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世界の彼方此方へ行きたい

気ままな旅の様子を綴っていきます

黒竜江省博物館(2017中国no7)

2017-03-03 | 中国

 ホテルからの朝。ガスがいっぱい。「スモックではありません」と昨日ガイドさんが言った。地震もない。台風も来ない。言葉は標準語、だからこの地方からアナウンサーになる人が多いんです。とも教えてくれた。ご覧のとおり、やはりホテルの隣は松花江だった。川に沿って公園が続いているのでした。 

 

 1906年に建築されたロシア式デパートだったといい、現在はこんな博物館になっている。歴史・文物・芸術・動植物が全て分かる総合博物館だ。と説明されている。 

 

 

  1973年に松花江河畔から出土したマンモスの化石は全長5.45メートルで、高さ3.33メートル。中国では最もよく保存されているマンモスの化石だそうです。  

 

 こんな歴史がずらずら並んでいました。「抗日」「抗日」がいっぱい。あの満州事変が勃発した1931年9月18日の文字が氾濫。 

 1933年(昭和8年)何があったのだろう。満州事変の停戦協定がなされたという年だ。ここになんて書いてあるのか読んでほしいものだ。 

 ハルピン駅を見たいとの申し出でにこたえて回ってくれました。この駅(現在は改修済み)で1909年(明治42)伊藤博文は暗殺されたというのです。ガイドさんが言いました「撃たれた自分のことよりも随行員を心配していた」と。ガスにもやっていてきれいに写っていませんし、 バスは停車できないとのことでしたが歴史にチラッと触れることが出来ました。

 

 バスは駅前のロータリーを回っています。右の建物が、昨日聖ソフィア大聖堂の写真で見た「第4軍管区司令部」ガスと雑木の向こうでよく見えませんが間違いありません。現在何に使われているのか説明を聞き漏らしましたが現役選手。次にその写真を張り付けてみました。屋根しか見えていませんが同じ建物でしょう。駅の近くにはかって満鉄が経営していたという「ヤマトホテル」が名前を変えて現役で働いているとも聞きました。他にもあれが何これが何と日本にかかわりありのお話をお聞きしましたが記憶が追い付いてくれませんでした。また、この町には、あの忌まわしい歴史を残す「731部隊」のいくつかの施設が現存しており見学ができるといいます。

 


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