原野の中に真新しい住宅の並び。寒冷のこの地では草の伸びが抑えられてしまうらしく、草刈り作業という煩わしさはないのでしょう。
歩きの時間が続きます。少しガスが出てきたようです。奥に見えているのは灯台だそうです。
アイスランドには三つの国立公園があるという。その中で一番大きいのがスナイフェルス・ヨークトル国立公園でなんとアイスランドの面積の14%を占めているという。そのビジターセンターに立ち寄りました。ウィキペィデアをひもとくと「アイスランドでもっとも良く知られている観光の名所であり」と記されている。この地図はスナイフェルス・ヨークトル半島。その象徴はなんといっても氷河に覆われているというスナイフェルス山ということらしい。
こんなに山の連なりがあったっけ、山の中を走るという体験はなかったんだけどね。地図の中、海辺に赤く色づけされているところはちょっとした村があるとことでしょうか。
溶岩が流れてできた台地か。無数に散らばっている鋭角のかけら、黒い物体は何だろう。
デューパロンサンドゥルにやってきた。そこには海岸に向かう下り坂と上段を歩くほぼ平坦の散策路があった。
私は当然のごとく下に見えている坂道など歩こうはずがありません。こちらの坂道を歩く人の方が圧倒的に多いようでしたが。
何故かここの海岸は黒砂が敷き詰められている。砂浜に散らばっている板片と思いきや鉄片らしい。私の生まれた年1940年 (昭和15) にイギリスの商船が沖合いで沈没してその残骸がここに流れ着いているのだといいます。それにしても80有余年の歴史をそこに見るのでした。
黒い小石と黒砂の上を海辺まで歩いて行った人たちがいらっしゃる。
バスで走っています。スナイフェルス山を引き寄せてみました。氷河に覆われているこの山の高さを検索してみたら2009mと出てきてアイスランドで2番目に高い山だそうです。この公園には火山が10座も有り8座は氷河の下だそうだ。2011年に大噴火があり900便ものフライトが欠航になるというまだ記憶に新しい出来事は、ここの火山群にあったことを知るのでした。
ここにもキョクアジサイの群れがいた。彼らの食するものは魚じゃないのか ⁇
サッカーのグランドがあった。こぢんまりとスタンドもある。さて、競技者はどこからやってくるのか。バスは村や町の中は全く走っていないんだけど。
幸い天候にも恵まれ清々しい景色の中を走ることができるのでした。
国立公園内にあるもう一つのビジターセンターでトイレ休憩。お魚と鳥たちの写真があった。鳥の写真は甚だしいピンボケ。