ムンバイ港、港湾の中にインド門が見えてきました。 イギリス国王ジョージ5世とメアリー王妃が1911年この地を訪れたことを記念して1924年に完成したという記念建造物。それにしても、ずい分時間をかけて造ったものです。
大きなガジュマルの木が連なっていました。根元がきれいに化粧されています。害虫除けと夜間の自動車運転の安全確保のためと聞きます。赤いのを塗っているのは初めて見たんですが、根元を白く塗るのは、ほかの国でも目にすることのあるものです。
床屋さんがお仕事中でした。切り落とした毛髪が首から侵入するのではないでしょうか。
高さ25m。どっしりした重厚な門です。 イギリス帝国の権力と威厳の象徴であったといいますが、インドにしてみれば抑圧と苦難の象徴であったのかもしれない。現在ではムンバイ主要の観光資源といいますが・・・
1924年(大正13)落成式の写真(wikipediaからいただきました)
門の裏に回ってみると、観光船でしょうか 同じような船がいっぱい並んでいました。
1903年(明治36)開業、インド人の手で造られたという、超デラックスホテル「 タージマハル・ホテル」がインド門のすぐそこ。どなたがお泊りになるのかは、説明の要もないでしょう。このホテルや鉄道駅などがイスラーム過激派による同時多発テロによって襲われたのが2008年、ついこの頃のことでした。私たちのガイド氏は、皆がムンバイを逃げ出すのに、日本人の取材者に同行してこの地に入ったと話すのでした。
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