2泊したガラリヤ湖を後にして8日目の観光の始まりです。まずは奇妙な名前の教会から。「パンの奇跡の教会」 イエスがこの地で起こした奇跡に基づいて建てられた教会とか。
オリーブの油を絞った石臼。教会の前庭にありました。馬かロバか、それとも人間がこの重い石を回してオリーブをすりつぶしたのでしょうか。
ガイドさんが聖書を読んでくれます。どの観光箇所に行ってもこの姿があるのでした。この教会でなされたイエスの奇跡を福音書の中からひもといてくれた時の写真かと思います。
ここが奇跡の場所だったのでしょう。矢印のところにパンとお魚のモザイク画があります。
2匹のお魚は分かりますが、パンが5個あることになっているのですが、分かりません。この魚とパンで5000人の群衆のお腹をいっぱいにしたという奇跡。このあり得ないことを成すのがイエスの神髄なのでしょうか。 イエスには幾多の奇跡が伝えられている。では、お釈迦様はどうだったのだろう。そんな思いに取りつかれて、「釈迦の奇跡」と検索してみた。そこにはずらっと羅列されて出てきましたが、私が「ふむふむ」と思えた項には、こう書いてありました「キリスト教と仏教の大きな違いは奇跡にある。キリストは多くの奇跡を行った。人を生き返らせることも、復活して再びこの世界に降りることも出来たという。しかし、釈迦は奇跡を起こさなかった。その基本的な理由は釈迦の悟りにあった。すなわち、釈迦は修行によって悟りを開いたのである。悟りを開くまでの釈迦、すなわちゴーダマ・シッダールダはまぎれもない人間であった。その人間が悟りを開くことで仏と一体化してしゃかとなったのである。」と。
野生のシクラメンが小ぶりな花をいっぱいつけていました。
イスラエルの6日間をご案内くださったお三方。左からガイドの神藤さん、ドライバーのソロモン、そして添乗の佐藤さん。神藤さんは、日本イスラエル親善協会のおえらさん。イスラエルに惚れちゃったんですって。お子さんはお二人ともこちらの大学を卒業されているそうだ。今は、日本とイスラエルを行ったり来たり。今回は、私たちの旅を演出するためにイスラエルに。曾野綾子さんにヘブライ語をお教えになったそうです。豊かな人生をお持ちのガイドさんでした。
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