★桃源深更深★~paradise into deep~

路は桃源に入りて深くして更に深し♪

330。

2019-04-02 00:23:46 | 良い日
なんだかもう雑草とか生えてきそうな勢いで放置かましてますけれども。

こう見えて当ブログ、開設より15年目に突入いたしました!ヤンヤヤンヤ!

全くご報告できておりませんが、相も変わらず日々好きな人・モノにときめいて回っております。

目下のところいだてん。もう面白過ぎていだてん。

本当に、こんな良いドラマで勘九郎丈・サダヲさんのお二人を1年間拝見できることが幸せでなりません。

ありがとうねくんく☆NHKさん☆

今、集中しもってテレビを観る人って少なくなってるし(自分もぼーっとナガラ観したい時あるし)、

いだてんみたく、感情も思考もフル回転させて観るドラマは大衆ウケしないのかもやけど。

その時ウケるものだけ作ってたのでは、それこそテレビは見捨てられていくと思うので。

観た後じき忘れられるライトなものだけじゃなく、何度も観返したり、数年後も心に残るような作品を作ってくべきやし、

いだてんは間違いなくそういう作品になってると思います。

だから、やっぱりありがとうねくんく☆NHKさん☆


そんなこんなで、今後とも懲りずにゆるぅく更新して参ります~。


恒例のこの1年のアクセス数集計☆↓

閲覧数:192332回

訪問者数:59824人

一日平均163人のお越しでしたー☆


過去に書いたキネヅカで、今も割と訪れて下さる方が多数。

特に中村さんちの倫也くんの人気は凄まじいものがあるなと実感いたしております。

力のある役者さんやし、ずっと世間に認知されてほしいなぁとは思ってましたけど、また随分なビッグウェーブに乗っかったもんやなと。

今月、久々の主演舞台拝見できるの楽しみにしております☆


本日の1枚:売れっ子になっても100円玉を大事にする子でいてね。



どうか。

2019-03-13 01:55:37 | 悪い日
一番苦しく悲しいのは彼の相方さんと、ファンの皆さんであることは重々承知の上です。

でもでも。

勘九郎丈を始めとする共演者の皆さん、スタッフの皆さんにどれほどの負担と心労がかかるかと思うと心配でなりません。

どうか、なるべく原型を留める形で最後までいだてんを走り抜けさせてほしい。



歌い手としても役者としても、たくさんの人に愛されてはったのに。

まぢで意味分からん。何なんや。


勘太郎くん8歳のお誕生日☆

2019-02-22 23:17:41 | 良い日
本日の1枚:豆まき、楽しそうやったねぇ♪


大変遅まきにもほどがありながら。。。あけましておめでとうございますm(_ _)m

本年もゆるりゆるりとお願い申し上げます☆


さて本日は歌舞伎役者として絶賛メキメキグングン成長中、三代目中村勘太郎くんのお誕生日☆

おめでとうございます~~~♪♪

今月中村屋は公演もないし、ご家族総出でお祝いしてもろたのかしら??

まず何はなくとも健やかに、そして楽しく充実した歌舞伎ライフを送られますよう。


んー勘太郎くんが生まれた時の印象はねぇ。。。


「あの愛ちゃんが!!お母さんに!!!∩(*・´ω`・*)∩」

でした☆

当時中村屋にはさほど興味のなかったののてぃですが、愛ちゃんは結構好きだったのでおめでたいなぁ♪と思った記憶があります。

勘三郎さんが初孫にデレデレしてたのも覚えてるなぁ。

勘九郎丈のことは全く記憶にない。(・∀・)フシギー


それがもう8歳ですかぁ。はぁ。へぇ。

勘太郎になられてからこの2年の成長ぶりは、素人目に観ても目を見張るものがあって。

去年11月の中村座での牛若丸なんか、ほんまに驚かされました。

勘九郎弁慶と立派に渡り合っていて(勘九郎丈曰く「俺が合わせてるからに決まってんじゃん!大変なんだから!!@座談会にて( 艸`*))、

動いても止まってもカタチが美しい。非常に説得力のある美少年剣士ぶりでした☆

来月にはお父ちゃまもおじじもいない歌舞伎座で早くも一人立ちされるとのことで!!*゚・:。ワァ(・∀・)オ。・:゚*

きっとまたたくさんのことを吸収してみるみるおっきくなるんやろなぁ。

その成長を楽しみに、ののてぃどうにか生きるよ…!(重いよ!)



本日の1枚:(多分)8歳の頃の勘九郎丈@供奴☆




勘九郎丈37歳のお誕生日☆

2018-10-31 23:48:07 | 良い日
お久しぶりの更新ですが、早速ひと叫び。。。


お兄ちゃ~~~ん!!お誕生日おめでと~~~~~!!!(∩゚∀`∩*)


今年は勘三郎さんの七回忌。

当月は歌舞伎座で追善興行を無事務め上げ、来月、つまり明日からは浅草におっ建てた平成中村座で引き続き追善興行、ということで。

大河の撮影の合間をぬって2ヶ月限定舞台復帰という、本当にお忙しい中で迎えられたお誕生日。

ちょっとは家族水入らずとかでお祝いして貰えてるとええけどなぁ。

明日からの公演のことでそれどころちゃうかなぁ。

ご自分のお役目もさることながら、勘太郎・長三郎のお二人がなかなかの大役を務められるようで、気が気じゃなさげやしなぁ( *´艸)

何はともあれ、勘九郎丈の更なる成長・飛躍・成熟を心よりお祈りしております☆☆☆

くれぐれも、くれぐれもお身体大事にしてね~~~。


今月の歌舞伎座、ほんっまに楽しくて素敵な興行でした☆

観る側、観せる側、皆のカンザパパへの愛が歌舞伎座中を包み込んでた気がします。

あと充満してたのが、舞台に立つ勘九郎丈を待ちかねてたファン(当然ののてぃ含む)の並々ならぬ「待ってましたっ!!」感な( ̄∀ ̄*)

その過剰なまでに膨らんだ期待を裏切らないどころか、悠々と振り切ったオトコマエぶりでしっかと魅了してくれたお兄ちゃん。

もうね、狐忠信なんてね、想定してた「カッコイイ!」をはるかに上回る「カ゛ッコ゛イ゛イ゛ッ!!!」ですたよ。。。(●´Д`●)

やーとても長い間舞台離れてたとは思えへん。。。一体日頃どんだけ鍛錬してはるのやら。。。


明日からはいよいよ中村座。

どうか一座の皆様、お怪我・ご病気・トラブルなく、無事に務め上げられますよう。

特に勘太郎くん・長三郎くんにおかれましては、楽しんで演じてくれはることを願ってます☆


本日の1枚:37歳の勘九郎丈で観たいお役の一つ。他にも山ほどありますけどー、何となくチャキチャキした世話物的なの無性に観たい気分。






悲しいニュースが聞こえてきた日。

2018-08-05 00:41:20 | 悪い日
あ~そういうことかぁ。。。

なんか昔のエントリーにえらいアクセスされまくってるなぁと思ったら。

1日、Rickくんが亡くなられたのね。。。

公式の発表はまだなものの、どうやら自ら命を絶たれた模様。


つかの間の素顔(厳密に言うと素顔に見えるお化粧やった訳ですが)に浮かべたちょっとはにかむような笑顔に、繊細な雰囲気が垣間見えたRickくん。

ここしばらくは心の病を抱えておられたとか。

周りの人達、さぞ悔しく悲しい思いをされてるでしょうね。

もっと何かしてあげられたんじゃないかってね。

とはいえ生きてることが死よりも辛く苦しいってどんな心境なのか、当事者以外にはなかなか理解してあげられないからなぁ。。。

でもなぁ。ご本人にとっての救いって、ほんまにそれしかなかったのかなぁ。。。

遺された側は、きっと永遠に問い続けあかんのやろなぁ。。。


とてもとても残念です。

ご冥福をお祈りします。


P.S.遺書と見られているインスタ投稿読みました。

詩のようなので、細かなニュアンスは読み取れないですが…タイトルのDamballaはブードゥー教の神様だそうで。

世界の創造主であり、弱い立場の守り神であり、また死んだ者の魂をあの世へ連れて行く神でもあるそうです。

自らの水先案内人を願ったのかなぁ。


長三郎くん5歳の誕生日&(遅れ馳せながら)七之助丈35歳の誕生日☆

2018-05-22 23:57:16 | 良い日
本日の1枚目:プリンス・オブ・マイペース(^ー^* )♪


本日は、勘九郎丈の愛すべきマイペース次男、長三郎くんのお誕生日でございます♪♪

めでたやめでたや☆ヾ(。・ω・。)ノ♪

なんか、ここ数年あんまりサイズが変わっていないようにも見えるカレシ。

このまま愛くるしい幼児のままでいてほしい気もしますが、そういう訳にも参りませんでねぇ。

こっからググーン!と身長伸びちゃったりね、すると良いね☆

勘太郎お兄ちゃんも、5歳くらいから伸び盛りやったもんね。

まずは、好き嫌いせず何でもモリモリ食べるんやでー(^^)



うん、何でも…ね…?(・∀・)


そんでもって、すっかりお祝いしそびれちゃいましたが、去る18日は七之助丈の誕生日でございました♪♪

大変遅れ馳せながら、これまたおめでとうございます~ヾ(。・ω・。)ノ♪

ただいま七くんは、コクーン歌舞伎にて絶賛奮闘中!ということで。

木ノ下歌舞伎の木ノ下さんがイッチョカミしてるとのことで、ののてぃも興味津々やったんですけどー。

お兄ちゃんおらんし、我慢でけるとこは我慢せな…!と断腸の思いで、今回は見送ることに。。。


するつもりやったんですけどー。(オヤオヤ)


今月に入ってののてぃ、近年稀に観る体調不良に陥りまして。

それがまぁ大そうしんどくって、でも仕事は休めへんくって、もう心身共にストレス溜まりまくりでしてん!(。TдT。)

ようやっと快復してきた頃、この憂さ一体どうしてくれよう!?と考えた結果。。。

コクーン行っちゃうことにしましたー!(☆・ω・)ノ


近々、35歳ホヤホヤの七くんを拝む予定です♪

評判すこぶる良いので、楽しみさぁ♪♪


本日のラスト1枚:クイーン・オブ・マイペース(^ー^* )♪


サダヲさん@48歳のお誕生日☆

2018-04-23 23:14:05 | 良い日
48しゃい!48しゃいって!!


阿部サダヲさん、お誕生日おめでとうございます☆☆☆(`・з・)ノU☆Uヽ(・ω・´)

いや~~~48歳かぁ。

ののてぃがサダヲっちを認識したのが2002年頃。

32歳。まだ青年と言って良い頃でした。(確か30歳くらいまで親御さんからお小遣い貰ってたんでなかったか)

それが今や48歳。

すっかり立派な中年になられて。ねぇ。

まぁ、観てるこっちも着実に歳食ってるわけで。

応援する方も、される方も、お互い無理せず参りませうね。

夏の、グループ魂ライヴとかね。


まずは、『ニンゲン御破算』鬼のように楽しみにしております♪


本日の1枚:その昔、お誕生日を祝ってもらって喜ぶ破壊さん。


330。

2018-03-31 21:20:24 | 良い日
やっほーい。

おかげさまで、昨日また330の日を(辛うじて)迎えることができました☆

日々、だいぶ過去の記事まで覗きに来てくれてはる方もいらっしゃるようで。

気持ちの赴くまま書き散らかしたエントリーが、少しでもどなたかの慰みになっているならこれ幸い♪

できれば、リアルタイムでお楽しみいただけるエントリーもどんどこ増やして行きたいところなのですが~。

ののてぃ、今年に入って転職いたしまして。

なかなか気持ち的にも体力的にも余裕がない今日この頃ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…

まぁ、合間を縫って気ままにボチボチ更新してこうと思います。

今後ともお暇があればご贔屓に~♪


恒例のこの1年のアクセス数集計☆↓

閲覧数:146267回

訪問者数:39125人

一日平均107人のお越しでしたー☆


さて我らが勘九郎丈、七之助丈とともに巡業で全国を巡っている最中でも、相変わらず病的なストイックさでもって役作りに没頭していらっさるようで。

チラホラ見かける近影がいよいよ修行僧の様相を呈してきてはるなと

まぁ大変ソリッドなビジュアルで、かっちょええんですけどね♪

お食事は専ら東京から持参している冷凍の手作りささみとか。(その横で七くんは嬉々として土地土地の名物をたらふく食べてるとか。)

撮影終わったら、しこたま美味しい炭水化物&油もん食べてほしい。。。

サダヲっちもこれから身体作りするんかなー??


本日の1枚:乞われたご期待!!





3月11日。

2018-03-11 23:22:33 | 普通の日
死者:1万5895人

行方不明者:2539人

避難生活者:7万3349人


7年か。そんなに経ったようには思えへんなぁ。

今でも津波の映像観るとみぞおちの辺りがぎゅうっとなります。

一方で、「復興」と言う言葉に行き詰まり感というか、閉塞感みたいなのを感じる今日この頃。

そろそろ「復興」っていうのとはまた違う、何か新たな方向を目指して進むべき時期なのかなぁという気もします。

具体的にどこへどう進むべきなのか、よくは分からないのですが。考え続けたいです。


ところで去年から避難生活者の数がえらい減ってるなぁと思ったら、国が自主避難の方々への援助を打ち切ってカウントされなくなったんですね。

本当に、今の政府は心底国民なんかどうでもええんでしょうね。

でも近頃は、そんな人達に舵を取らせ続ける、あるいは取らせ続けることを否定しない国民に一番責任があるとつくづく思います。


顔見世興行を観劇し倒す☆その参

2018-02-01 04:39:07 | お芝居
本日も本日とて顔見世観劇メモ。
夜の部行ってみよー。昼の部はこちら→☆☆☆

演目はこんな感じでした☆↓




『京の年中行事 當る戌歳 吉例顔見世興行』
2018/12/5・9・14・18@ロームシアター京都メインホール


★良弁杉由来 ~二月堂~

ご兄弟の出演なし。

小さい頃ワシに攫われた子供が偉いお坊さんになり、何十年と自分を探し歩いてきた母と再会するというなかなかスペクタクルな感動物語。
ちなみに良弁さんは実在した方ですが、このお話自体はフィクションみたいです。
リアル親子@藤十郎さん&鴈治郎さんで演じられていて、しみじみとした情感のあるお芝居。なんですけど。
お話の運びがかなり地味でですね。。。ちょっとその。。。眠かったです。。。
きっと良弁さんって方がそこそこ知名度ある時代に生きてた人は楽しめたんでしょうね~。
たとえ作り話やとしても、「なるほど彼ならそういうこともありそうだ☆」みたいなね~。
現代でも、高僧マニアの方とかなら、あるいは…( ̄∀ ̄*)
やたらリアルで立派な二月堂の舞台セットと、お坊さんがずらりと並ぶ絵面はなかなか壮観でした☆


★俄獅子

ご兄弟の出演なし。

芸者さん三人&鳶頭二人がただただ楽しく踊ったり派手に立ち廻ったりする、華やかな演目。
時蔵さん演じる芸者さんが粋で綺麗でカッコ良かった~♪
鳶頭な橋之助くん、表情や所作にどことなく勘九郎さんみがあってこれまたカッチョ良かった~♪
これ、どっちかというと芸者さんのが主役なんかな??演出的にそういう印象を受けたんやけど。
演じる役者さんの格?立場?によって、変わるのかな。


★人情噺文七元結 口上付♪

七之助くん=文七

タイトル通り、笑いあり涙ありの人情話。
七くん、誠実で勤勉ながらもちょっと頼りなくそそっかしい、優しげ(しかも無駄に美人…)な手代文七を演じてらして良かったです☆
これまでこういう芝居っ気のある=表現の自由度が高い立役されてるの生で観たことなかったので、そういう意味でもかなり新鮮。
七くんのエモーショナルなお芝居好きなので、これからもこんな立役でちょいちょい観たいなぁ。…難しいやろけど。

芝翫さんの長兵衛、ぶきっちょな優しさが光ってて良かった♪
芝翫さんは、こういうカラッとして人は良いけどちょいダメおやじ系、意外と似合うよねぇ。
壱太郎くんのお久坊の手、ちゃんと赤切れてた☆(;o;)
山田洋次監督の演出やとシネかぶのパンフに書いてあった気がするけど、デフォになったんやろか?

芝居の終盤には鳶頭のニザさんが登場して、大団円となったところでおもむろに「皆さんにご挨拶☆」と口上が(^ー^* )
扇雀さんのユーモア溢れるあったかい口上で、毎度笑いと拍手が起こってました♪

つかこの演目、ののてぃ今までシネマ歌舞伎版@勘三郎さん主演しか観たことなかったんですけど。
あれ、かなり山田洋次監督の演出が色濃く出たものやったんですねぇ!
笑えるとこ泣けるとこ、今回観たのに比べるとだいぶ盛ってあったんやなぁと( ̄∀ ̄*)
まぁ寅さん大好きののてぃとしては、とても馴染みのあるノリで大いに楽しませて頂いたんですけど♪


★大江山酒呑童子

勘九郎さん=酒呑童子 七之助くん=源頼光

これです。これのために夜の部4回も通うはめになりました。
いやぁもうとりあえずね・・・
勘九郎さんの舞踊がね・・・

ほんっまにすばらしかったのす・・・!!・:*:・(*´▽`*)・:*:・

可愛げと凄みをくるくると自在に繰り出しながら端正かつアクロバティックに舞う勘九郎丈に、ただただ魅せられました。。。
酒呑童子、まず出てきた瞬間「あ、こいつあかんやつや」って本能が警告する系の不気味なかわゆさ。
一見きゅるるんとイタイケな少年みを湛えながら、その実ヤバイ子オーラがハンパない。なんなら後の鬼神姿より恐い。
とにかく表情が細やかでね~☆花道でうっとり月を見上げる表情には、観てるこちらにも月が見えるようやったし。
ヨリミツ達がお酒持ってきたよ☆って話すの聞いてるうちにだんだんと目が弧を描いて口角が上がってくのには、あんな細かく表情筋て動かせるもんなんやなと感心しきり。
中でもいざ注がれたお酒に喰らいつく際の表情が凄かった…!心底嬉しそうにニンマリと笑みを浮かべたお歯黒顔がもうほとんどホラー!。゚(゚ノД`lll゚)゚
会場全体がひぃ…!ってなったように感じたのは、決して気のせいではないはず。いやぁあれはヤバイ。。。近寄ったらあかん。。。

あ、そうそう。
このシーンの舞台写真を買ったんやけど、勘九郎さんお歯黒してなくて。5日(とそれ以降)はしてたから、最初の何日かはしてはらへんかったんやろな多分。
あと、七くん頼光と花道でキマるとこのお写真ではお兄ちゃん、素手を赤く塗ってはるんやけど、5日に観た時は赤い手袋してはったのな。
拵えプランって公演中に試行錯誤して色々変えていかはるんやなぁと思った次第。

閑話休題。
あと表情で印象的やったのは、頼光達に酒の肴にひとさし舞っちゃいなよYou☆っておだてられて舞うところ。
踊ってる最中、手に持った扇をすぅっと顔の前で滑らせた瞬間、お顔が少年から凄みのある鬼に変わるの、あれもうたまらなんだです!!(*´-`)

当然ながら、舞踊も素晴らしかった~♪♪
座って上半身だけで踊るシーンでは、動きが制限されるからこそ体幹の確かさが伝わってきたし。
もちろん、立って踊っても素晴らしい☆
もうねぇ、動きのイチイチがキマるんですよねぇ。酔いどれぶりさえキマる。
音に乗って躍りのスピードがグンと上がるとこなんて、もうキメキメでサブイボもんやったし!
迸る躍動感に、会場全体のボルテージも上がってくのが分かって気持ちが良かったー♪
あんな風に踊りでお客さんの心を鷲掴めるの、凄いなぁほんま☆
そうそうローム、舞台袖に5メートルほどの短い仮花道が設置されてたんですけど。
花道近くのお席に座ってると、所作台踏み鳴らした時の振動が物凄く伝わってくるんですね。
お兄ちゃんが花道でそりゃもう高く飛び上がった時とかビリビリ来て、超テンション上がりました☆
ただ9日に観た時に、所作台の真ん中あたりがなんかすごい滑りやすくなってるのが見てとれて。
最初に童子姿でツツツっと走り出てヒタと止まるはずがちょっとスライディング気味に停止して、え?ってなって。
舞のクライマックス、大ジャンプして着地する際には明らか右足が滑って若干姿勢崩して、すぐ建て直して最後まで踊りきらはったけど、ほんっまにヒヤヒヤしました。。。
あれでまたどっか傷めはったんちゃうかと心配やったんですが、後日観に行った限りではガンガン踊りまくってはったので一安心。
ただその日以降、花道での大ジャンプでは板を鳴らさないよう着地してはったんやけど。。。あくまで用心のためやったと思いたい。。。
千穐楽には喉もだいぶヤラレてはったけど、最後まで素晴らしい鬼神ぶりで、お兄ちゃん鬼に一年の邪気をすっかり払って貰えた気がしますた☆

七くん頼光、貴公子然とした、憎たらしいほどのべっぴん王子☆
つーか実際けっこう憎たらしいというか酷い子。
なんぼ相手が鬼やからって、騙して毒酒呑ませた上に5人がかりで斬りかかるって!ねぇ!(。・`ω・´。)←ついお兄ちゃん鬼に肩入れ
でもなぁ。。。美人は正義やねんなぁ。。。(諦め早い)
舞に立ち回りもあって、ほぼ出ずっぱりな感じなので、七くん贔屓には結構オイシイ役ドコロやったんちゃうかなぁ☆
そうそう、何気に座り姿が美しくツボでした♪♪

とそんな頼光役も含め、今回七くんはどういうさじ加減でそうなったものやら、役ドコロがAll立役ということで。
カレシ若い頃はチョクチョク立役もこなされてたようですけど(ご本人も立役志望やったとか)、近頃はめっきり女方に心血を注いでおられるので、
今回のような配役はほんまに稀。(といいつつ、今年はコクーンにて立役DE主演!務めちゃいますけど…もしやそれに向けてのリハビリ配役やったんでせうか…?)
正直、世間一般的にはやっぱり七之助くんの女方観たいって方多いやろし、昼夜通して1度もそれが観られないというのは流石にどうやったんやろなぁ。。。
と思わないでもなかったのですが。
まぁ役者として色んな引き出しを確保しておくというのは、ご本人にとっても観客にとってもええことやと思うしね~。
個人的には、たまにはこんなイレギュラーなキャスティングがあっても楽しいかなと☆

なにはともあれ、お兄ちゃんと七くんの立ち回りなんて兄弟贔屓的にも今後どれだけ観る機会があるか分からんし、貴重なもん観られて良かったなぁ♪
花道でお二人が(両立役で!)キマるとこ、まぁ素敵やったぁ☆・:*:・(*´艸`*)・:*:・
このシーンの舞台写真、今回一番のお気に入りです☆

そんなこんなの襲名のお祝いムード漂う、楽しい顔見世でございました☆
ご兄弟、日頃はやっぱり歌舞伎座など首都圏でのご出演が多いので、観られたとしてもせいぜい2日ほどで、毎度帰京の際は後ろ髪引かれる思いをするのですが、
今回はめいいっぱい通うことができて大満足でした☆
…と言いたいところですが、出来れば全通したかった!!+。(゚うω´。)o_+゚
もしくはもうちょい長いことやってくれたらなー。18日間は短いべ?
ほんに、人の欲とは果てしないものです。。。

余談。
初日、会場に向かって歩いていたら、前方に止まったタクシーから子供二人と女性二人が降車。
遠かったのでお顔は見えなかったものの、お子ちゃまの一人が着ていたお洋服@品の良い短パン姿に何やら見覚えが。
女性のお一人はお着物。あれ、もしや。。。
と思ったら、やっぱり勘太郎くん・長三郎くんご兄弟☆
お着物の女性は好江夫人でした。(もう一人の普段着の女性はスタッフさんやったのかな…?)
二人があっちへチョコチョコこっちへチョコチョコしながら会場入りされるのを後ろから微笑ましく眺めつつ、続いて入りました♪
ちなみになんで勘太郎くんのお洋服に見覚えあったかというと。
その同じカッコで七五三参りする勘太郎くんのお写真を、ちょっと前にどこぞで見かけたばっかやったのな…☆


本日の1枚:多分素手やと思うのよ。ちなみに別のシーンのお写真は撮った日が違うのか、手袋でした。