「エルベ・ハーフェー運河のクルーズをお楽しみ下さい」と書かれている行程表の午前中。
水門に入る私達を見送って手を振ってくれる方々。後続の船も入ってきて水門は閉められ水位をグッと下げるのです。
水門の中で一時停止。この水門の管理は河川運航局とやらが司っていて、船長の意のままにはならないようです。かっては川や運河が流通の主役。産業の発展に大きく寄与した船便、運航局はかっての栄光を基に偉いんだろうね。 この停止の間に船の乗務員(橙色ユニホーム)は、プラットホームで部屋のガラス窓に洗剤かけてきれいに洗濯してくれるのです。
スクリーンに投写された地図ですから鮮明ではありません。クルーズの時間を利用して船内ではオリエンテーション。この旅の道のり、ベルリンからアムステルダムまでの航路説明がありました。
再び水門です。確かホーエンバァルテ水門と言ったと思う。あまりにも水門が多くてわずかしか働かない頭脳も水門に塞がれてしまい、この水門名も定かでないのですが・・・
とにかくこの深さ。ビルの7階建て相当、高さは18mあると聞きました。上に見える水位線まで船は持ち上げられて次に進むのです。
水門に入ってからここまで約30分を要し、船はようやく世に出ることができました。まもなく前の水門が開くでしょう。これが分からないのです。何処まで行っても平地としか思えない大地。そこに幾つもの高低差を正す水門、この水門18mは行程中のナンバーワンでしたが、分からない。そこで添乗員殿にお聞きしてみました。「この平野でなぜ水位調節が必要なんだろう」と。その答えに私は理解できずここへは綴れません。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます