★桃源深更深★~paradise into deep~

路は桃源に入りて深くして更に深し♪

『シャニダールの花』の舞台挨拶を観る☆

2013-06-27 02:23:58 | 観る
GMT47の子が出てた☆(゜∀゜)


『シャニダールの花』先行上映会@TOHOシネマズなんばに行って参りました~☆

上映後、石井岳龍監督、綾野剛くん、黒木華ちゃんによる舞台挨拶がありまして♪

綾野くんに密着してるとかいう(何の番組かは不明)テレビカメラ以外マスコミさんがおらず、終始リラックスムード☆

また観賞後のお客さんを前に話をされるのは初めてとのことで、けっこう饒舌やったように思います♪(主に綾野くん&監督)

ネタバレを気にすることなく喋りたいこと喋れるもんね~。(・∀・)

終盤など、司会者の方が一度締めようとしたところ、綾野くんが「この後はもう上映ないんでしょ?もう少しお話しましょう!」と提案してくれて。

けっこう長い時間割いてくれますたぉ☆(*人・ω・).+゜*。:゜+


以下、お話されてたことなどざっくりと。

ネタバレのないように書いてますが、チラッと内容に触れてたりするので、そんなんイヤヤーンって方はスルーしてね。


綾野くんはですねぇ、シャツ・パンツ・靴全て真っ黒!(・∀・)ヤッパリネー

丸めがねに、うっすら生えた無精ひげがええ具合に荒んだ感じで、男っぽい色気を醸してますた☆゜.+:。(〃ω〃)゜.+:。

テロっとした丈の長い黒シャツに、シルバーネックレスと、トップに黒い羽根のついたネックレスを重ね付けされてたんですが。

石井監督、その黒羽根ネックレスがいたくお気に召したご様子ですた☆

一方で、華ちゃん(「はる」って読むんですね~。今回初めて知りました☆)の綾野くんのファッションを観ての印象は「歪んだ牧師」。(*≧∇≦*)

それを聞いたお客さんから笑いと納得の拍手が起き、綾野くん「最近(普通の)優男役も結構やってるよ?そんなに歪んでるかな俺…」とブツブツ。

その後、華ちゃん「なかなかそういう雰囲気の人っていない。私の中で『変』は褒め言葉」的なフォローされてましたけど~。

それに対して綾野くん、「(そういう意味合いなのは)分かってるけど、マスコミは面白おかしく『綾野剛 変態』と見出しに使ったりする。

でも最近は、それで皆が興味を持ってポチっとしてくれるならそれでもいっかーと思えるようになってきた・・・そんな自分がちょっとイヤ!」

と。どないやねん。(*≧∇≦*)

まぁなんか、綾野くんの中でせめぎ合ってるんでしょうね、あくまで真摯な表現を欲する自分と世俗的なノリを許容しようとする自分がね。(-∀-)


冒頭、司会者さんの「印象に残ったシーンとか撮影エピソードありますか?」との問いに、3人揃って「記憶にない」といきなり司会者泣かせの返答。

皆さん、とにかく撮影に没頭していて、細かいこと覚えてないんですってー。

でも、映画を観てそれは分かるような気もしました。

なんか、あの世界観は魅入られちゃうよなぁ!と。

きっとキャストさんもスタッフさんも、撮影してる時はもちろん、撮影してない時もずっとあの映画の世界の中で生きてはったんではないでせうか。

それはたぶん何かこう、夢の中にいるような感覚で。

目が覚めた=撮影が終わった瞬間、はっきり思い出せなくなる。みたいな。

そんな感じなのかなーと(勝手に)思いますた。


他にはですねー。。。

綾野くんの第一声の「こんばんは」が何故か関西のイントネーションで、司会者の方に突っ込まれたり。

(登壇前に関西メディアの取材を複数受けてたみたいなので、移っちゃったんですかね( *´艸`))

マイク使わずに発言して、「マイク使ってくださいね」ってまた突っ込まれたり。(かわゆいぞおい)

話してる途中、監督の意図と綾野くんの解釈がちょっと違う箇所のあることが判明して、綾野くん「えぇ!!そうなんですか!!」と驚いてたり。

(ののてぃ的には、綾野くんの解釈も結局は監督のおっしゃる内容を意味するのではないかと思いましたが☆)

「もしこれがヒットしたら続編を撮りたい!」という監督の密かな野望を初めて聞いて、これまた綾野くん驚いてたり。

(確かに、あのラストの後どうお話を続けるのか、ちょっと想像つかない。。。まぁ逆にどうとでも続けられそうでもあるけれど)

監督と綾野くんが似てるという話から、お互いを「パンクで」「狂ってて」と褒め合った(?)り。

「大阪大好きなんですよ!浮ついてるのに(浮ついてるのに?)地に足ついてる感じが!」と熱く語ってらしたり。

「良いと思ったら周りにも勧めてください。思わなかったなら勧めなくていいです」と綾野くんがあっさり言ったのを、

「僕は、思わなくてもとりあえず勧めてほしいんだけど!」と監督が直ちに訂正に入ったり。(そりゃそうだ)

その後の議論の結果、「やっぱり面白くないと思っても勧めてください!その方が面白さを見つけてくれるかもしれない。そうやって気持ちを繋いで行きたい」と言い直されたり。

(ちゃんと面白かったので、ばんばん勧めますよー♪)

・・・そんなとこでしょうか。

むーん。他にも結構笑いが起きてたりしてたんやけど。。。思い出せませぬ。



映画自体の詳しい感想は、上映が始まったらもう1回観に行く予定なので(前売り券買っちゃってるので☆)、その時に書こうと思うんですが。

とりあえず漠然とした印象を述べるなら、んー、暗く静謐な教会の中に光を落とすステンドグラスの様な美しさのあるファンタジー☆みたいな。

ロケーションは現代社会やし、ファンタジーな要素としては「人の胸に花が咲く」、ほぼそれだけなんですけど。

繊細で美しい映像や、どこか非現実的透明感のあるキャストの演技が、この世のモノならぬ世界観を作り上げていて。

現実世界の延長線上にあるおとぎ話って感じがしますた☆

美しくて、冷たくて、優しくて、哀しい。爆音と静寂が違和感なく同居する、白昼夢のようなおとぎ話。

劇中、綾野くん演じる大滝賢治が(一見冷めたキャラクターなのに意外と…ってニュアンスで)「ロマンティストだ」と評されるシーンがあるのですが、

これ作った石井監督もたいがいロマンティストやなぁと思いますたぉ。(´・∀・`)


さて。

(こういう感覚的な映画は特に)先入観を持って観たくないので、これまで雑誌のインタビューとかほとんど読まずにいたんですけど。

めでたく解禁です♪ワ━ヾ(。・ω・。)ノ━イ♪

でもって、解禁と言えば、綾野くんの新しい映画@しかも主演!の情報が出ましたねー☆

なんと今日から北海道でクランクインやとか!

綾野くん、大阪から直で北海道入りしたんでせうか??(昨日はさすがに大阪泊まりよねぇ…?)

ほんっっっまにお忙しいことで。。。そんな中、よく関西まで来てくれはったなぁ~ありがたや~。+.。゜:;。+゜(ノд・。)゜+。::゜。:.゜

どうか体調にはくれぐれも!くれぐれもお気を付けて、素敵な作品作って頂きたいです☆


本日の1枚:なんかこう、綾野くんを女優さん並に美しく撮ることに心血注がれてる感じがしました…!( ̄∀ ̄*)



うーん。

2013-06-25 01:18:59 | つぶやく
誰だって人生そうトントン拍子ってわけには行かないもんですけど。。。

キツイやろなー、これは。ツライやろなー、星野くん。

でも、ここで無理しても絶対何もええことないからね。

ご本人も、周りのスタッフさん達も、英断してくれたなと思います。

今はどうか、じっくりと治療に専念してくださいますよう。


本日の1枚:またニカニカ笑顔に再会できる日をのんびり楽しみにしております☆




*゜Д゜)*゜д゜)*゜Д゜)エエエ!!!

2013-06-23 03:09:32 | つぶやく
観たい。。。

観た過ぎる。。。

SKOMB!

…じゃなかった。いや、冠さんも観たいだけどー。

サイケデリック・ペイン!!:*:・(*′Д`*)・:*:


でも土日は厳しい。。。

しかもその次の週末に、お休み貰うことになってるし。。。

行ける気がしない。。。

せめて、9月じゃなかったらなぁ~~~。

ってか2DAYSやるなら、1日は関西でやっておくれよ~~~ぅ。(´・ω・`)


正味な話、2日も何やるんやろ…?


本日の1枚:魁人くん観たいなぁ。。。


『奇跡のリンゴ』を観る。

2013-06-21 01:33:37 | 観る
なんかね~、ザ☆家族讃歌!って感じですた☆

リンゴの無農薬栽培を成功させた木村さんはもちろん凄いんですけど、それを支えた家族のがもっと凄い!と思いますたぉ。
だってあんなん、たいがい滅茶苦茶やもん、一家の大黒柱としては。( ̄∀ ̄)
ぶっちゃけ、他になんぼでもやりようがあったと思うのよ、あんな無茶なトライせんでもさ。
そこを奥さんと奥さんのお父さんが、よう辛抱して付き合ってあげはったよなぁと。
ほんっまええお嫁さん貰ったよねぇ~~~、木村さん!
まぁきっと、そんな素敵な女性が支えてあげたくなるような魅力が、木村さん自身にもあったってことなんやろけどね☆
「1つのものに狂えば、いつか答えに辿り着く」って台詞にありましたけど。
木村さんの狂いっぷりは、感心を通り越してちょっとそら恐ろしい感じすらしますた。
ちなみにののてぃ、木村さんのことは何年か前にテレビで拝見したことがありまして。
その時は、かなりこう、発言がSFファンタジーな感じで。。。( ̄∀ ̄*)
でもなんか、あの底抜けの明るさが少々様子のオカシイことも「ま、いっか」って思わせちゃうんですよねぇ。
なんか、不思議なパワーを持った人ですよねぇ。。。

サダヲっち。
真っ直ぐでちょっと抜けてて妙に頑固で、でもなんしか憎めない、そんな主人公を愛嬌たっぷりに演じてはりますた♪
方言の雰囲気を捉えて話すのが(発音とか正確には合ってないのかもやけど…)ほんまにお上手☆
子供の作文を読んで泣くシーンで、演じながら自分を俯瞰することがなかったのは初めてだったとおっしゃってましたけど。
ファンとしては、そういうサダヲっちの演技を観れたことが感慨深かったです☆
ここか!この涙か!と、違った意味で感動してたり。( ̄∀ ̄*)
ちなみにののてぃ的には、繋がってない公衆電話で家族に向かって話し続けるシーンで号泣ですた。+.。゜:;。+゜(ノд・。)゜+。::゜。:.゜。+。

菅野ちゃん。
あのパッと花が咲くような笑顔が、役ドコロにピッタンコですた♪
なんか一緒にいるだけで、心が明るくなる女性よね~☆
きっと彼女みたいな人が傍にいて支えてくれたら、たいがいのことは乗り越えられそうな気になるよね男性は☆
そんな素敵な笑顔もさることながら、ポロポロ涙を溢すシーンも大変心揺さぶられました…☆

山崎さん。
少ない台詞でも、十二分に存在感を発揮されててさすがですた☆
で、ののてぃ的には、この一番の功労者であるはずの、お義父さんの死に際をもっと丁寧に温かく描いて欲しかったかなぁと。
まぁ、事実のまま描いたのかもですけど。。。そこは、映画的に多少脚色しても良かったんでないかと。
だってあれじゃあちょっと、おじいちゃん報われなさ過ぎる。。。(´Д`)

…とかね~、細かいツッコミドコロもちょいちょいありますが~。
素直に観ると、素直に感動できる良質映画だと思います☆
そうそう、青森の自然やリンゴ畑の風景がすんごく綺麗に撮られてたなぁ♪
ぜひ訪れてみたいです♪♪

『TWELV』を観る。

2013-06-16 23:03:07 | 観る
本日の1枚目:おはよう日本、録り損ねたぉ…!(ノД`)


綾野くんが出るって言うからちゃんと録画予約してたんですけどぉ。。。

さっき観ようとしたら、5時~6時半までしか録れてなかってん。。。〓■● バタッ

なんやあの番組ってば、番組表上で3つくらいに分かれてるのな!

それに気づかず、てっきり録画できたもんや思って確認したら、あぁ。。。

何なん!?なんでそんな意味分からんことになってんのもーぅ!キィ━━((ヾ(*`⌒´*)ノ))━━━ィィ!!


…と、おのが不注意を棚上げしたしょーもないグチはその辺にしてー。

ちょっぴり哀しいこんな日は、美しいAndrejくんのお写真でも眺めて心慰めて貰いませう☆

本日ご紹介するのは『TWELV』Issue3でございます☆

なんとこちら、珍しいことにamazonやら楽天やらで普通に買えちゃいます!

わーん素敵♪♪+゜*。:゜+(人*´∀`)+゜:。*゜+.

他の雑誌もさー、これくらい楽ちんに手に入ったらええのにねー。。。


さて奥さん、このエディトリアルは必見でございますよ!

いや、Andrejくんはいつだって必見なんですけれどもー。

なんちゅーてもこの美jiri…!!!キャ━(*′∀`*)━ ♪ ←

       

          

やーののてぃ、人生ここへ来て初めて美jiriの何たるかを思い知らされました。

21歳の男子に。

なんかもう、すいません。←なぜ謝っているのか本人にも分からない


撮影中のオフショットもあるであ♪

     

あーあー、オフショットでもかわゆいったらありゃしない。(*´Д`)。o.゜

このわんころ、とっても幸せモノたい☆(Andrejくん、このワンコ欲しい!って呟いてたね☆)


以上、ののてぃがめいいっぱいおっさん目線でお届けしますたー☆(´▽`*)ゞ


本日のラスト1枚:関西ローカル番組キューンで、ガッチャマンの予告トレーラーが流れてますたー♪(映画館で今よく流れてるヤツな☆)


水族館へ行ってみた日☆

2013-06-13 00:31:28 | 良い日
先日、京都水族館へ初めて行ってみました~。

思ってたより広くて、けっこう楽しめたかな☆

平日だったんですが、なんかお子ちゃま連れが多くて。

月曜やったんで、日曜参観の振り替え休日か何かで休みやった学校が多かったんかなぁ。

まぁでも、そこまで混雑してるってほどでもなく、割とのんびり観られますたぉ♪


イルカのショウが近くで観られて良かったです~♪(もれなく水しぶきがかかりますが…)

 

この子ら、かしこやな~ほんま☆


お友達親子と一緒に行ったのですが、お子ちゃま(男子・もうすぐ2歳)は、最初コワイコワイを連発。(ノω`)

多分、水族館ってちょっと薄暗いからちゃうかな~と。

得体の知れない生き物もいっぱいおるしね。巨大タコとか、巨大カニとか。怪しく舞うクラゲとか。(綺麗やったけど)



中でも、こちらの水族館の目玉であるオオサンショウウオにはかなりの拒絶反応を示していて。

売店のオオサンショウウオぬいぐるみ(結構デカイ。実物大って感じ)にも、全力でバイバイしてますた。。。←怖いモノにはとにかくバイバイ言う子

ののてぃ。も、あれは正直ちょっと。。。いや、貴重な生き物なのは重々承知してるんやけどね。。。(´・ω・`)


この水族館が造られるにあたっては、京都内でずいぶんと揉めたので、どうなんやろな~と思ってたんですけど。

出来てしもたもんはしょうがないですしね。

なんとか、市民にとって有益なものになるよう、また憩いの場として少しでも愛されるよう、頑張って経営してってほしいなと思います☆


本日のラスト1枚:お土産に買った水族館和スイーツ♪かわゆす♪


『The Australian Women's Weekly』を読む。

2013-06-09 00:01:53 | 読む
ちょっぴり久しぶりになってしまいましたが、Andrejくんの話題をば♪

先日、素敵雑誌が手元に届いたのでご紹介@オーストラリアの雑誌『The Australian Women's Weekly』2013年4月号☆

こちら、AndrejくんとAndrejママが一緒に取材を受けてはるのん♪♪

     

  

なんて素敵な親子(&兄弟)写真なのかしら♪ほんま仲良さそうよねぇ♪♪+゜*。:゜+(人*´∀`)+゜:。*゜+.

お二人揃ってインタビュウにも答えてはるんやけど。

や~、Andrejママすごい☆

親御さんにとっては、ただでさえ子育てって悩ましいものやろに、マイノリティーなお子様を育てることになった日にはきっとご苦労もヒトシオで。

ましてや、旦那さん=父親がおらんとなったらなおのこと…!

それでも、Andrejくんはめいいっぱい愛されて育ったんやなーってことがよく分かる内容になっておりますた☆

なかなか興味深かったので、いっちょがむばって訳してみることにします!

ちょいちょい省いてる&例によってゆるふわ愛されニュアンス意訳してるので、あしからず。。。


☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆;:*:;☆

ご存知の通り、Andrejくんはボスニア生まれ。

セルビア人の母Jadrankaとクロアチア人の父Vladoの間に生まれました。兄Igorとは1歳違いです。

彼が生まれた年、ボスニアで内戦が勃発。

Andrejママは生まれたばかりのAndrejくんとIgorくんを連れて、セルビアのベルグレイドへ移り住みます。

その時、Andrejパパは家を守るため、ボスニアに残りました。

難民キャンプでの生活を「楽しい幼少時代だったよ。」とAndrejくんは話します。「友達がいたし、一緒に遊べて楽しかった。」

Andrejくんが5歳の時、一家はようやくボスニアに戻りました。

ついにAndrejパパと再会できたものの、幼かったAndrejくん達はパパを覚えておらず、一家の状況は関係修復が不可能なほど変わってしまっていました。

そんな中、再び戦争が始まり、ついにAndrejママはオーストラリアに移住することを決意。

Andrejパパはすぐには同意してくれなかったものの、結局は譲歩して彼らを行かせることに。

ひとえに、Andrejくん達の安全を考えての決断でした。


2000年、Andrejくん達はオーストラリアのメルボルンに移住しました。

Andrejママは息子たちを地元の学校に入れ、低賃金の仕事をしながら、教師の資格を取るべく学校に通いました。

周りからは「掃除の仕事をしたくないの?お高くとまってるのでは」などと言われつつも、ボスニアで弁護士をしていた彼女は、

どうしても自分が持っているスキルを活かす仕事がしたかったので、ラテン語と英語を勉強。

ただでさえ不慣れな外国語である上に、オーストラリアの英語は独特の訛りがあるので、習得にはずいぶん苦労された模様。

それでも彼女は勉強をやり通し、今では非常勤講師としてメルボルンの高校に勤めています。

「今は木工と陶芸、音楽、インドネシア語、それに日本語まで勉強してるのよ」笑いながら彼女は言います。(日本語!!(〃^∇^))


Andrejくんにとっても、オーストラリアへの移住は大きな試練でした。

英語は全く話せない上に、彼はクラスの他の男の子達とは明らかに違っていました。

「彼はバービー人形で遊びたがったの」Andrejママは言います。

「私は世間にそのことを知られまいとしたわ。でも、彼はそういう子だったし、そうやって遊んでいると幸せそうだった。

しょうがないから人形をテーブルの下にすべらせてそこで遊ぶように言って、遊び終わったら私のとこに人形を持ってこさせるようにしたの。」

Andrejくんをigorくんと一緒にキックボクシングの教室に入れてみたりしたものの、上達する気配はなく。

心理学者の友達には、小さい頃過保護な母親と祖母に育てられたせいで甘えん坊になっただけで、成長と共に男の子っぽくなるんじゃないかと言われたものの、

Andrejくんが小さい頃から女の子の服を着たりメイクしたり髪をカールしたりするのが好きだったことから、どうもそうではなさそうだと感じていたAndrejママ。

とにかく、Andrejくんの将来が心配でしょうがなかったそうです。


そのうち、Andrejくんは高校に進学します。

彼が通った高校は、55の異なる国籍の生徒が在籍していました。

その学校のモットーは「個性、多様性、そして美徳」。

人種も宗教も抱えた事情も様々な子供達が集まるその学校で、Andrejくんは自分に自信を持つようになります。

「そこは洗練された、自由な学校だった。誰も僕に変われなんて言わないしね。」

その学校は制服もなかったので、Andrejくんは男の子だからこれを着なくてはいけないと押し付けられることもありませんでした。

髪を伸ばしてブロンドにし、アイメイクをしても、誰も彼に間違ってるなんて言いませんでした。

ただ、「全く問題がなかったって言う風に聞こえると不本意なんだけど。。。」Andrejくんは言います。

「セルビアでもオーストラリアでも、僕のルックスは異質だった。自問自答したよ、僕には何が似合うのかって。

結局のところ、答えは至って簡単。僕は女の子みたいだったし、女の子の服を着たんだ。」


2007年、マクドナルドでアルバイトしていたAndrejくんのレジに並んだChadwickモデル事務所のJosephは言います。

「(彼を見た時)興奮したよ!彼はその時すでにすっかり女の子みたいで、肩まで伸びた髪に、かわいい目。。。マクドナルドの制服を着ていても美しかった。」

彼に名刺を貰ったAndrejくんはしかし、何ヶ月かの間連絡しませんでした。

「だって、詐欺だと思ったんだもの!」彼は言います。「モデル業には興味はあったんだ、でもIgorがそれっぽいのに引っかかったことがあって。。。」

Igorくんはかつて、君はすごくかっこいいからモデルになれると言われ、写真を撮るために大金を支払ったものの、そのエージェンシーは偽物だったんだとか。

(Igor兄ちゃんにそんな過去があったとは。。。(-"-))

その後、インターネットでChadwickが大手のモデル事務所だと知ったAndrejくんは、Josephに連絡。

事務所に所属することになります。


Andrejくんの最初の仕事は、Oyster Magazineの表紙。

その時は女の子の服装ではなく、よりアンドロジナスな服装でした。

それがシドニーでのいくつかの仕事につながりました。

「彼とはよく一緒に過ごしたよ。一晩中ヨーロッパの歌コンテスト番組を観たりした。彼はセルビアやクロアチアの歌を訳してくれたよ」

Josephは話します。


モデル業は、学校を辞めて専念してもいいと思うほどAndrejくんの関心を引くものでした。

でもAndrejママは、彼に進学のための試験を受けて欲しいと願っていました。

そこで彼は、努力して一流大学であるMonash大学の合格を果たしました。

「今は入学を保留してるんだ。卒業まではしばらくかかるかもしれない。とりあえず今この時が終わるまで楽しみたいな。」Andrejくんは言います。


まだ18歳だったAndrejくんを、Andrejママはロンドンへと送り出します。彼の可能性を信じていたから。

Andrejくんの最初の仕事はフランス版ヴォーグでのエディトリアル。

次にイタリア版ヴォーグ。

続いて、NYFWで男性女性両方のランウェイを歩き、メルボルンの雑誌では男性用スーツ、レースのドレスを着用。

女性服を着ているAndrejくんを見ていると、彼が21歳の男性であることを皆忘れてしまいます。

Andrejくんが女性的なルックスを保つために何かサプリメントのようなものを服用しているのではないかとか、他にも様々な噂がありますが、

彼はそれを全て否定しています。ただ自然にあるがままの自分の姿がこうなのだと。


ランウェイを離れている時の彼の装いは、ほとんど女性のモノです。

かつて彼は自分のことをトランスジェンダーモデルだと述べていましたが、今は「若く、自由なユニセックス」だと言います。

「でも、僕は自分を何かにカテゴライズする必要があるとは思わない」彼は付け加えます。

Andrejママもそれに同意します。「彼はいつだって私の王子様だし、場合によってはお姫様でもあるの」


彼は何人かの人々が自分の恋愛生活について知りたがっていることを受け入れています。

「僕は自分のことをラッキーだと思ってる。他の人達みたくボーダーラインを持ち合わせていないから。

誰かに惹かれたら、それが男性であっても女性であっても気にせず追いかけることができる。」


中には、彼が女性の服を着てランウェイを歩くことを快く思わない人もいると思います。

世界の著名なデザイナーたちが、なぜ本物の女性モデルを起用せず、わざわざ男性を使うのかと。

とあるジャーナリストはAndrejくんのJPGのランウェイでのウエディングドレス姿を観てぞっとしたと雑誌に書きたてました。

これに対し、Andrejママはこう反論します。

「確かに、これは普通じゃないと言う人達もいるでしょう。でもそんな人たちにはこう言ってやるの。『風と共に去りぬ』の台詞みたいにね。

『知ったことじゃないわ、勝手になさい』ってね。まぁ私も、受け入れられるまでに時間が必要ではあったけれど。。。

彼は私の息子だし、彼のことを愛しているの。一番重要なことは彼が幸せであること。」

Andrejはもう少し踏み込んで考えています。

「境界を持たず仕事をするのが好きなんだ。女性服を着るのと同じくらい男性服を着てモデルをすることは楽しい。

前にも言ったけど、僕は性別を離れたところで芸術的な表現をしたい。

僕は『自分はこんな人間、あんな人間』って考えたりしない。僕は僕なんだ。」


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・・・以上!!

今でこそ全力でAndrejくんを応援しているAndrejママやけど、やっぱそれなりに苦悩や葛藤があったんやねぇ。

でも、そこで世間体とかに左右されるんじゃなく、Andrejくんの幸せを一番に考えてAndrejくんの思う通りに生きさせてあげはったのが素晴らしい☆

やー実に肝の据わったお母様やわ☆☆


『サワコの朝』を観る。

2013-06-03 00:42:55 | 観る
本日の1枚目:このシャツ、襟がめっちゃかわゆい♪♪(*≧∇≦*)


どこのお洋服か気になって調べたら、ripvanwinkleってとこのシャツな模様☆

でもねぇ、お値段2万円ちょい…!

むーん、シャツに2万は払えない。。。でもかわゆい。。。ほすぃ。。。


や~、オープニングからぶりっ子全開ですたね!( ̄∀ ̄*)




サダヲっちが、会話の相手を見下ろしてる姿ってちょっと珍しい☆



サワコさんってちっちゃいんやなぁ。


サダヲっちがチョイスした椅子♪



相変わらずフリートークは心もとないのか、しがみつきながらお話してはりますたけど。



サワコさんとの会話、ほのぼのしてて楽しかったなぁ☆

1カメさんにもなってみたいですか。そうですか。




大人計画のオーディションの話は、どこで聞かれてもお茶を濁してるのが笑けますけど。( ̄∀ ̄)

何言ったかとか何やったかとか、言えないよねぇ間違っても。ましてや日曜の朝っぱらから。ねぇ。


サダヲっちって、本来あんまり自分の考えてることとか表に出したがらへんし、普段は専らフワフワニヤニヤ捉えどころがなくて、

何かというとはぐらかすような受け答えばっかりしはる人ですが。

(たまに真面目に話してると、そんな自分にソワソワしてきはるのが目に見えて分かるという…( ´艸`)クスクス)

最近は、何を思いながら役者をしてるのかってことを割と話さはるようになったなぁと。

例えば、他の人のやってる役をいいなぁやりたいなぁと思うっていうのは前からおっしゃってましたけどー。

自分のやってる役も誰かがやりたいと思ってるかもしれないんやから、手を抜いちゃいけないとも思うって。

そんな殊勝なこと考えてたりするんや☆ヮ(゜д゜)ォ!…みたいな☆


何にも考えてないようで(失礼な)、実は考えてる、というか感じてる人なんやろなーとはつねづね思っていて。

落ち込むとどんどん落ちてっちゃう、誰かそばにいてくれないと。っていうのも、すんごい分かる気がしますた。

多分ねー、彼は家族とか大事に想う人が傍にいなかったら、なんぼでも迷いなく(色んな意味で)落ちていける人やと思うねん。

そういうとこがちょいちょい垣間見える度に、危なっかしくてコワイなーと思ったりするんやけど。

逆に言うと、大事な人がそばにいる限りは決して人生踏み外すことはない訳で。

ある意味、どうすれば幸せになれるかはっきりくっきりしててええよなーとも思うのです☆

素敵な家族・仕事仲間に恵まれてて、ほんま良かったねーサダヲっち♪


そんなサダヲっちが上げていた曲@『暴れだす』ウルフルズ。

あのね~~~、ののてぃこの曲めちゃめちゃ大好きやのん☆☆☆・:*:・(*´▽`*)・:*:・

リリース当時は、アホのようにエンドレスで聴きまくっておりました。

もうね、聴いてると無性に泣けてくるんです!心がぎゅうっっっ!ってなるのん!


ウルフルズ - 暴れだす



聴いてる時の心境もね、サダヲっちと同じような感じなんですよね。

なんか気持ちがこう、ぐあ~~~ってどうしようもなく掻き乱される日ってあるじゃないですか。

その感じを凄く率直に歌ってくれてて、激しくシンクロしてしまうのです。

励まされるとかいうよりは、心が共鳴して震える感じ。

サダヲっちもそんな風に感じることがあるのだなーと、なんだか嬉しく思いました…☆


本日のラスト1枚:なんで半笑い。(・∀・)