★桃源深更深★~paradise into deep~

路は桃源に入りて深くして更に深し♪

『終わらない人 宮崎駿』を観る。

2016-11-16 03:16:17 | 観る
生命への侮辱を感じる。不愉快。

宮崎さんが不快感を顕わにしたあのプレゼンシーンで、自分が宮崎駿作品になぜこんなにも心打たれるのか、よく分かった気がしました。

宮崎さんのアニメにもグロテスクな造形はチョコチョコ出てきますけど、嫌悪感みたいなものを感じたことはなくて。

それは、どういう存在であれ命あるモノは美しいという宮崎さんの断固たる想いが込められているからなんやろなぁと。

そして、その想いにどうしようもなく心が震わされるんやわ。きっと。



そもそも宮崎さんとあの人達では、同じ「アニメーションを作る」という行為に取り組んではいるけれど、根本的にスタンスが異なってるよね。

宮崎さんはあくまで己の内側から涌き出でるものを形にしたい・表現したい人。

そこにはおのずと自分が作り上げたものへの愛着とか信念が生まれる訳で。

一方あの人達は、必ずしも何か表現したいものがある訳じゃなく、最先端の技術なりを使って偶発的に出来上がるモノを面白がりたい人。

作品に対して抱いて然るべきものが感じられないのが、宮崎さん的には受け入れられへんのかなぁと思いました。

単純に、あれがキショク悪かったっていうのもあるかと思いますが。


まぁでもなんか、エライこっぴどく叱られてて、ちょっと気の毒やった気もします。( ̄∀ ̄;)

ののてぃもああいった描写には一切惹かれませんが、あれが求められる制作現場もきっとどっかにはあるんやろうしね。

持ってったところが悪かったよね。



毛虫のお話、美術館で上映されることになった暁にはぜひ観に行きたいです♪

長編作品は~。

もちろん作ってくれたらこの上なく嬉しいと思うし、そこはやっぱ期待せずにはいられませんけど。

でも、心静かにフワッと待ちたいです…☆

お兄ちゃん生誕日☆

2016-11-03 23:13:56 | 良い日
『古典の日フォーラム』行きそびれました。。。せっかくご近所まで来たはったのに。。。(哀ノД`)゚+.゚゚+.゚


遅れ馳せながら。。。

去る10/31は中村勘九郎丈35歳のお誕生日でございました☆

まことにめでたいっ!!(☆`・ω・)乂(・ω・´★)

やー去年は(ハマりたてで気持ちが)バタバタしてて祝い損ねただから、もっかい言っとこ。

まことにめでたいっ!!(☆`・ω・)乂(・ω・´★)

思い起こせば。

勘九郎丈の存在は、昔からテレビなどで観るとはなしに観続けてましたし、幼少期の頃からずっと存じ上げてはいた訳ですが。

(当時は常にお口半開き状態のポヤヤンとした御曹司を「大丈夫かいなこの子」と同じ子供ながら心配に思った位の記憶しかございませんが…)

こんな風にお誕生日などを把握するまでに至ったのは、まだほんの一年前。

何の気なしに観に行った『阿弖流為』において、突如その魅力に惹き込まれたのが始まりでございました。

いやーあれはほんま衝撃的な邂逅やったですよ。

こんなに嫌味も照れも無理も自己陶酔もなく「恰好良い漢」=田村麻呂を直球で演じられる人がおるのかとワクドキしちゃってもう大変でした。

その後、すっかりテンション上げられた勢いで大阪平成中村座を観に行き、勘九郎丈の歌舞伎役者としての更なる魅力に開眼するはめに。

特に舞踊における彼のポテンシャルの高さはド素人目から観ても明らか過ぎるくらい明らかで、もうすっかりおめめがハァトになってまいました。

以来、己でも引いてまうくらいのドはまりっぷりで、今年勘九郎丈の出演した公演はほぼコンプリ鑑賞というアリサマでございます。

勘九郎さん、ほんまに恐ろしい子…!!(/≧◇≦\)


改めてお兄ちゃんのどこにこんなにも惹かれているのか考えてみるに。

一番は、お芝居やご本人のお人柄に垣間見える二面性かなぁと!

例えば先日まで演じておられた佐助においても、ヘラヘラとコミカルな芝居を見せていたかと思えば、一瞬でシリアスなイクサビトの表情に切り替わる、

その芝居のコントラストの鮮やかさ、スイッチングの絶妙さに大いに魅了されたものでした。

これは勝手な妄想込みの戯言ですが。

ののてぃね、中村勘九郎と言う人の、世の中的には誠実・謙虚・真面目・爽やかさんと言った「陽」の認識で通っている一方でね、

どうも心の奥底に、狂暴性・破壊衝動・破滅願望と言った「陰」を秘めている感じぷんぷんするのがね、たまらん好きなのです☆゚.+:。(〃ω〃)゚.+:。

いや前者も、決して良い子ぶっているというのではなく(もちろん中村屋を背負っている以上どう振る舞うべきか常に意識はしてはると思いますが)、

間違いなく彼の本質だろうと思います。

ただし、それは生まれ育った環境によって育まれた後天的本質で。

後者はきっと持って生まれた先天的本質なのではないかしらと。

自分が護るべきものの大きさを真摯に受け止め懸命に勤めている一方、どこかで破壊的創造・表現を望んでいる。

対照的な2つの本質が身の内で常にせめぎ合ってる感じが、彼のお芝居や日頃の言動に垣間見えるようで、そこに深く惹き込まれちゃうんですよね~~~。

…とこれはあくまでののてぃが勝手に抱いている心象です。あしからず。


言うても、お兄ちゃんをまともに見つめ始めてまだたったの1年。

分かったようなこと書いてますけど、まだまだののてぃの知らない一面をようさん持ち合わせてはるに違いなく。

ののてぃ、今後もますますドツボにハマる自信があります!!(。・`ω´・。)ゞ←

お兄ちゃんにおかれましても、ますます六代目勘九郎としての魅力を確立・発揮していってほしいなと思います☆

それにはまず、お身体をどうぞ大切にっ☆☆(*´Д`)人

だって先日加藤さんちの和樹さんがあげてらした2ショット写真もさぁ、まぶたに絆創膏貼ってはるなー眉剃りの時にでも切らはったんかなーと思ってたら、

なんや真田十勇士の舞台で倒れる際、誰かに足を取られて倒れ方の段取りが狂い、顔を打った拍子にザックリ切ってしもたとか…!Σ(´Д`lll)

(倒れる芝居って才蔵との一騎打ちのシーン?でもあのシーンってお兄ちゃんの周り誰もおらんよねぇ?合戦中とか倒れるとこあったっけか?)

20針も縫ったとかもうゾッとするわぁぁぁ…!!(傷跡を残さんよう細かく縫ったってことらしいけど)

これからもアクロバティックなお兄ちゃん観られるの楽しみにはしてるけど、くれぐれもお怪我のないようお務めくだされ…!(●≧д≦)人


あ、そういえば昨日映画『真田十勇士』観納めてきました…☆

なんだかんだで3回鑑賞。

まぁ色々ツッコミドコロもありますけど~(・∀・)

舞台とともに、映画も大いに楽しませて頂きました☆

ありがとうございました♪♪


PS.京都でいつか中村座やりたいってほんま??(*′∀`*)

ぜひやってください!キャッツ並にロングランでお願いします!!(どんだけ単身赴任させる気や)

やれるとしたらどこやろなぁ?

歌舞伎発祥の地とされる「四条河原町」が一番理想的やろけど、あの辺にそんなスペースまずないしなぁ…(´uдu`)

二条城?は比較的広いけど、ちょっと地味かなぁ。御所?も借景とか考えると弱いよねぇ。

ん~京都は土地が無さ過ぎるねんな~~~。

まぁでも、そうやって妄想膨らませるだけでも楽しいねぇ♪

気長に待ってよう♪♪

ほうほう。

2016-11-03 01:52:51 | つぶやく
自尊感情。。。


ついったぁーで盛り上がってはるの見て一つ思ったのは、自分で自尊感情ないって主張する人は、実はそうでもないんでないかと。

ことあるごとに「僕なんて私なんて」と言う人は、裏を返せば「もっと自分を認めてほしい愛してほしい」って言うてるようなもんで。

つまり、本来自分はそうされる価値があるはずと心の底では思ってる=(ちょっと歪んでるけど)自己肯定してるってことなんちゃうのかな。

ほんまに自尊感情がない人はまずそのことを主張せぇへん、あるいは自覚すらしてないと思うな。

じゃあどっちがマシとか不幸って、そういう話でもないのだけれど。なんとなくそう思ったっていう。


ちなみに自分はどうかなぁと考えてみました。

特別愛されたい願望はない気がします。

でもとりあえず、自分のことは「この世におってもおらんでもええ存在」やと思ってます。ポジティブな意味で。

おってええならおろうかな、みたいな。

「なくてはならない存在」って、それはそれで生き甲斐あるんやろうけど、プレッシャーも相当やろしなぁ。

…単なる無責任野郎ってことやねつまり(・∀・)


しかして、ガッキーかわええわぁほんま。独占するのは申し訳ないので、シェアしたい。最悪月イチでいいから。