ちょっぴり辛口感想につき、ご容赦を。。。
いやいや、終わっちゃいましたねぇ。。。
思えば、こんなに長きに渡ってリアルタイムで追い続けたドラマって初めてかもしれない。(木更津キャッツアイでも4?5年くらい?)
観てきたこちらも、ある種の達成感みたいなものを味わわせて頂きました☆
まぁ正直言うて、面白さのピークはやはり連ドラが終わった時やと思うんですけど。
雪平刑事を初めとする登場人物達が揃いも揃って魅力的やったので、彼らの活躍ややり取りを観られれば8割方満足☆
って感じで、この10年大いに楽しませて頂きました。
いやそれにしても、ミオちゃんの(演技面はさておいて…)成長っぷりに恐れ戦いたのは、ののてぃだけではあるまい。。。
10年ってオソロシイ。。。
さてthe end、面白かったですよ♪
ただねー、ちょっとねー、色々雑な感じがしたのだなー。
展開とか、登場人物の心理描写が。
特に我らが小久保くん!
いや、最後の最後に出世欲をかなぐり捨てて山路さんの元に駆け付けるキラキラおめめの忠犬小久保くんにはすこぶる萌えたぎったんですけどー。
なんか、あそこに来て急に正義?に目覚めちゃったカレシが、どうも腑に落ちなくて。
だってけっこう中盤まで、雪平のこと助ける気なんか全然ないように見受けられたよ?
なんなら、コイツ犯人なんじゃね?(-∀-)くらいの扱いしてたよ?
専ら自分の保身にばっか躍起になってるように見えたよ?
あんな風に正義に目覚めるのなら、せめて今作の最初からとかでもええから、己の権力主義と心の奥にくすぶるなけなしの正義感との間で揺れ動く小久保くん!
…みたいな描写が欲しかったなぁ。
なんかあまりに唐突な方向転換やったから、てっきりののてぃ、あれは吉田さん(役名忘れた…)の差し金で、
味方になったフリして雪平たちの動きを監視・阻止しに来たのかなって、あらぬ疑いのまなざしを向けてまったよ。( ̄∀ ̄)
まぁ、結局最後まで雪平さんにとっては裏のないキャラクターで、それはそれでホッとしたような☆…でもちょっと残念なような。
ん~やっぱもう一ひねり欲しかったなぁ!
あそこから裏切ってこその『アンフェア』やろ!!と思った次第です。(そんなに小久保くんをヒトデナシキャラにしたいのか)
あとは、雪平さんの男関係がなー。(下世話な言い回しで申し訳ない。でも雪平さん、結構恋多き女やもんね?)
お父さんを殺した実行犯が一条と分かって、でも結局彼を愛してしまったから復讐できなくて…って展開とか。
え?そんなに一条さんに思い入れあったの???と。( ̄∀ ̄)
だって言うても、前作の映画版でぽっと出てきた人じゃないですか。
こちとら、そこまでの思い入れがあるようにはどうしても感じられず。
あの安藤くんさえ撃っちゃった雪平さんが、なぜ彼のことは見逃すのかなと。(まぁ安藤くんの場合は殺さなきゃ殺されるって状況やったのもあるだけど…)
だって、(あの場で雪平さんを助けるためにしょうがなしにとはいえ)薫ちゃんも殺しちゃった人やよ??
たとい復讐=殺してしまうことはないにしても、せめて逮捕くらいしなよと。(逮捕したところで有罪には持ち込めへんかもやけど、そこはケジメとして)
なんか、あんな風に(降って湧いたような)情に流されるのって、雪平さんっぽくないなーと思いますた。
津島くんも、なんだか雑な設定やった印象。
身近な誠実キャラが裏切るっていうのはもうこのドラマのデフォなので、彼の裏切りが早くから分かっちゃってたのは別にええんですけど。
なんか背景が薄っぺらいというか。
あそこまでするほどの動機じゃない気がしました。
もう裏切るのはバレバレなんやから、せめてその辺りもっとドラマ性を持たせてほしかったなぁと。
あとカレシ、簡単に雪平さんに惚れ過ぎ。
そんなに惚れる要素あった??
まぁ、安藤くんの中の人との関係もあって安藤くんと存在をダブらせたかったのもあるんでしょうけど。。。
惚れっぽいにも程があるやろと。
でもって一つ不思議やったこと。
雪平さんが組織側の武部氏から津島抹殺の命を受けた時、もしあそこでほんまに雪平さんに殺されてたら、津島くんどうしたの?と。
だってあの時点で雪平さんが踏みとどまる保証、全然なかったじゃないですか。
その時は自分の命と引き換えに、お父さんの潔白を証明して貰う約束やったとか??
でもそんなん、死んでしもたら見届けられへんし、意味ないよねぇ??
組織側としても、あそこでもし雪平さんが指示通り津島くん殺しちゃったら、その後色々不都合が出てくる気がするんですけど。
あれはどういう意図があったんでせうね?
津島くんと雪平さんの結びつきを強めたかった??
んーあそこはどうも展開がオカシイ気がしますた。
あの段階ではまだ津島くんは組織側と繋がってなくて、その後雪平さんを陥れる契約結んだっていうならまだ筋は通る…かなぁ?
とまぁ、いろいろいろいろケチ付けちゃいましたけどー。
雪平さん演じる篠原涼子さんは、ほんまに綺麗で憂いがあって文句なく素晴らしかったですし☆
他の役者陣も実力派揃い(正直、絢斗くんはちょっこし力不足やったかなと思いましたが…いかんせんあの布陣の中では致し方なしか)で、
彼らの演技力とオーラでもって、長寿人気ドラマとして有終の美を飾れていたんじゃないかなぁと思います☆
キャスト・スタッフの皆様、どうもお疲れ様でした!
長年、面白いドラマをありがとうございました♪♪
あ、ののてぃが予想した逆裏切り=「敵のフリして実は味方!」は薫ちゃんやったのね…☆
(カレシもたいがいあっけなく殺されてもうたな…(;_:))
本日の1枚:山路&小久保バディ、フォーエバー☆(ノД`)゜+.゜゜+.゜