・・♪(゜ー゜*)
もちろん、フィクションの中での話ですよ。現実でこんな人は絶対イヤですよ。
でもねぇ、頭ええしダンディーやし女性(丹色)の扱い上手いし、ちょっとかっくい~よねぇ・・・♪♪
最後、サジさんとのやり取りでみるみる悪意をむき出しにして見苦しく変貌していく様もまた一興ですた☆

丹色ちゃん。
密かに健気キャラがここにもありって感じで。
盲目的に惜春へと寄せる、限りなく恋心に近い忠誠心が切なかったです。
ソレを確信的に利用して、ほんっま悪いおっちゃんやで惜春!(でもそこが好きー♪)

蔵人さん。
ストレートな男らしいキャラクターですたねー☆
この人も一緒に留学行ってたら、きっと土門さんの運命も変わってたやろに。まぁ無理か。
映画版パンフにあった「実は刀衣と恋敵」って裏設定が、ののてぃも勝手に思ってたことでビックリですた♪≧∇≦

大王。
なんか、何気にとってもおいすぃ役ドコロですたよに☆
愛情豊かやし(若干ヘンタイちっくやけど)、優しいし(優しすぎるけど)、人を見る目がやたらと確かっていう。
サジさんを表わした言葉とか、タダモノじゃない感出てますたよに。
後は、その才覚を活かして政を行う度量を持ち合わせていれば、さぞええ王様になったやろにねー。


それにしても、よう考えたら誰にも救いのないお話ですね~これ。
死んだもの、生き残ったもの、どちら側にあっても深い悲しみや傷を背負わなあかんっていう。
フィクションで良かったよ。。。

結局何のお話だったかと言えば、人の業が為せる不幸のお話かなぁと思いますた。
人間、どんなに善人だって憎しみに駆られて動けば不幸になる。
もちろん、人に仇した報いは絶対帰ってくる。
悪魔に付け入られないよう、常に心を強く持っておきたいものですが、いかんせんゆらゆらとすぐに揺らめくのが人心。
またそれが人間らしさとも言えるからにー。一概に責めきれないところですよにー。

全体的にオモシロドコロが少なくて、観てる方も(きっと)演じてはる方も、長時間気持ちを張りつめてなあかんお芝居ですたけど。
躍動感溢れる殺陣や、それぞれのキャラクターの心の動きや表情がくるくると変化していく様に終始目を奪われ、
時間の長さを感じることなく最後まで物語に入り込んで観ることができますた☆
それにちょびっとだけやけど、息を抜くところも用意されてたしねー。(・∀・)
大王が美古都さんに熱烈ラブ告するところでは、堺さんが素でニヤついてはるのを観て、一緒にニヤニヤしますた♪

そんなこんなでやっとこ終わりー。ふぅ。

蛮幽鬼@ゲキシネを観る。その弐

2010-11-05 01:05:12 | 観る
三宅さん、元気にがんばってはるかなぁ!

というわけで、続き~。
やぁ~土門さん、相当こっぴどく裏切られますたよね~。その怒りや憎しみたるや凄まじかったろうなと。
そりゃ髪も真っ白けになるよって言うね。心中察するに余りあるものがありますが。
土門さんは本来、サジさんとは全く正反対の性質の人間ですよに。
サジさんが全く自分以外の人間を受け入れる余地がないのに対し、土門さんは情が深くて、身内であれ他人であれ、
人間は信じるに足るものだと微塵も疑わない人。
土門さんの復讐心の大きさ・強さは、そんな彼の愛情深さにそのまま比例してたように思います。
人を愛し信じる気持ちが深ければ深い分、裏切られた時の痛みや怒りや喪失感はきっと計り知れないものやったはずだから。
つまり、復讐心の発露がサジさんとは全然違ってるんですよね。
簡単に言うと、サジさんには憎しみや怒りがなくても人が殺せるけど、土門さんにはそれは絶対できない。

だから、揺らぐんですよね。
本来、人を憎む気持ちと正反対の気持ちに溢れた人ですもんね。
ことあるごとに、俺はこんなことしてていいんだろうかと揺らぎまくります。
その揺らぐ気持ちをサジさんがうまーく閉じ込めて、焚きつけて、あらぬ方あらぬ方へと導いていくと。
もーなんて悪い子なのかしらサジくん!!≧∇≦←喜ぶな
無理してるもんだから、やがて身も心もどんどんすさんでボロボロになってく土門さん。
最終的に美古都さんと相対することで、自分が本当のところ求めてやまなかった人を愛する・信じる心を取り戻すんやけど、
時既に遅し、でねー。。。自分が振りまいた膨大な負のオーラのツケを一気に払わされることになっちゃって。
心こそ憎しみから解放されたものの、その身は滅びることを余儀なくされると。。。
不憫な人やんなぁほんま。(>_<)

まぁ運命に翻弄された憐れな、でも愛すべき人やと思うんですけど。
ののてぃの好みを言うと、もう少し自分の復讐心に盲目的であってくれた方が、キャラクターとしては印象深かったかなぁと。
無実の罪で輝かしい未来を奪われ、過酷な牢獄生活を10年も強いられると言う想像を絶する仕打ちを受けたにも関わらず、
しょっぱなから揺らいでますたよね@サジさんに「君の邪魔をする者は全部僕が始末してあげる」みたいなこと言われた時。
そこは躊躇わんでええんちゃうかと。もっと、おぉどんどんやってくれ!ぐらいノリノリで行ってええんちゃうかと思って。
なんかこう、悪であれ正義であれ、それが自分の生きる道と惑わず貫き通してるキャラにどうしても惹かれちゃうダカラー。
そうやなぁ、せめて教義問答の辺りまでは揺らぎない冷酷非情の復讐鬼でいてほすぃかったかも。
(いや、あの辺もメラメラと憎しみに燃えてはったけど~、あれは怒りと戸惑いで我を失くすって感じでちょっと違うのよに)
その方が、最終的に土門さんが「愛」に立ち返った時、もっと感動が深かったかなぁとチラっと思いますたぉ。
まぁでも、自分の中の憎しみと必死に向き合いながら自分が本当に歩むべき道を模索する土門さんには大いに共感したとこあるし、
すごく真っ直ぐで誠実なばっかりに、一度道を見誤るとなかなか修正がきかなくなるところは、厄介やけど、
でも人間として好ましいなぁと思いますた☆

そうそう、土門さんとサジさんとの間で、名前があるない云々って会話がチラホラ出てますたよに。
あれって結構興味深いお話やなぁと思いますた。
名前を持たない・失くすって言うのは、たぶん人にとってすごく深刻なことで。
だって、自分がこの世に存在することを証明してくれるものやと思うのよ、名前って。
それは人に限らず、動植物でも無機物でも気象でも現象でもそうで。
名前がつけられなければ、それを呼ぶ人がいない。誰にも呼ばれないものは記憶・記録に残らない。
記憶・記録に残らないってことは、時代や場所を越えてその存在を共有することができない=存在証明ができない。
まぁ実際のとこ、名前を付けるなんて行為をするのは人間だけなんやし、別に名前なんかなくてもこの世にあるもんはあるんやけど。
なんや知らん人間って、それに名前を付けて存在してる(してた)ってことを認識せずにはおられない生き物なのよに。
そんな名前を失うと人はどうなるか。自分がなくなっちゃうのよに。
サジさんは、名前なんか元々ないって言うてたけど。
そのせいで、自分が存在してるのかどうかすごく曖昧なまま生きてきたんじゃあないかしら。
存在してる=命があるってことにどうも半信半疑で、命そのものにもリアルさが感じられなくて。
命の重みなんてものも分からんから、結果、平気で人の命が奪えちゃうような子に育っちゃったんじゃあないかしら。
土門さんは分かりやすいよに。
土門と言う名前を捨てたことで、人を信じる心を持った本来の自分を失くしてしもた訳やしね。
つまり名前=人生・人格ってことかも。あるいは、とある人生(物語)につけられたタイトルみたいなもんかな。
や~大事にした方が良いよに~名前。まぁ、ええ名前を持ってたらの話ですけど。

上川さん。
なんかもう、目ヂカラパねぇ!って感じでねー。(( ゜)_( ゜))ギョロ!!
まぁ目だけじゃなく身体全体に感情が行き渡ってる感じで、どこぞの血管切れるんちゃうかとハラハラしますたけど。
あれぐらい凄みを持たせないと、土門って人の心の痛みはきっと表現でけんかったんやろなぁ。
ものっそパワフルな役者さんですよに。
でもぶっちゃけ上川さんって、オモシロやってる方がイキイキしてるとおも…♪(・∀・)
浮名さんにゴマ擦るシーンとか、数少ないオモシロドコロに瞬間スパークするエナジーをそこはかとなく感じますた。

ふー!まだ書くよ!たぶん!

蛮幽鬼@ゲキシネを観る。

2010-11-01 00:24:43 | 観る
そういやこれ、観劇時の感想書いてへんだなぁ。いかんいかん。

や~相変わらずサジさんの笑顔が気味悪かわゆくてね~~~♪
生舞台もね、結構良い席で観劇したので、堺さんの驚異的な笑顔キープ力は充分堪能させて頂いてたんですけど。
映像で観ると、一見同じような笑顔の中に色んなニュアンスを垣間見ることができ、改めて楽しませて頂きますた♪
今回、サジさんに限らずやたら顔のアップが多かったような気がするんですが、そりゃアップしたくなるよねぇ。
登場人物みんな、表情で語る部分が大きかったもんねぇ。
ただサジさんの笑顔の場合は、何か奥に秘めたものを感じさせはするものの、それを読み取らせるには至らない、
ひどく曖昧なソレでしたけど。そこがまたええんやんかいさこれ☆≧∇≦

サジさんは、バックグラウンドがまぁっっったく見えない人だなぁ、というのがののてぃの第一印象。
普通、人間の人格や思考って言うのは、生きてきた環境や経験によって培われてくもんやと思うんですけど。
で、それは例え本人が語らなくても、その人の生き様なんかに何かしらの形で見え隠れするもんやと思うんですけど。
サジさんは、そういうのがさっぱり見えへんくてね。
まぁ一応、殺し屋一族に生まれて仲間に裏切られて報復して…なんていかにも凄惨そうな過去は語られてますたけど。
その過去が果たして、殺し屋達にも悪魔と恐れられる彼を形作った全ての要因だったかというと、そうでもないような気がして。
なんでか言うて、人を愛する気持ちとか何かを悲しむ気持ちはおろか、人を激しく憎悪する気持ちや何かに怒り狂う気持ちさえも、
サジさんにはそれほどなかったんじゃないかと思えてならんかったのよにー。
だから別に土門さんみたくウラミツラミであんな風になったんではなく、彼は最初からああなるべくしてなったんじゃないかしらと。
きっと裏切られたからとか邪魔されたからとか言うのはほんのとっかかりに過ぎんくて、彼にとって人を殺めるって行為は生来の、
ごくごく自然な衝動だったんじゃないかと。それ故に狼蘭の悪魔になり得たんじゃないかと。
そんな彼の心の中をもし覗けたとして、そこに果たして何が見えたかって言うたら、何にもなかったんじゃないかと思うのな。
ただひたすら殺意という闇の広がる洞があるだけっていう。
だから、見えないんじゃなくて、存在しなかったんじゃないかとも思うんですけどに@バックグラウンド。

ってサジさんってばどんだけ残虐非道な殺人マッスィーンやねん!いう話なんですけどー。
まぁ実際、善か悪かで言うたら、間違いなく「悪」やしねー。しょうがないよねー。
ただ、不思議と嫌悪感は湧かない「悪」なんですよにこれが。
思うにそれは、サジさんが人間特有の醜悪さみたいなものを感じさせない人だったから。
なんかこう、他人に対する憎しみとか僻みとか浅ましい欲望とかそういう醜いマイナス感情ってのはまるでなく。
あるのはひとえに純粋な殺意だけ☆みたいな感じがしたのな。
まぁそれもどないやねんって話ですけどー。
その人間離れした悪意の、迷い?曇り?のなさがなんとも小気味よいと言うか。
ついつい心惹かれちゃう魅力的悪魔っぷりですた☆

そんなプリミティブ殺人鬼サジさんに、ほんの少ーし、でも致命的な影響を及ぼしたのが土門さんだったかと。
サジさんが土門さんに抱いてた感情は、決して友情とかそういう生ぬるいものではなかったと思うんやけど。
実際、自分の復讐のために利用しようとしてはった訳やし。
ただ他の人達みたく、利用するためだけの存在ではなかったとも思うのな。
一つには、過去の自分を捨て去ってまで復讐を遂げようとする土門さんへのシンパシーかなぁと思うんですけど。
そもそもサジさんにとって利害と関係なく他人に関心を抱くって言うのは、きっとものっそイレギュラーなことやったはずで。
それが自分でも意外で面白かったっていうのも、行動を共にした理由の一つやったんちゃうかしら。
あとは、そんなイレギュラーな存在の土門さんに、危機感みたいなのも感じてはった気がするのん。なんかこう本能的に。
んでののてぃが勝手に思うに、実はそれこそが、サジさんが待ち望んでた出逢いやったんちゃうやろかと。
他人に殺られるなんて、きっと考えたこともなかったであろうサジさんやけど。
もしかしたら自分でも気づかんうちに、自分を止めてくれる人を求めてはったんちゃうやろかなーって。
不毛な殺戮を繰り返す自分に、誰かが引導を渡してくれることをずっと待ってはったんちゃうやろかって気が、
最後、土門と戦いながら見せた笑顔を見た時にしたのよにー。
もっともそれは、別に罪悪感とか贖罪の気持ちから出た望みではなく、なんか、もう疲れた。みたいな。
もう殺しまくるの飽きちゃった。みたいなことやったんちゃうかなぁと思うんですけど。
いずれにせよ、解放されたい気持ちが心の奥底にあって、それをもたらしてくれるのが土門であることを無意識に感じてたから、
傍におったのかなーって思いますた。
そうやとしたら、望みが叶って良かったよに。巻き添えになった土門さんは、気の毒なことやけどに。
まぁでも、たとえサジさんと出会わなくても土門さんに明るい未来はあらへんかったやろし、むしろ愛する人の胸で死ねたってことで、
サジさんとの出逢いは土門さんにとっても運が良かったと言えるのかも。・・・いやどうやろ。(どっちやねん)
とそんな土門さんについては、また次回…♪(サジさんに思い入れ過ぎ)

あー久々長文書いたわー。

あ、最後に堺さんについて☆
なんか、凄いよね~~~。
何がって、どうにもならなそうなことを努力でどうにかしてしまうところが。
とても殺陣初心者・体育2(注:小学2年生時)の動きとは思えませんですたぉ。ほんま天晴ですた♪
(まぁ殺陣の付け方の上手さもあったんやと思うけど。。。(・∀・))
しかも、それだけの動きを要求されながら、あの微笑みキープでしょう??並みの集中力じゃないよに。
きっとこれからも、やれと言われたら何でもやっちゃうんやろねーこの人。

今回のサジと言う役について、フィジカル面がまず第一やったから、メンタル面はあまり考えずに演じたって話をしてはったけど。
それはとても理に叶ったアプローチの仕方だなぁと思いますた。(なんや偉そうですんません)
サジって、別にあれこれ思い悩んで動かはる人ちゃうし。感情面でも凄く薄い感じやし。
なんちゅーか、中身が空虚やもんね。そりゃ胸のうちをあれこれ詮索するだけ無駄よね。