世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

サンスーシ宮殿(2013ドイツno7)

2013-09-27 | ヨーロッパ

 

   フリードリッヒ大王が夏の居城として建てたロココ様式(ロココとは何かは知りません)の優美な宮殿。王様はベルリンから馬車で駆けつけ、この坂道を登って宮殿へ。

  この館の主が愛したフルート。当時はこんな容姿だったのでしょうか。観光への入り口にいらっしゃる奏者。手前にはお金が投入できる小さな箱が置いてあります。 

   宮殿の前には広々と庭園が拡がっていました。この宮殿は「ポツダムとベルリンの宮殿群と庭園群」として、「ポツダム宣言」の宮殿などと一緒に世界遺産に登録されている。ここの王様はフルートを奏し、作曲も成すという芸術家。この宮廷には第一級の音楽家が集っていたといい、バッハをも招こうとしたがお断りにあい、その息子がチェンバロ奏者として仕えたという。

  そうは言っても一枚撮ろうか。ということになってのツーショット。旅友と並んで宮殿をバックにパチリ。彼女とは今回で3回目の旅。前2回は、もうお一人お母さんがいらして3人旅でしたが今回は二人になってしまった。常に二人して行動しているので奇異な目を向けられているのでしょう。私達は二人して「旅友」であることの説明に難儀するのでした。 

  噴水から眺めた宮殿。建屋が一階建てですから。こうして振り返ってもあまりパットはしません。 

 

  犬を愛した王様は、晩年最後の願いとして「愛犬のそばに埋めてほしい」と頼んだという。現在こうして11頭の愛犬と一緒の墓地に眠っている。それにしても11頭の犬とは如何に犬を愛した王様であったことか。その愛されたワンちゃんの墓石にお花を手向ける人はいないようです。

  愛犬の墓石には、犬の名前かあるいは戒名(?)か・・・が刻まれていました。

  ディナーとランチは常にこのレストラン。紅白ワインほか飲み物は昼も夜もフリー。「2時間飲み放題」なんってケチな縛りもありません。セーブしないと健康にと思いつつも、日夜ついグラスは進むのでした。しかも私のまわりは女性ばかり。ウフフ・・・。お客さん77名の約70%は女性なんですから、どうしてもこんな環境になってしまうんです。

 船の航路を示すGPSがラウンジにあり、いつでも確認できます。もちろん操舵室にもあるでしょう。このクルーズは、ベルリンからアムステルダムまで、川を走り運河を進む、流れ流れてその距離は974km。そこに24もの水門があるという。

  はじめて通る水門「ブランデンブルグ水門」は、夜になっていました。そして船は、最初の停泊地「ヴュスターヴィッツ」に23時に到着するのでした。

 


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