ここナザレの「受胎告知教会」に来る途中「カナの婚礼教会」というのがありました。私たちは立ち寄りませんでしたが、その教会でのイエスの奇跡の紹介がありました。結婚式の祝宴でワインがなくなったことを聞いたイエスは水瓶の水を上等なワインに変えてしまったという。イエスにかかっては何ごとも「なせば成る」ということなのでしょう。
教会入口の扉にイエスの一生が彫られていました。上の4場面しか見えませんが、左上が厩で誕生したイエス、ぐるっと下に回って、イエスが洗礼を受ける場面、山の上の教会での垂訓の画、そして最後6場面目が十字架のイエスとなっていました。
聖堂の周りの壁面には各国から送られた民族衣装豊かな聖母子の画が並んでいました。何とも奇怪な聖母子もいらっしゃいましたが、日本からは長谷川ルカが描いた「華の聖母子」と書かれていました。
こちらSさんの写真です。教会の見学時、ちょうど日曜日のお祈りの時間だったようです。
マリヤ様の家は教会の下。地下洞窟に入るとこんな絵が飾られていました。天使ガブリエルがマリアに「キリストの懐妊を告げる」の画でしょうか。
正面鉄格子の奥がマリアが聖霊によって神の子をみごもった場所とされている。格子の間から写したのが次の写真です。
レオナルド・ダ・ビンチは、受胎告知の場面をこんな画にして残していました。 左が天使ガブリエル。右に聖母マリア。なんとも神々しい絵ですこと。
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