★桃源深更深★~paradise into deep~

路は桃源に入りて深くして更に深し♪

大阪平成中村座@昼の部を観劇する☆

2015-11-26 01:30:20 | お芝居
恒例の、もっかい行きたい症候群発病中。


『大阪の陣400年記念 大阪平成中村座』
2015.11.11昼の部@西の丸庭園内


わーい♪すんごい楽しかったよーーー♪♪

勢いで行っちゃったけど、間違ってなかったよーーー♪♪

ええもん観してもろたよーーー♪♪


にわか丸出しの歌舞伎初心者ということで。(あえて予習も一切しないということで)

内容的に愉快な方が楽しめるかなーと思い、とりあえず昼の部を選んだんですけど。

これが予想以上にオモシロ演目揃いでした☆(*≧∇≦*)

歌舞伎って、あんな風にケラケラ笑いながら観ることもあるんやなぁと。

それになんちゅーか、舞台と客席に一体感が溢れておりますた☆

あの雰囲気は、平素の歌舞伎観賞ではなかなか味わえない、中村座独特のものではないでせうか。

きっと、勘三郎さんのおもてなしの心&遊び心溢れるエンタメ精神を、中村座のご一同が全力で引き継いではるからなんやろねぇ☆


★女暫(おんなしばらく)

いきなり中村座オールスターズ総出演の出血大サービス演目☆゜o.゜+☆ワア∩(*・´ω`・*)∩アァア☆+゜.o゜

七之助くん演ずる巴御前が、女だてらにとある一家を悪~いおっさんから救い出しに行く…的なお話。

いやしょっぱなのこれ、3演目中一番言葉づかいが古式ゆかしくてですね…最初は翻訳こんにゃく欲しくなったりしながら。

でも、しばらく聞いてると何を言うてはるのかなんとな~く分かってきて。

やっぱそこは言うても日本語ってことでしょうか☆

巴御前、七之助くん初役だそうで。

でも凛々しい女性は先だての立烏帽子役@阿弖流為で習得されていたせいか、全然イタについてらしたような気がします。(^ー^* )フフ

薙刀みたいな長い武器を持って立廻りされるんですけど、まぁその勇ましく格好のよろしいこと☆

でも、随所で繰り出す仕草や表情はすこぶる愛らしくてねー♪

ギャップの女王様、ここに見参☆って感じですた~。


で、この演目の本編には勘九郎さん出てこないんですけど。

幕が引かれた直後のオマケコーナーに舞台番役でご登場♪(つまり、ある意味ここからがののてぃ的クライマックス!)

あ、オマケと言っても、これは最初から脚本に組み込まれている流れで。

(というのを、帰ってから解説読んで知りました。観てる時はてっきり中村座のオリジナルコーナーなのかと思ってたよ)

そもそも「女暫」と言うのは、「暫」という男性が主人公の演目の女性主人公バージョン。

ストーリーは「暫」とほぼ同じなんやけど、この最後のオマケコーナーが足されてるんですって。

主人公が男性の「暫」では、最後普通に六方を踏みもって花道を引っ込んで終わりなんですけど、女形は本来六方を踏まないもの。

そこで普通に花道を歩いて帰ろうとするところを、舞台番さんが出てきて、

「せっかくやし六方踏んで帰りぃさ」「やーん六方なんてようやらへんわ」「僕教えてあげるから」「そお?ほな兄さんお願いします」※実際は関西弁ではありません

みたいなやりとりがあり、舞台番さんが六方の所作をチョチョチョイっと教授、巴御前はつけうちさんのツケに合わせて六方踏みながら引っ込んでいく。

・・・っていうミニコント(って言うな)が繰り広げられるのです。

これがとても微笑ましくて楽しかったのーん☆

さては兄弟の仲良しこよしがお客さんの大好物と知っての所業やな!けしからんわぁ~もっとやりよし♪って感じでした。(°▽°)

それにしても町人風着流し姿の勘九郎さんが、粋やら色っぽいやら男前やらでもう大変…!!(*´・д・`*)(主にののてぃの脳内が)

あと「六方やらようせぇへん(〃ノωノ)」って恥じらう七之助くんのかわゆらしさ、あれ異常。


あ、そうそう!

中村兄弟に次ぐののてぃのお気に、坂東新悟くんの女鯰(どういう由来か知らんけどすごい名前よね…)も艶やかで素敵でした☆☆

新悟くんの声、ほんま好っきゃわ~~~♪♪


★三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)

勘九郎さんが演じる、楽しい舞踊。

冒頭はおどけた感じでコミカルに舞ってるんですけど、みるみる挑発的な男らしい踊りになっていき、最後は奴さん達相手に華麗な立廻り。

時間的には20分ほどの短い演目なんですけどね。。。これがね。。。

めちゃめちゃカッチョえかってーーーん!!

も~~~何なんですかあのオトコマエは!(謎の半ギレ)

またもやののてぃキュンキュンポインツ連打の嵐ですよ!!歌舞伎界の高橋名人ですよ!!(平成生まれはスルーの方向で!)

しなやかで軽やかで愉快、かつ動きのイチイチがビシバシ決まってるんですよね~~~。

特に、足をダンダン踏み鳴らす所作(なんて呼ぶのかなあれは…)がもうほんまツボ過ぎて…!!(*´Д`)

なんとまぁリズミカルで小気味の良い音出さはるのかと♪♪

しかもこの演目では、中村座のハイライトでもある大阪城天守閣借景シーンまであったりするのだからして!

勘九郎丈演じる兵吉が立ち回りの末バシッと見得を切ったところに、後ろの幕がパーーーン!天守閣がドーーーン!!と来た日にゃもうそんなもん、

全力で キャ━(*′∀`*)━ !!!!! ですよ。

念仏のように「カッコイー☆カッコイー☆カッコイー☆カッk…」連発してましたよ。心の中で。(その心の気配がうるさかったかもしれません。周りの方すんません)

もちろん、ののてぃだけじゃなく、会場中大きなどよめきと喝采で大盛り上がりでした☆

もし江戸時代にやってたら、このシーンは間違いなく役者絵の題材になってたよね~。

もう勘九郎さん込みで絶景でしたもの☆

まことに素敵過ぎる演目です☆☆

それにしても、前もって知ってる演出やのに、どうしてああアホみたいにテンションブチ上がるんでせうね??

黄門さまにおける、毎度お馴染みでも痛快な「このモンドコロが目に入らぬかー!」みたいなもんか。


★狐狸狐狸ばなし(こりこりばなし)

食わせ者ばかりによる騙し合い合戦が繰り広げられる、怪談風味のドタバタ喜劇。

誰が騙し騙されるのか、最後の最後の最後まで分からず翻弄されるのが楽しいお話でした☆

いやでも、観てる時は笑いがまぶされててそんなに意識しないんですけど、登場人物達のやってること、何気にことごとくえげつなくて。

実はけっこうコワイお話でもありました。。。


勘九郎さんの「アホな子」は、実にかわゆらしかったなー♪♪

そっちもイケちゃうのか!恐ろしい子…!!と感心いたしました☆

しかも、ただのアホちゃうっていうのがまたニクイんですよねぇぇぇ…!!(*゜д゜*)

ああいう飄々としたキャラクター、大好きー☆☆☆

もうそばでもうどんでもラーメンでも、おねいさんがおごっちゃる!☆・゜:*(^∀^)*:゜・☆


橋之助さん、男前の役しか観たことなかったんですけど。(勘三郎さんにもハンサムキャラをからかわれてたよね(^ー^* )フフ)

面白い感じも、良かったなぁ!

たいがいヒドイんやけど憎めないエロ坊主っぷりが魅力的でした♪♪

モテるの、なんか分かりますね☆(´・∀・`)ニヤニヤ

それにしても橋之助さん、あんな丸かったっけ??

まぁビジュアル的にキャラクターのゲスい感じにマッチしてたので、役作りかな??(・∀・)


そのエロ坊主にベタ惚れのおきわを演じた七之助くん、実にけしからん色香を漂わせてはりました!:*:・ドキo(*′ε`*)oドキ・:*:

女暫のキリリと爽快な女性役も素敵ですが、こういうあだっぽい女性の役もようお似合いですなぁ☆

でもおきわさん、好きな人と添いたいがために亭主殺しまで決行しちゃう恐るべき女性なんやけど、その一途さが健気でかわゆらしかったりもして。

まぁ、やってることはほんまえげつないねんけどね~。

何が不満なんやこのエロ坊主!もうおきわさんにしとけ!とつい応援したくなりました☆(^ー^* )フフ


でもなんかこう、あれですね、歌舞伎の世界では当たり前のことなんでせうけど、叔父さんと甥っ子が恋仲演じてるとか、必要以上にドキドキしますね。。。

なんか、兄弟より背徳感ありますしね。。。


主人公の伊之助を演じてらした扇雀さんと言う方は(多分)初めて拝見したんですけど。

見た目普通にハンサムなおじさまやのに、嬉々としてコミカルな役ドコロをこなしてはる感じが実に素敵でした☆

いかにも元女形!って感じの所作とか、めっちゃわろたし~♪

おきわに対する異様なまでの執着心、(ちょっとコワイけど)おもろかったし~♪♪

なんちゅーか、絶妙なキモかわゆさ全開って感じ☆

ここでも歌舞伎役者さんのマルチな才能に触れた思いがします…☆


でもって忘れたらあかんというか忘れられへんのが、亀蔵さんの女形!

あれはズル過ぎる!!(*≧∇≦*)

ベロベロ舐め回されてた橋之助さん、気の毒過ぎる!!(*≧∇≦*)(*≧∇≦*)


ちなみにこの演目、役者さん達が舞台を降りて客席の中を歩いてくれるとこがあるんですけど。

ののてぃちょうど通路そばのお席やったので、皆さんを間近でガン観できたの嬉しかったなー♪

至近距離の七之助くん、超色っぺかった。。。゜.+:。(〃ω〃)゜.+:。


いやほんまに楽しかったです!

上演された歌舞伎ももちろんなんですけど、まず中村座って空間自体がとても楽しかった☆

勘三郎さんがこの興行で目指したのは、江戸時代の芝居小屋の再現ということで。

随所にそのこだわりがちりばめられており、もう雰囲気バツグン☆

靴脱いで上がるとか、内部は木造しつらえとか、赤い提灯がずらりとぶら下がってるとか、天井には「中村座」の文字入りの特大提灯がぶら下がってるとか、

客席前方にはおざぶが並んでるとか、茶色い作務衣着たお茶子さんが甲斐甲斐しくお客さんのお世話に回ってるとか、開演前から弁当食べてるお客さんいるとか(?)。

さながらタイムスリップアトラクション☆と言った感じでね~。

もう小屋内に入っただけでテンションぎゅいーんと上がってまいました♪♪

会場内18箇所に配されているという、隠れ勘三郎さん探しも楽しかったなぁ☆(勘三郎さんの目元のイラストシールがあちこちに貼られている)

まぁ7つしか見つからへんだけど。。。(開場を1時間前にしてくれたら、もっとじっくり探せてんけどなー)

見つける度に勘三郎さんが中村屋の皆さんやお客さんを見守ってくれてる感じがして、ジーンと来ました…☆。+.。゜:;。+゜(ノд・。)゜+。::゜。:.゜


あー公演が終わったら、あの小屋は跡形もなく消えちゃうんやなぁ。。。

あんなに素敵な空間やのになんとも儚いなぁ。。。

まぁその儚さもまたええんやけど、切ないなぁ。。。

そう思うと、やっぱり形ある内にもっかい観ときたいなぁ!(*・ε・*)


『阿弖流為』を観劇する~素敵な仲間たち編~☆

2015-11-24 20:53:03 | お芝居
さてさて、染さん・中村兄弟お三方の他にも、素敵なキャラクター&キャスト満載でした♪

本日は、その中でも特に印象に残った方々について少々☆


歌舞伎NEXT『阿弖流為』
2015.10.15昼の部@松竹座


片岡亀蔵さん、法界坊&りびんぐでっどにも出てらっしゃいましたよね。

お顔も声もビッグインパクトなので、さすがに覚えてましたー☆( ´艸`)プッ

彼が演じた蛮甲は、新感線お約束の裏切りキャラなんですけど。

憎ったらしい反面、どうにも憎み切れない愛嬌があって。

これまた新感線名物、最後に逆裏切りをかまして果てるところなんか、カッチョ良過ぎでした☆(ノД`)゜+.゜゜+.゜

つーか嫁・熊子とのあれやこれやが、もうズルい!ズルすぎる!!

よもや着ぐるみが死んでまうシーンで泣く日が来ようとは(しかも歌舞伎鑑賞で!)、ののてぃ思いもよらなんだよ。。。

あんなに観客から愛される着ぐるみは、そうそういないんじゃないですかねぇ。

そういえば、熊子の中の人も歌舞伎役者さんやったんやろか…?


田村麻呂の姉・御霊御前を演じた市村萬次郎さん、妖艶な熟女っぷりが圧倒的でした…!

なんかもう、とにかくひっどいお姉さんなんですけど。

彼女の中には彼女なりの、その為には弟を犠牲にすることすら厭わないと思うほどの、‘義’があって。

理屈としては、言わんとしてることも分からんでもない気はした。

…でもなぁ、あんなかわいい弟を犠牲にしてまで成し遂げなあかん何かなんて、ない気がするよねやっぱ。

そこに住まう人を幸せにできない国は、いずれ自ずから滅びることになるんでないかしら。


坂東彌十郎さんが演じたのは、田村麻呂が心から尊敬し慕っていたおじさん・稀継。

いやぁ、突如としての人への変貌っぷり、さぶイボ立ちました…!((゜д゜;)))

正体ばらしてからの悪ーい隈取、分かりやすくて素晴らしい。

稀継もまた、御霊御前と同じく強い信念の元に、あらゆる犠牲を必要悪としてきた人間で。

とにもかくにも、「国」を護りたい一心なのよね。

でも、そんな風にして護った「国」に宿るものは果たして何なのか、そこには本当に護るべきものはもうないんじゃないか。

そんな空しさを稀継と御霊御前に感じたりしますた。


あと、ののてぃ的に物凄~~~く気になった方がもう一人。。。

↑の彌十郎さんの息子さんである、坂東新悟丈☆

阿毛斗という、蝦夷の巫女を演じてはったんですけど。

すらっと背の高いビジュアルに、颯爽とした女性を演じた確かな演技力もさることながら、一番の魅力が。。。

☆☆ 声 ☆☆

いやほんまにねぇ、よく通る、独特な響きのあるお声なんですよねぇ!

柔らかくしっとりしてて、でもスっと1本筋が通ってる感じで。

なんかこう、すこぶる上質な木管楽器の音を聴いているような思いが致しました☆

あとふと思ったんですけど、雰囲気が朧の森~の秋山さんに似てた。男装の麗人的な。。。

男の子なのに、キリッとしててもちゃんと女の子なのが伝わるって凄いなと思います。

ちなみにカレシ、ブログを書いてはるんですけど、これが無駄に面白い。

結果にコミットしてる腹出しくん達&斜め上行くコミットしてる新悟くん、笑いますた☆(*≧∇≦*)


歌舞伎と言うものを数えるほどしか観たことのない、歌舞伎の歌の字もロクに分かっとらんののてぃが言うのも甚だおこがましいのですが。

今回の舞台、なかなかどうして立派に歌舞伎してたんじゃないかなー☆o(´∇`*o)(o*´∇`)o

なおかつ、いのうえさんが演出を買って出た意味はきちんとある、極上のエンタメ感も満載で♪♪

歌舞伎だとか演劇だとかに関わらず、ステージを魅力的に観せるって才能は発揮されるものなのだなーとつくづく思いました。


まだ第一弾終わったばっかで気の早い話ですけど、是非とも第二弾・三弾と続けて行ってほしいです!歌舞伎NEXT!

特に『朧の森~』はいつの日か必ずや歌舞伎化お頼申します…☆(´uωu)人


以上、たいがい日も経った頃に長々としまりのない感想文、失礼いたしました~。

しつこいようですけど、もっかい観たかったです…!クヤチィ...+。(゜うω´。)o_+゜



『阿弖流為』を観劇する~中村兄弟編~☆

2015-11-23 02:37:54 | お芝居
おー☆勘九郎さん、勘九郎さんだった頃の勘三郎さんを演じるのね☆(少々ヤヤコシイ…)→☆☆☆

勘九郎さんがテレビで演技してはるの観るの、初めてかもー♪


歌舞伎NEXT『阿弖流為』
2015.10.15昼の部@松竹座


さて、昨日はさんざっぱら染さんを褒め倒してみたわけですけれども。(もちろん本心からですよ!)

この度のののてぃはズバリ、こいつ(真ん中な♪)に惚れたぜぞっこん!(*ノ´Д`)ノですた☆

そう、中村さんちの勘九郎さんがね…超絶オットコマエやったんです…!!!゜.+:。(〃ω〃)゜.+:。

やーあんまりときめき過ぎて、自分でも少々びっくりポンですよ。(流行るんですかね、びっくりポンは)

先だてもチラッと書きましたけど、ののてぃ勘九郎さんの演技って今まであんま観たことなくて。

法界坊』と『大江戸りびんぐでっど』くらい。たぶん。

その時も正直、彼に関してそこまで強烈な印象って残らなかったんですよねぇ。

それが、ナントイウコトデセウ。

ここ数年でメキメキ役者として成長されたってことなんですかね~??

はたまたののてぃの目がずっと節穴やったんですかね~??(多分そうですね~)

あるいはまぁ、今回生で拝見したこと、役ドコロが非常に好みやったことなんかもあるんですかね~??

とにかく!あまりの男の上げっぷりに、ののてぃすっかり魅了されてしもたとです☆・:*:・(●´Д`●)・:*:・


演じてはった坂上田村麻呂さん。

これが、今時珍しいほどの爽やか正統派ヒーローマッシグラでして☆

頼りがいのある誠実な人柄と、いかにも男の子!って感じのヤンチャっぷりが実に魅力的でさ~~~♪

えてして、実写版のそういったキャラクターは白々しくなりがちやったりすると思うのですが。

何やろね、きっと半分中の人の地でいってるからかしらね、全っ然ミジンコほどもそんなん感じひんくてね。

言うこと為すこと徹頭徹尾イチイチ文句なくかっくいーのなんのってばもう♪♪♪o(´∇`*o)(o*´∇`)o

かと思えばですよ、信頼してた人達にこっ酷く裏切られて、落ち込んだり拗ねちゃったりする姿がたまらん愛おしかったり☆☆

(でも立ち直り&切り換えがものっそ早いの。それがアホっぽくてまたかわいい…)

もうののてぃの中のなけなしのオトメゴコロのカケラが、終始キュンキュン鳴り響いておりますた☆(・∀・*)


カレシの観ドコロ、山ほどあったんですけど。

ののてぃ的一等賞シーンは、逃げ出した蛮甲を追いかけてくシーン。

「逃がすかよ」って呟きもって疾風のごとく花道を走り抜けてくんですけどね。

その「逃がすかよ」がね、一体どういう訳だか猛烈にカッコイイんですよ…!!キャ━━━(●′д`●)━━━ !!!!!

しかもね、たまたまやったのかもですけど、その際長い髪をファサッて後ろに払っちゃったりなんかするもんやから余計これ…!!キャ━━━(●′д`●)━━━ !!!!!

いや、これ実際観て聴いて頂かないと全然伝わらへんと思うんですけど~~~。

あのシーンでは、ののてぃのみならず会場中がフワッと浮足立った気がします!いや間違いなく浮足立ってた!!そうだろうみんな!!(ノ*´∀`)ノソウダー


カレシ、全体的にべらんめぇ口調なのもええよねぇ♪(田村麻呂さんミヤコビトなんやけどね)

勘九郎さんの「どした?」って言い回しがなんだか猛烈に好き♪♪(分かる奴だけ分かればいい!)

あの「どした?」の着ボイス欲しい!(使い道は後から考えればいい!)


あとは~、やっぱ殺陣やなぁ!

歌舞伎役者さんが身体能力高いのは存じ上げてますけど、勘九郎さんのそれはヒトキワ素晴らしいと思いますた☆

ぐぐっと腰を低く落としての構えとかもう絶品♪♪きゃぁ→(∩ω゜〃)っ→ッッ♪゜+.

どんだけ体幹鍛えてたらあんな安定感が出るのかと。

あぁ、勘九郎さんにおかれましては近いうちぜひとも新感線の舞台にお出まし頂いて、思う存分ときめかせて頂きたい!(((*≧人≦)


染さん演じる阿弖流為との一騎打ちもめっちゃカッチョ良かったわぁ♪♪(ちなみに染さんの構えもかっくいー♪)

二人とも、命を懸けた戦いやというのに心底楽しそうに、笑みすら浮かべながら刀を交えていて。(たいがいハードな立廻りなんですけどねぇ)

なんやもう、二人だけの世界か!ワテらお邪魔か!ってくらいのラブいチャンバラでした。ヾ(≧ω≦*)オイッ!!


結局、時代の大きなうねりに逆らうことはできないと悟っている阿弖流為は、自らスキを作って田村麻呂に討たれることを選ぶんやけど。

それも相手が他ならぬ田村麻呂やったからこそ、悔いなく決断できたことなんですよねぇ。。。(つω`、)ウッ…

きっと阿弖流為と田村麻呂の間に築かれたのは、友情と呼ぶにはあまりにシビアな、それでいてより深い関係で。

人生において、そんな相手と出会える機会は滅多とないと思うので、ある意味、二人は幸せやったのかもと思ったり。

んーそれっていかにも少年漫画!これぞ新感線の真骨頂!!って感じで、実に胸が熱くなったのす☆


あー、二人が2本ある花道のそれぞれに立って名乗り合ってたところ、カッチョ良かったなー☆

もっかい観たいなー☆☆


それにしても。

なんかこの舞台ね、タイトルこそ『阿弖流為』ってなってますけど、ぶっちゃけ物語の比重は田村麻呂とほぼ互角やったんちゃうかなぁと。

いやむしろ、メンタル的な描写でいうと、田村麻呂サイドの方により重きが置かれてたかもしれません。

だって田村麻呂くん、色々受難多過ぎて、観ててずいぶん感情移入しちゃったもの。

そういう意味では、阿弖流為というか蝦夷側の状況とか想い的なものももう少し描き込まれてた方が良かったかもなぁって気はしますたが。。。

田村麻呂に興味津々やったので、まぁ許す☆(o・ω´・o)b


さて、そんな男前兄者もさることながらですよ。

紅一点・立烏帽子(鈴鹿)を演じた、中村さんちの七之助丈ですよ!

もーーーう美しいったらなかったですよ☆☆☆

いや、美人さんのは以前から存じ上げてましたけど、あれはー、何でしょうな…色んな意味で魔性の権化ですたな…(o゜Д゜o)

強さと健気さ、妖艶さと清純さ、神々しさと荒々しさ、様々な表情をひらりひらりと演じ分けるサマは実に圧巻でございました☆(*´・ω・`*)ドキドキ


特に立烏帽子覚醒?の場面では、ゾワワワー!っとした。

女性でも男性でもない、なにやら人間というタガすら外れた存在になっていたなぁと。

やーあんなオーラ、生身の人間でも出せるんやね…!∩(*・´ω`・*)∩

彼にはいつか、人外キャラクターで新感線舞台に降臨して頂きたい☆


一方で、阿弖流為の幸せを遠くからずっと祈り続けていた鈴鹿嬢も好演!

彼女を演じている時の、透明度・純度の高さと言ったらもう!(o´д`o)=3

何かと濃い登場人物ばかりの中で、彼女の無垢さは一服の清涼剤となっておりますた☆(って別に場が淀んでた訳ではないですよ?)

んー、どっちの七くんも捨てがたい♪♪


立烏帽子改めアラハバキ、なんだかんだで阿弖流為に惚れてたんやろなーと思うんですけど。

結局最後には運命を共にすることを拒まれちゃってねぇ。。。

阿弖流為の手にかかった最期、「口ばっかり…」って哀しそうに、でも愛おしそうに呟いて滅び去る立烏帽子が、心底不憫で切なかったです…。+.。゜:;。+゜(ノд・。)゜+。::゜。:.゜。+。


いやでも実際、立烏帽子が入り込む余地なんてなかったよね。

なんちゅーても阿弖流為と田村麻呂、ロミジュリでしたからね。

・・・別に腐ってる訳じゃないですよ。

図らずも戦いを共にしたことで、互いの男気に惚れあってはみたものの、二人は決して相容れない立場の者同士。

そこで、交わされたやりとりがこんな感じやったのです。


田村麻呂「あーなんでアンタ蝦夷なんだ」 阿弖流為「だったらなんでお前は大和だ」


これは、どう考えてもそうなのだからして。

しかもこのやりとり、隣に立烏帽子=鈴鹿(とその時点では信じていた)という想い人がいる状況で交わされたんですよ!

阿弖流為ってば罪なやつですよほんま!ねぇ??(*・´ω`・*)


あーん、素敵なご兄弟の素敵な演技を堪能出来て、ののてぃこの上なく幸せでございました☆+。:.゜(人〃∇〃)

彼らの出演は、染さんのたってのご推薦だったとのこと。

二人の新感線に対する親和性を見抜いてたっていうのもあるんやろうけど。

いつか新感線に出たいとおっしゃってた勘三郎丈の想いを、息子さんたちに引き継いで貰おう的な意味合いもあったのかもですね。

いのうえさんにしても、中村兄弟とタッグを組むことは大きな意味合いがあったはず。

勘三郎さんは、いのうえさんが歌舞伎に並々ならぬ思い入れはあるものの(いのうえ歌舞伎なんて銘打って芝居作ってるくらいやしねぇ!)、

自分の様な者が果たして本格的な歌舞伎に手なぞ出して良いものか…とちょっと尻込みしてた時に「歌舞伎役者が演じれば歌舞伎になるんだから大丈夫!」

と背中を押してくれたそうなので☆(ノД`)゜+.゜゜+.゜


あぁ勘三郎さん、もしご存命やったら、絶対自分も今回の舞台にイッチョカミしたかったやろなぁ…!

その雄姿を、ぜひともこの目で拝見したかったです。。。

まぁでも、息子さん達がパパの分までええもん観してくれたっていうのもまた、勘三郎さんからの贈り物かぁ☆


明日に続く…☆

『阿弖流為』を観劇する~染さん編~☆

2015-11-22 02:47:42 | お芝居
わぁ。気づけば観劇から1ヶ月以上経っとりますねぇ。。。

いや、なんでまたこんな放置プレイになったか言い訳しますとね。。。

どう言葉を尽くしたら良いものか、ちょっと分からなくなるくらい面白かったのです…!(*´Д`*)ホンマホンマ

正直、楽日を見届けられなくてこんなにも口惜しい思いをしたのは久々でした。。。あぁ。。。


歌舞伎NEXT『阿弖流為』
2015.10.15昼の部@松竹座


今回の作品は、14年前新感線で上演された『アテルイ』を歌舞伎用に仕立て直したもの。

でもののてぃ、新感線版は未見でして。

予習して行こうかちょっこし迷ったんですけど、今回演者はみな歌舞伎役者さんですし、脚本も改変されてるとのことで、

ヘンに先入観を持たずに新作として観た方が楽しめるかなと思い、そのまま何の前情報も仕入れず観劇に臨みました☆

ちなみに、ののてぃが松竹座にお邪魔するのは今回で2回目。

前回は『朧の森に棲む鬼』を観に行ったので、ののてぃの中で「松竹座=染さん観に行くとこ」という勝手な図式が確立されつつあります。

(何を隠そう、朧の森~は初新感線でもありました…感想がなんとも初々しいね…ハマったらどうしようとかね…後の祭りやったね…)


まずは、その染さんが務めた主役「阿弖流為」。

民族のアイデンティティを守るべく、強大な権力=朝廷との戦いに身を投じた悲劇の英雄。

でも、阿弖流為が史実に登場する回数はほんのわずか。


★蝦夷の軍を率いる優秀な武人やったこと

★田村麻呂率いる朝廷軍相手に善戦するも、最後には降伏したこと

★都に連行され、死罪と決まったが、その際田村麻呂が阿弖流為の助命を嘆願したこと(理由は不明)

★結局田村麻呂の願いは叶わず、処刑されたこと


主な情報って、せいぜいこのくらいみたいなのです。

具体的なプロフィールもヒトトナリも不明、歴史の片隅にチラッと登場するだけの、謎多き人物なのなー。

そんな阿弖流為にずいぶん以前から興味を抱き、新感線の舞台の主役に推したのが他ならぬ染さんやった訳ですが。(さすがの嗅覚って感じ☆)

まぁ、なんか惹かれるのも分かる気はします。

特に、なぜ田村麻呂が阿弖流為の助命を願い出たのかって辺りね!o(ミ゜ロ゜ミo )( oミ゜ロ゜ミ)o

果たして敵同士であったはずの二人にどのような交流があったのか、戦いの中で何らかの友情が芽生えたのではないか、そこにはどんな物語が!?

…とかつい想像力を掻き立てられちゃいますもんね☆

実際、出来上がったお芝居はすこぶる面白く♪

新感線のカラーにも合ってるし、染さんほんま良い仕事したよねー☆(ヾ#.+゜*´v`)ノノ・゜・ぱちぱち☆

まぁ↑の乏しい情報から、登場人物のキャラクターにあれだけの肉付けをし、物語の密度をあれだけ高く仕上げたいのうえさん中島さんがまずすげー!って話なんですけど。


染さん演じる阿弖流為、まぁ当たり前にカッチョ良かったよねぇ♪♪(o´_`o)

何が素敵って、まず苦悩を背負ってはるとこ☆

ウジウジする男はご免ですがぁ、苦悩する男はとても良い!

でもでも、決して心が弱い訳ではないんですよね。

終盤にはしっかと心を決め、その意志を最後まできっちり貫き通しますし。

果たしてそれが正しい選択やったのか、どれくらい実を結んだかは甚だ疑問の残るところではあるんですけど~。

いや、結果じゃないんだよと!そのイキザマにこそ学ぶべきなんだよと!(たまにはこういう熱血キャラとかどうでせう)

まぁようするに、「I LOVE やるときゃやるオトコ☆」ってこってす♪(´・∀・`)


ただ立烏帽子との一騎打ちシーンは、(本人無自覚ながら)阿弖流為ひどいやっちゃなー!と思ったよ。

だってね、なぜ一緒に戦ってくれないのかと怒り狂う立烏帽子改めアラハバキに「たとえ消えてしまっても、私だけはずっと貴女を想い続ける」的なことのたまうんですよ?

曲がりなりにも自分を想い慕う相手に、優しいようでなんて残酷な言葉を投げかけるのかと。

しかも(不可抗力とはいえ)滅ぼしちゃうし。酷いよねぇ。

でも染さんは、酷い男やってもかっくいーよね。ってかむしろ酷い男やってる時のがキラキラしてるよね。( ̄∀ ̄*)


まぁ何しか市川染五郎というお人は、こういう影やら闇やら憂いやら漂わせたダークヒーロー的な何某かを演じさせたら、ほんまピカイチですわ☆

苦悩する姿、勇ましく蝦夷軍を率いる姿、悪鬼のごとき形相で敵を切り捨てて行く姿、蛮甲&熊子とサケリレーする姿(?)。。。

もうあらゆる場面で色気ダダ漏れですた♪キャ[o゜∀゜o]

つーか新感線≒いのうえさん演出のお芝居で観る染さんは、ほんまウソみたいにもれなく隅々までかっくいい!゜.+:。(〃ω〃)゜.+:。

染さんの中の男前モードをいっとー引き出せるのは、いのうえさん&中島さんに違いないとののてぃ密かに確信しております…☆

あ、もちろん、染さんご自身にそれだけのポテンシャルが元々備わっていればこそ!ですけどねー。

普段のあのヘラヘラどこまで冗談か分からんような言動炸裂させてる姿からは、なかなかどうして…(・∇・)(ヲイ)

あ、ヘラヘラといえば(だからヲイ)、先日新感線博行った際、通りすがり映像で染さんの回が観れたんですけど。

その時この『阿弖流為』公演についてチラっとお話されていて。(ちょうど阿弖流為東京公演が終わった直後くらいやったんかな?)

稽古場が(新感線の時と違って)男ばかりでいまいちモチベーションがとか、いのうえさんが最初どの役者が女性(女形)か分からず戸惑っていたとか、そんなお話を☆

(役者さんが「俺、女です」「俺も女です。でも男もいけます」って挙手して申告するんですって。不思議な光景やね。。。( ̄∀ ̄))

ちなみに、その際染さんは新感線版阿弖流為のお衣裳&メイクでお出ましでした☆

男前でした♪でもものっそ軽ーい阿弖流為でした♪(*≧∇≦*)(「アッテルイだー♪」って楽しそうに刀振り回してた…)


刀と言えば、殺陣☆

VSアラハバキの化身、VS立烏帽子、VS田村麻呂、どの立廻りもそれぞれドラマティックで華麗で素晴らしかったなぁ!(川原さんぐっじょぶ!)

新感線の時みたく普通にチャンバラっぽい動きもあるんやけど。

今回は歌舞伎ならではな、ストップモーションみたいな動きがちょいちょい取り入れられてたのが新鮮でした☆

なんかこう、動作がソローテンポでね、刀を合わせたりする瞬間でツケが鳴ってピタっ!ピタっ!って止まるの。…えーと伝わります?(-_-;)

歌舞伎で立廻りをやるとこうなるのかと、これが歌舞伎における「カッコイイ」の見せ方なのかと感心しますた~。


つーかののてぃ、歌舞伎の所作で演技する染さんを初めてまともに観たんですけど、やっぱさすが本業ですよねぇ!(何を今更サラサラ…)

お席が花道横で、引っ込みの際の飛び六法をほぼ正面から観られる感じやったんですけど、動きと言い面相と言い、まぁなんと迫力満点な男前やったこと!( 艸`*)

↑の立廻りもそうですけど、なんかこういう、恰好をつける時いかにも「恰好つけますよ!」ってひな型がちゃんとあるのが歌舞伎の面白いところですね♪



染さんが阿弖流為に刮目してくれて、新感線でそれをやろうって言ってくれて、今度はそれを歌舞伎に持ち帰ってくれて、いのうえさん中島さんも引っぱってくれて、

中村兄弟と組んでくれて、ほんまに良かったなぁと思います♪♪

ええもん観させてもらいますた☆染さんおおきにやでー☆☆(*´ω`)ノ


中村兄弟についても、もちろん書きます!!

が今日はもう力尽きたダカラー、続きは明日・・・☆(*uェu*)*:゜・☆ォャチュミィ☆


本日の1枚:朧の森~を歌舞伎でやると、キンタはどんな感じになるのかなー☆.+゜(o(。・д・。)o).+゜


『小林一三ガイドツアー』に参加した日☆

2015-11-19 01:59:28 | 観る
本日の1枚目:ドラマ『経世済民の男 小林一三』、DVDが出るようですね☆めでたい☆けどなぜ揃いも揃って1月発売。。。


ちょっこし前のお話になりますが、小林一三記念館で催されている『経世済民!小林一三ガイドツアー』に参加してきますた♪

一三氏の生い立ち・業績などを振り返るVTRを観た後、学芸員さんがついてお屋敷を巡りながら一三氏の逸話やロケの時のエピソードなどお話してくださり、

ツアーの終りには、記念館に併設されているフレンチレストラン「雅俗山荘」でのお茶会もありました♪

結構盛りだくさんの内容で、参加費用はたったの500円!∩(*・´ω`・*)∩

これ、絶対安い!!

だって、お茶会で出たケーキセットだけで2000円くらいしそうやったもん!!:*:・o(*′ε`*)o・:*:


小林一三記念館は、一三氏の元邸宅。

といっても戦後GHQに接収されちゃって、一三氏が自宅として使用していた期間は10年にも満たないそうですが。。。モッタイナイ。。。

一三氏も設計士さんと一緒になって考えはったというお屋敷は、モダンかつクラシカルでもう雰囲気ありまくり♪

しかも床暖房があったりトイレが洋式やったりと、当時としては最先端の機能性・デザイン性を兼ね備えたおうちやったようです。

GHQから返して貰った後は、迎賓館的な使い方をされていたとのこと。


以下、写真で巡るガイドツアー☆(ドラマで使われてたとこは注釈入れてみました)


 

正面入り口。




前庭(戦後、一三さんが「阪急電車走らせるぜ!」って意気揚々と出かけていくシーン)


 

玄関。ドア重そう!(帰宅してきた一三さんに孫が「おじいちゃま~」ってじゃれつくシーン)




玄関ホールからリビング?を臨む。(家族麻雀→大臣就任依頼の電話がかかってくるシーン)
窓デカい。。。あとここ、床暖房システムになってるんですって!
ドラマではおうちで就任依頼の電話を受けたことになってましたが、ほんまは一三さん、旅先にて電報で連絡を受けたそうな。
学芸員さんが前もって脚本を読んだ際、これ史実と違いますよって撮影班に言うたけど、「そこはドラマですんで…☆」とお茶濁されたんですって。(・∀・)




リビング?にある暖炉。(ドラマではこの上に家族写真が飾られてました)




2階から見た風景。




書斎。(大臣時代、いろいろ書き物していたシーン)
撮影時の雑然とした机上がええ感じやったので、そのままそれらの小道具残していってくれないかと撮影班に頼んだけど、ダメ!って撤収されたそうです(^ー^)フフ)




今はベッド置いてないけど、元々は一三さんの寝室だそうです。(大臣を辞めさせられた一三さんがソファーでウダウダしてたシーン)




コウさん専用のお風呂。ピンクでかわゆい♪窓の格子も♪♪
あ、写ってないけどこれユニットバスです。トイレは洋式でした~。
ちなみに、一三さんのお風呂は木製で、同じくユニットバス。写真撮り忘れた。。。


  

コウさんのお部屋。見晴らしも日当たりもすこぶる良し☆床の間と部屋の仕切り戸の透かし板?がオシャレやねぇ♪
お屋敷で一番良いお部屋やった。大事にされてはったんやなぁ☆
まぁ一説ではコウさん、ドラマのホンワカしたコウさんとは違ってかなり気の強い女性やったらしいので、一三氏、色々気を遣わはったのかもやけど。。。( ̄∀ ̄)


  

併設のフレンチレストラン。こじんまりしてるけど、上品で雰囲気バツグン☆(ドラマでは食堂として使われてました)
劇中のあの長いテーブルは、当時一三さんが実際に使ってたもの(なんと電動で伸びるようになってたそうな!)を撮影班が忠実に再現したセット(伸びないけど)だそうです。




テーブルに飾ってあった花瓶。クリストフルっていう有名なテーブルウェアメーカーのもので、かなり、お高いらすぃ…☆( ̄∀ ̄*)
他のテーブルウェアも、そこのものを多く使用。バカラのグラスとかもありますたけど。
あ、これ左から、たまねぎ・セロリ・ラディッシュの形をしてます。




かわい~~~♪しかも美味しい~~~♪♪+。:.゜(人〃∇〃)*+シ。:.゜ア*゜ワ.:。セ+゜(〃∇〃人)゜.:。+
しつこいようですけど、これ500円で食べられるってすんごい太っ腹ちゃいます??
ちなみにコーヒーは4種の豆をブレンドした、ここのオリジナルだそうです☆
酸味が少なくて、コーヒー苦手なののてぃでも飲みやすかったです~。(まぁミルク入れてまったけど…)


   

お屋敷内を照らしていた照明群。ことごとくオシャレ!*゜・:。ワァ(・∀・)オ。・:゜*




撮影に使われた一三コレクションの置時計。
動かないと思ってたら、劇中の時間に合わせるために針を動かしてるうちに気まぐれに動き出したそうで。(正確に時を刻む訳ではない)
しかも、たまに「ボーン!」と音まで鳴ったりするように。
撮影中、これが後ろで急に鳴るもんだから、サダヲっちがビックリしてたそうです☆( ´艸`)


 

お外にある茶室「即庵」。
一三さんはかなり茶道に凝ってらしたようで、こういう茶室をいくつも作ってたんですって。(いくつも茶室作れる敷地がまずすげーよ)
ガラス戸に囲まれたこの「即庵」、客人は土間に置いた椅子に腰かけてお茶を頂くという、珍しいスタイル。
外国のお客さんを迎えることも多かったそうなので、こういう形にしたんだとか。
ちなみに上がり口のところに嵌めてある板は取り外しできるようになっていて、外すと襖を走らせる溝があり、そこに襖を嵌めれば普通のお茶室としても使えるという!
なんと機能的なお茶室☆さすがアイデアマン☆
ここで晩年の一三さんがお茶を点ててるシーン、すんごい時間かけて(サダヲっち、お点前のお稽古とか割としっかりやったらすぃ…)撮影したのに、
オンエアではほんのちょっとしか使われてなくて、大変だなぁと思ったそうですBY学芸員さん。


そんなこんなで、大変楽しいガイドツアーでした~♪
小林一三さんについて、色々お勉強にもなったしね~☆
チャレンジ精神に溢れた根っからの企業家であると同時に、文化的なモノに造詣の深い知的趣味人やったんやなぁと。

今ツアー、来週の木曜がラストみたいなので、お時間&ご興味ある方はぜひ☆
(明日もあるけどさすがに今からでは難しいよね…当日受付あるのかな?)


本日のラスト1枚:この家族写真くれはったら、パーフェクトやってんけどなぁ!(・∀・)


情報解禁日。

2015-11-16 23:53:45 | 良い日
本日の1枚:全21曲お願いします!


グループ魂ゆかた祭り、ソフト化されるそうで♪♪

ノーカット?ノーカットよね??

今度こそ、最後のご挨拶入ってるよね???

特典映像には、破壊さんのネコ耳&ハンズ店員シーンも入ってるよね???

あとどうせなら、WOWOW放送の映像とカメラ割りとか変えてあると楽しいと思うんやけどなー☆

サイジョーさん、ぜひとも!(((o≧人≦)


それと、なんですか。

過去3作品、ブルーレイで再発ですか。

むーーーん、銭をどっから引っぱり出したものか。。。



これじゃない感。

2015-11-15 22:50:35 | つぶやく
起こったことは本当に嘆かわしい。

理不尽極まりない非道な暴力に晒された人々へ哀悼の意を表すことは全く異論ないし、

そんな愚かな犯罪を犯した連中を非難・糾弾する気持ちも至極真っ当やと思います。

でも、その手段として当事国民でもない人達がこぞって1つの国の旗を掲げるっていうのは、なんか違う気がする。


だってその国の国旗を掲げるということは、その国の言ってることやってることに諸手を挙げて賛同するということ。

みんな、その国が今現在どこでどんなことをやってるのか、ちゃんと理解・納得した上で国旗を掲げてるのかな?


きっとただ単純に、哀悼の意を表したいだけって方が大半なんやろうとは思います。

でも、それって実は見る人の立場によって様々な受け取り方のある行為のはずで。

少なくとも第三者的立場の人間は、もっと慎重に考えてから実行すべきことなんちゃうかなと。

自分達がどう思ってるかではなく、どこかの誰かがどう受け止めるかを少し客観的に考えてから、ね。

せっかくの心からの思いが、誤解されて伝わってしまうのは、哀しい。


繰り返しますけど、哀悼の意・暴力に断固反対の意を掲げることに何ら異論はありません。

私自身、亡くなられた方々・被害を受けた方々に心からお悔やみ申し上げたいと思います。


やーしかしこうなると、いよいよオリンピック開催時が心配になってきますね。。。



天守閣に登ってみた日。

2015-11-12 01:35:22 | 良い日
本日の1枚:絶好の借景日和♪♪


本日は、先の『阿弖流為』観劇ですっかり勘九郎丈にのぼせ上がった勢いで、うっかり『平成大阪中村座』へ☆

いやはやおにいちゃん。。。

超絶カッチョ良かったです!!

あかんわぁ。。。ますますお熱上がったわぁ。。。・:*:・(*´▽`*)・:*:・


とりあえず、阿弖流為の感想書いてから(まだホッタカラシ…)、改めて。


はぁ。。。もっかい行きたい。。。