恒例の、もっかい行きたい症候群発病中。
『大阪の陣400年記念 大阪平成中村座』
2015.11.11昼の部@西の丸庭園内
わーい♪すんごい楽しかったよーーー♪♪
勢いで行っちゃったけど、間違ってなかったよーーー♪♪
ええもん観してもろたよーーー♪♪
にわか丸出しの歌舞伎初心者ということで。(あえて予習も一切しないということで)
内容的に愉快な方が楽しめるかなーと思い、とりあえず昼の部を選んだんですけど。
これが予想以上にオモシロ演目揃いでした☆(*≧∇≦*)
歌舞伎って、あんな風にケラケラ笑いながら観ることもあるんやなぁと。
それになんちゅーか、舞台と客席に一体感が溢れておりますた☆
あの雰囲気は、平素の歌舞伎観賞ではなかなか味わえない、中村座独特のものではないでせうか。
きっと、勘三郎さんのおもてなしの心&遊び心溢れるエンタメ精神を、中村座のご一同が全力で引き継いではるからなんやろねぇ☆
★女暫(おんなしばらく)
いきなり中村座オールスターズ総出演の出血大サービス演目☆゜o.゜+☆ワア∩(*・´ω`・*)∩アァア☆+゜.o゜
七之助くん演ずる巴御前が、女だてらにとある一家を悪~いおっさんから救い出しに行く…的なお話。
いやしょっぱなのこれ、3演目中一番言葉づかいが古式ゆかしくてですね…最初は翻訳こんにゃく欲しくなったりしながら。
でも、しばらく聞いてると何を言うてはるのかなんとな~く分かってきて。
やっぱそこは言うても日本語ってことでしょうか☆
巴御前、七之助くん初役だそうで。
でも凛々しい女性は先だての立烏帽子役@阿弖流為で習得されていたせいか、全然イタについてらしたような気がします。(^ー^* )フフ
薙刀みたいな長い武器を持って立廻りされるんですけど、まぁその勇ましく格好のよろしいこと☆
でも、随所で繰り出す仕草や表情はすこぶる愛らしくてねー♪
ギャップの女王様、ここに見参☆って感じですた~。
で、この演目の本編には勘九郎さん出てこないんですけど。
幕が引かれた直後のオマケコーナーに舞台番役でご登場♪(つまり、ある意味ここからがののてぃ的クライマックス!)
あ、オマケと言っても、これは最初から脚本に組み込まれている流れで。
(というのを、帰ってから解説読んで知りました。観てる時はてっきり中村座のオリジナルコーナーなのかと思ってたよ)
そもそも「女暫」と言うのは、「暫」という男性が主人公の演目の女性主人公バージョン。
ストーリーは「暫」とほぼ同じなんやけど、この最後のオマケコーナーが足されてるんですって。
主人公が男性の「暫」では、最後普通に六方を踏みもって花道を引っ込んで終わりなんですけど、女形は本来六方を踏まないもの。
そこで普通に花道を歩いて帰ろうとするところを、舞台番さんが出てきて、
「せっかくやし六方踏んで帰りぃさ」「やーん六方なんてようやらへんわ」「僕教えてあげるから」「そお?ほな兄さんお願いします」※実際は関西弁ではありません
みたいなやりとりがあり、舞台番さんが六方の所作をチョチョチョイっと教授、巴御前はつけうちさんのツケに合わせて六方踏みながら引っ込んでいく。
・・・っていうミニコント(って言うな)が繰り広げられるのです。
これがとても微笑ましくて楽しかったのーん☆
さては兄弟の仲良しこよしがお客さんの大好物と知っての所業やな!けしからんわぁ~もっとやりよし♪って感じでした。(°▽°)
それにしても町人風着流し姿の勘九郎さんが、粋やら色っぽいやら男前やらでもう大変…!!(*´・д・`*)(主にののてぃの脳内が)
あと「六方やらようせぇへん(〃ノωノ)」って恥じらう七之助くんのかわゆらしさ、あれ異常。
あ、そうそう!
中村兄弟に次ぐののてぃのお気に、坂東新悟くんの女鯰(どういう由来か知らんけどすごい名前よね…)も艶やかで素敵でした☆☆
新悟くんの声、ほんま好っきゃわ~~~♪♪
★三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)
勘九郎さんが演じる、楽しい舞踊。
冒頭はおどけた感じでコミカルに舞ってるんですけど、みるみる挑発的な男らしい踊りになっていき、最後は奴さん達相手に華麗な立廻り。
時間的には20分ほどの短い演目なんですけどね。。。これがね。。。
めちゃめちゃカッチョえかってーーーん!!
も~~~何なんですかあのオトコマエは!(謎の半ギレ)
またもやののてぃキュンキュンポインツ連打の嵐ですよ!!歌舞伎界の高橋名人ですよ!!(平成生まれはスルーの方向で!)
しなやかで軽やかで愉快、かつ動きのイチイチがビシバシ決まってるんですよね~~~。
特に、足をダンダン踏み鳴らす所作(なんて呼ぶのかなあれは…)がもうほんまツボ過ぎて…!!(*´Д`)
なんとまぁリズミカルで小気味の良い音出さはるのかと♪♪
しかもこの演目では、中村座のハイライトでもある大阪城天守閣借景シーンまであったりするのだからして!
勘九郎丈演じる兵吉が立ち回りの末バシッと見得を切ったところに、後ろの幕がパーーーン!天守閣がドーーーン!!と来た日にゃもうそんなもん、
全力で キャ━(*′∀`*)━ !!!!! ですよ。
念仏のように「カッコイー☆カッコイー☆カッコイー☆カッk…」連発してましたよ。心の中で。(その心の気配がうるさかったかもしれません。周りの方すんません)
もちろん、ののてぃだけじゃなく、会場中大きなどよめきと喝采で大盛り上がりでした☆
もし江戸時代にやってたら、このシーンは間違いなく役者絵の題材になってたよね~。
もう勘九郎さん込みで絶景でしたもの☆
まことに素敵過ぎる演目です☆☆
それにしても、前もって知ってる演出やのに、どうしてああアホみたいにテンションブチ上がるんでせうね??
黄門さまにおける、毎度お馴染みでも痛快な「このモンドコロが目に入らぬかー!」みたいなもんか。
★狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし)
食わせ者ばかりによる騙し合い合戦が繰り広げられる、怪談風味のドタバタ喜劇。
誰が騙し騙されるのか、最後の最後の最後まで分からず翻弄されるのが楽しいお話でした☆
いやでも、観てる時は笑いがまぶされててそんなに意識しないんですけど、登場人物達のやってること、何気にことごとくえげつなくて。
実はけっこうコワイお話でもありました。。。
勘九郎さんの「アホな子」は、実にかわゆらしかったなー♪♪
そっちもイケちゃうのか!恐ろしい子…!!と感心いたしました☆
しかも、ただのアホちゃうっていうのがまたニクイんですよねぇぇぇ…!!(*゜д゜*)
ああいう飄々としたキャラクター、大好きー☆☆☆
もうそばでもうどんでもラーメンでも、おねいさんがおごっちゃる!☆・゜:*(^∀^)*:゜・☆
橋之助さん、男前の役しか観たことなかったんですけど。(勘三郎さんにもハンサムキャラをからかわれてたよね(^ー^* )フフ)
面白い感じも、良かったなぁ!
たいがいヒドイんやけど憎めないエロ坊主っぷりが魅力的でした♪♪
モテるの、なんか分かりますね☆(´・∀・`)ニヤニヤ
それにしても橋之助さん、あんな丸かったっけ??
まぁビジュアル的にキャラクターのゲスい感じにマッチしてたので、役作りかな??(・∀・)
そのエロ坊主にベタ惚れのおきわを演じた七之助くん、実にけしからん色香を漂わせてはりました!:*:・ドキo(*′ε`*)oドキ・:*:
女暫のキリリと爽快な女性役も素敵ですが、こういうあだっぽい女性の役もようお似合いですなぁ☆
でもおきわさん、好きな人と添いたいがために亭主殺しまで決行しちゃう恐るべき女性なんやけど、その一途さが健気でかわゆらしかったりもして。
まぁ、やってることはほんまえげつないねんけどね~。
何が不満なんやこのエロ坊主!もうおきわさんにしとけ!とつい応援したくなりました☆(^ー^* )フフ
でもなんかこう、あれですね、歌舞伎の世界では当たり前のことなんでせうけど、叔父さんと甥っ子が恋仲演じてるとか、必要以上にドキドキしますね。。。
なんか、兄弟より背徳感ありますしね。。。
主人公の伊之助を演じてらした扇雀さんと言う方は(多分)初めて拝見したんですけど。
見た目普通にハンサムなおじさまやのに、嬉々としてコミカルな役ドコロをこなしてはる感じが実に素敵でした☆
いかにも元女形!って感じの所作とか、めっちゃわろたし~♪
おきわに対する異様なまでの執着心、(ちょっとコワイけど)おもろかったし~♪♪
なんちゅーか、絶妙なキモかわゆさ全開って感じ☆
ここでも歌舞伎役者さんのマルチな才能に触れた思いがします…☆
でもって忘れたらあかんというか忘れられへんのが、亀蔵さんの女形!
あれはズル過ぎる!!(*≧∇≦*)
ベロベロ舐め回されてた橋之助さん、気の毒過ぎる!!(*≧∇≦*)(*≧∇≦*)
ちなみにこの演目、役者さん達が舞台を降りて客席の中を歩いてくれるとこがあるんですけど。
ののてぃちょうど通路そばのお席やったので、皆さんを間近でガン観できたの嬉しかったなー♪
至近距離の七之助くん、超色っぺかった。。。゜.+:。(〃ω〃)゜.+:。
いやほんまに楽しかったです!
上演された歌舞伎ももちろんなんですけど、まず中村座って空間自体がとても楽しかった☆
勘三郎さんがこの興行で目指したのは、江戸時代の芝居小屋の再現ということで。
随所にそのこだわりがちりばめられており、もう雰囲気バツグン☆
靴脱いで上がるとか、内部は木造しつらえとか、赤い提灯がずらりとぶら下がってるとか、天井には「中村座」の文字入りの特大提灯がぶら下がってるとか、
客席前方にはおざぶが並んでるとか、茶色い作務衣着たお茶子さんが甲斐甲斐しくお客さんのお世話に回ってるとか、開演前から弁当食べてるお客さんいるとか(?)。
さながらタイムスリップアトラクション☆と言った感じでね~。
もう小屋内に入っただけでテンションぎゅいーんと上がってまいました♪♪
会場内18箇所に配されているという、隠れ勘三郎さん探しも楽しかったなぁ☆(勘三郎さんの目元のイラストシールがあちこちに貼られている)
まぁ7つしか見つからへんだけど。。。(開場を1時間前にしてくれたら、もっとじっくり探せてんけどなー)
見つける度に勘三郎さんが中村屋の皆さんやお客さんを見守ってくれてる感じがして、ジーンと来ました…☆。+.。゜:;。+゜(ノд・。)゜+。::゜。:.゜
あー公演が終わったら、あの小屋は跡形もなく消えちゃうんやなぁ。。。
あんなに素敵な空間やのになんとも儚いなぁ。。。
まぁその儚さもまたええんやけど、切ないなぁ。。。
そう思うと、やっぱり形ある内にもっかい観ときたいなぁ!(*・ε・*)
『大阪の陣400年記念 大阪平成中村座』
2015.11.11昼の部@西の丸庭園内
わーい♪すんごい楽しかったよーーー♪♪
勢いで行っちゃったけど、間違ってなかったよーーー♪♪
ええもん観してもろたよーーー♪♪
にわか丸出しの歌舞伎初心者ということで。(あえて予習も一切しないということで)
内容的に愉快な方が楽しめるかなーと思い、とりあえず昼の部を選んだんですけど。
これが予想以上にオモシロ演目揃いでした☆(*≧∇≦*)
歌舞伎って、あんな風にケラケラ笑いながら観ることもあるんやなぁと。
それになんちゅーか、舞台と客席に一体感が溢れておりますた☆
あの雰囲気は、平素の歌舞伎観賞ではなかなか味わえない、中村座独特のものではないでせうか。
きっと、勘三郎さんのおもてなしの心&遊び心溢れるエンタメ精神を、中村座のご一同が全力で引き継いではるからなんやろねぇ☆
★女暫(おんなしばらく)
いきなり中村座オールスターズ総出演の出血大サービス演目☆゜o.゜+☆ワア∩(*・´ω`・*)∩アァア☆+゜.o゜
七之助くん演ずる巴御前が、女だてらにとある一家を悪~いおっさんから救い出しに行く…的なお話。
いやしょっぱなのこれ、3演目中一番言葉づかいが古式ゆかしくてですね…最初は翻訳こんにゃく欲しくなったりしながら。
でも、しばらく聞いてると何を言うてはるのかなんとな~く分かってきて。
やっぱそこは言うても日本語ってことでしょうか☆
巴御前、七之助くん初役だそうで。
でも凛々しい女性は先だての立烏帽子役@阿弖流為で習得されていたせいか、全然イタについてらしたような気がします。(^ー^* )フフ
薙刀みたいな長い武器を持って立廻りされるんですけど、まぁその勇ましく格好のよろしいこと☆
でも、随所で繰り出す仕草や表情はすこぶる愛らしくてねー♪
ギャップの女王様、ここに見参☆って感じですた~。
で、この演目の本編には勘九郎さん出てこないんですけど。
幕が引かれた直後のオマケコーナーに舞台番役でご登場♪(つまり、ある意味ここからがののてぃ的クライマックス!)
あ、オマケと言っても、これは最初から脚本に組み込まれている流れで。
(というのを、帰ってから解説読んで知りました。観てる時はてっきり中村座のオリジナルコーナーなのかと思ってたよ)
そもそも「女暫」と言うのは、「暫」という男性が主人公の演目の女性主人公バージョン。
ストーリーは「暫」とほぼ同じなんやけど、この最後のオマケコーナーが足されてるんですって。
主人公が男性の「暫」では、最後普通に六方を踏みもって花道を引っ込んで終わりなんですけど、女形は本来六方を踏まないもの。
そこで普通に花道を歩いて帰ろうとするところを、舞台番さんが出てきて、
「せっかくやし六方踏んで帰りぃさ」「やーん六方なんてようやらへんわ」「僕教えてあげるから」「そお?ほな兄さんお願いします」※実際は関西弁ではありません
みたいなやりとりがあり、舞台番さんが六方の所作をチョチョチョイっと教授、巴御前はつけうちさんのツケに合わせて六方踏みながら引っ込んでいく。
・・・っていうミニコント(って言うな)が繰り広げられるのです。
これがとても微笑ましくて楽しかったのーん☆
さては兄弟の仲良しこよしがお客さんの大好物と知っての所業やな!けしからんわぁ~もっとやりよし♪って感じでした。(°▽°)
それにしても町人風着流し姿の勘九郎さんが、粋やら色っぽいやら男前やらでもう大変…!!(*´・д・`*)(主にののてぃの脳内が)
あと「六方やらようせぇへん(〃ノωノ)」って恥じらう七之助くんのかわゆらしさ、あれ異常。
あ、そうそう!
中村兄弟に次ぐののてぃのお気に、坂東新悟くんの女鯰(どういう由来か知らんけどすごい名前よね…)も艶やかで素敵でした☆☆
新悟くんの声、ほんま好っきゃわ~~~♪♪
★三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)
勘九郎さんが演じる、楽しい舞踊。
冒頭はおどけた感じでコミカルに舞ってるんですけど、みるみる挑発的な男らしい踊りになっていき、最後は奴さん達相手に華麗な立廻り。
時間的には20分ほどの短い演目なんですけどね。。。これがね。。。
めちゃめちゃカッチョえかってーーーん!!
も~~~何なんですかあのオトコマエは!(謎の半ギレ)
またもやののてぃキュンキュンポインツ連打の嵐ですよ!!歌舞伎界の高橋名人ですよ!!(平成生まれはスルーの方向で!)
しなやかで軽やかで愉快、かつ動きのイチイチがビシバシ決まってるんですよね~~~。
特に、足をダンダン踏み鳴らす所作(なんて呼ぶのかなあれは…)がもうほんまツボ過ぎて…!!(*´Д`)
なんとまぁリズミカルで小気味の良い音出さはるのかと♪♪
しかもこの演目では、中村座のハイライトでもある大阪城天守閣借景シーンまであったりするのだからして!
勘九郎丈演じる兵吉が立ち回りの末バシッと見得を切ったところに、後ろの幕がパーーーン!天守閣がドーーーン!!と来た日にゃもうそんなもん、
全力で キャ━(*′∀`*)━ !!!!! ですよ。
念仏のように「カッコイー☆カッコイー☆カッコイー☆カッk…」連発してましたよ。心の中で。(その心の気配がうるさかったかもしれません。周りの方すんません)
もちろん、ののてぃだけじゃなく、会場中大きなどよめきと喝采で大盛り上がりでした☆
もし江戸時代にやってたら、このシーンは間違いなく役者絵の題材になってたよね~。
もう勘九郎さん込みで絶景でしたもの☆
まことに素敵過ぎる演目です☆☆
それにしても、前もって知ってる演出やのに、どうしてああアホみたいにテンションブチ上がるんでせうね??
黄門さまにおける、毎度お馴染みでも痛快な「このモンドコロが目に入らぬかー!」みたいなもんか。
★狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし)
食わせ者ばかりによる騙し合い合戦が繰り広げられる、怪談風味のドタバタ喜劇。
誰が騙し騙されるのか、最後の最後の最後まで分からず翻弄されるのが楽しいお話でした☆
いやでも、観てる時は笑いがまぶされててそんなに意識しないんですけど、登場人物達のやってること、何気にことごとくえげつなくて。
実はけっこうコワイお話でもありました。。。
勘九郎さんの「アホな子」は、実にかわゆらしかったなー♪♪
そっちもイケちゃうのか!恐ろしい子…!!と感心いたしました☆
しかも、ただのアホちゃうっていうのがまたニクイんですよねぇぇぇ…!!(*゜д゜*)
ああいう飄々としたキャラクター、大好きー☆☆☆
もうそばでもうどんでもラーメンでも、おねいさんがおごっちゃる!☆・゜:*(^∀^)*:゜・☆
橋之助さん、男前の役しか観たことなかったんですけど。(勘三郎さんにもハンサムキャラをからかわれてたよね(^ー^* )フフ)
面白い感じも、良かったなぁ!
たいがいヒドイんやけど憎めないエロ坊主っぷりが魅力的でした♪♪
モテるの、なんか分かりますね☆(´・∀・`)ニヤニヤ
それにしても橋之助さん、あんな丸かったっけ??
まぁビジュアル的にキャラクターのゲスい感じにマッチしてたので、役作りかな??(・∀・)
そのエロ坊主にベタ惚れのおきわを演じた七之助くん、実にけしからん色香を漂わせてはりました!:*:・ドキo(*′ε`*)oドキ・:*:
女暫のキリリと爽快な女性役も素敵ですが、こういうあだっぽい女性の役もようお似合いですなぁ☆
でもおきわさん、好きな人と添いたいがために亭主殺しまで決行しちゃう恐るべき女性なんやけど、その一途さが健気でかわゆらしかったりもして。
まぁ、やってることはほんまえげつないねんけどね~。
何が不満なんやこのエロ坊主!もうおきわさんにしとけ!とつい応援したくなりました☆(^ー^* )フフ
でもなんかこう、あれですね、歌舞伎の世界では当たり前のことなんでせうけど、叔父さんと甥っ子が恋仲演じてるとか、必要以上にドキドキしますね。。。
なんか、兄弟より背徳感ありますしね。。。
主人公の伊之助を演じてらした扇雀さんと言う方は(多分)初めて拝見したんですけど。
見た目普通にハンサムなおじさまやのに、嬉々としてコミカルな役ドコロをこなしてはる感じが実に素敵でした☆
いかにも元女形!って感じの所作とか、めっちゃわろたし~♪
おきわに対する異様なまでの執着心、(ちょっとコワイけど)おもろかったし~♪♪
なんちゅーか、絶妙なキモかわゆさ全開って感じ☆
ここでも歌舞伎役者さんのマルチな才能に触れた思いがします…☆
でもって忘れたらあかんというか忘れられへんのが、亀蔵さんの女形!
あれはズル過ぎる!!(*≧∇≦*)
ベロベロ舐め回されてた橋之助さん、気の毒過ぎる!!(*≧∇≦*)(*≧∇≦*)
ちなみにこの演目、役者さん達が舞台を降りて客席の中を歩いてくれるとこがあるんですけど。
ののてぃちょうど通路そばのお席やったので、皆さんを間近でガン観できたの嬉しかったなー♪
至近距離の七之助くん、超色っぺかった。。。゜.+:。(〃ω〃)゜.+:。
いやほんまに楽しかったです!
上演された歌舞伎ももちろんなんですけど、まず中村座って空間自体がとても楽しかった☆
勘三郎さんがこの興行で目指したのは、江戸時代の芝居小屋の再現ということで。
随所にそのこだわりがちりばめられており、もう雰囲気バツグン☆
靴脱いで上がるとか、内部は木造しつらえとか、赤い提灯がずらりとぶら下がってるとか、天井には「中村座」の文字入りの特大提灯がぶら下がってるとか、
客席前方にはおざぶが並んでるとか、茶色い作務衣着たお茶子さんが甲斐甲斐しくお客さんのお世話に回ってるとか、開演前から弁当食べてるお客さんいるとか(?)。
さながらタイムスリップアトラクション☆と言った感じでね~。
もう小屋内に入っただけでテンションぎゅいーんと上がってまいました♪♪
会場内18箇所に配されているという、隠れ勘三郎さん探しも楽しかったなぁ☆(勘三郎さんの目元のイラストシールがあちこちに貼られている)
まぁ7つしか見つからへんだけど。。。(開場を1時間前にしてくれたら、もっとじっくり探せてんけどなー)
見つける度に勘三郎さんが中村屋の皆さんやお客さんを見守ってくれてる感じがして、ジーンと来ました…☆。+.。゜:;。+゜(ノд・。)゜+。::゜。:.゜
あー公演が終わったら、あの小屋は跡形もなく消えちゃうんやなぁ。。。
あんなに素敵な空間やのになんとも儚いなぁ。。。
まぁその儚さもまたええんやけど、切ないなぁ。。。
そう思うと、やっぱり形ある内にもっかい観ときたいなぁ!(*・ε・*)