世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

エルサレムへ(2014中東no30)

2014-05-25 | 中東

 

 緑の大地に灌水機器が、水源池ガリラヤ湖からの水を涼しげにまき散らします。 

 

 イスラエルに生まれた共同生活村「キブツ」のひとつを訪ねました。日本からヘブライ語の勉強に来ているという乙女二人が、横断幕を掲げてのお迎えでした。 

 丹頂鶴と錦鯉。ここヘフチバは、日本とずいぶん親しいらしい。池に石を配した日本庭園が安らぎを与えてくれます。 

 キブツの考え方や生活の様子を、ヘブライ語の先生「ナーマ」さんからお聞きしました。この先生、ガイドさんのお知り合い、というより、ガイドさんは、子供さん共々この村で生活されていたと言います。しかし親子で過ごす時間はごくわずか。子供は子供だけの共同生活だったと、お話しされました。 イスラエルの農業生産の40%を担っているというキブツ。農業への取り組みから始まったというこの共同体は、今では諸々の工業生産部門を持ち、学校・観光施設も経営するという大きな企業体であるらしい。 

 

 

 旅行社のサービスで予定に入っていなかった世界遺産の町、イスラエル第3の都市ハイファに立ち寄りました。聞いたことも無いバハーイ教という宗教寺院は、海沿いに連なる旧市街地を望むところにありました。 

 

 道路の外に柵が連なっています。これ道路の構造物ではありません。奥に見える市街地はパレスチナの町だそうです。過激派の人が暮らしているところにはこうした遮蔽壁があるとの説明でした。 no23で訪ねたエリコもパレスチナの町でしたが、隔離壁など目にしませんでした。見えたのは日本からの多大な援助に謝意を表す表示があちらこちら。

 

 待ち遠しかったエルサレムに到着です。フロントでチェックイン手続きが進んでいます。 

 

 

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 受胎告知教会(2014中東no29) | トップ | 三大宗教の聖地(2013中東no31) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿