世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

がまだすドーム(2021九州no10)

2022-02-23 | 九州

 「がまだす」とはこの地方の方言で「がんばる」だといいます。そんなドーム「雲仙岳災害記念館」にやってきた。

 「焼きつくされた風景」被災直後の風景を再現したとして、普賢岳から4㎞ 離れた地域、報道関係者が「定点」として取材合戦が続いていた地域一帯が一瞬のうちに焼きつくされてしまった。その被災物が並んで展示されています。

 すぐ隣がこの写真です。平成3年6月3日に発生した雲仙普賢岳の大火砕流に巻き込まれたNHKのテレビカメラが14年ぶりに発見されたそうです。この撮影に携わったお二人は消防団の方々と共に帰らぬ人になったと書かれています。

  これがそのNHKのテレビカメラ。三脚にはNHKと赤いラベルが貼られている。

 そしてこちらが公衆電話ボックス。ダイヤル部分はグチャグチャに壊れて見る影もありませんでした。

 こちらは「テレビ朝日のカメラマンが使用していたカメラ」と紹介していました。

 亡くなられた方、行方不明の方々は44人。報道関係者の20人が最多だ。赤点が発見された遺体の位置を示していると説明しています。

 

  198年ぶりの噴火だったといいます。そのとき何が・・・として1990年「噴火のはじまり」から1995年まで時を追ってその経緯が示されていました。

 

 6月3日襲い来る火砕流を背にして逃げる人と消防車が映るこの写真は、記憶の中に残るこの噴火を象徴している写真かもしれない。

 38回の土石流と7回の大火砕流。平成噴火ジオラママッピングとして、その様子がこんな形でいくつも展示されていました。

 島原温泉「南風楼」に到着した。有明海に面した窓の外にはうれしいかな露天風呂が。

 

 小学校、高等学校の子供たちも一緒のお泊りでした。

 右の写真は平成3年(1991)普賢岳災害のお見舞いに訪れた天皇皇后両陛下が来館。ひだりは秋篠宮同妃両殿下が平成24年(2012)ジオパーク国際ユネスコ会議の際来館されたといっています。

 こいつはうれしかった。ウェルカム生ビール飲み放題。11月限定、今日は11月の最終日滑り込みセーフだった。セルフサービスどんどんいただいちゃうのでした。隣にはコーヒーメーカーもあった。がそこには無情にも「修学旅行の生徒様のご利用はご遠慮くださいませ」との張り紙。

 夜のホテルも華やいでいた。

    冬のオリンピックが終わった。過去最多18個のメダル獲得だ。悲喜こもごも時差はわずか1時間、楽しい時を過ごすことができた。異次元スケーター高木美帆は何とメダル4個、長野オリンピック金メダリスト清水宏保さん「陸上競技なら100mから10000mを走るようなものだ」とおっしゃる。24年ぶり金メダルのスキージャンプ小林選手。28年ぶりにメダルを得た複合男子団体にも感動、メンバーに長野県人3人はよりうれしさが増した。アイスホッケー「スマイルジャパン」にも興奮。メダル18個書きつけてゆけばきりがない。氷にメダルを奪われてしまった羽生結弦選手、ほかにも悲しい出来事があった。弱冠15歳のフィギュアのロシア選手のドーピング騒動、またロシアかだ。プーチンが悪いのかどうか知りませんがますますロシア嫌いがつのってくる。環をかけるようにウクライナ問題だ。「戦争」なんて字を地球に書かなければならなくなってしまうのか。

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