アーメダバードは、人口600万を超えるインドで6番目に大きな町。綿織物などの工業が盛んな豊かな町だといいます。なるほどムンバイで見て以来のビルも目にすることが出来ますが、やはり貧富の差はいかんともしがたい感ありです。
ここでは人懐こい女学生とのふれ合いがあるのでした。
私たちの列車は真ん中の車線で乗車不可。ホームへは普通列車が入線してきました。
20両ぐらい繋がっている客車の中で、窓ガラスが入っている車両はこの1両だけでした。普通車の何倍のお金を払えばクーラーの効いたこの車に乗れるのでしょう。
列車が科学博物館になっているようだ。朝からここに止まっている列車に多くの子供達がお勉強に来ていました。カメラを向けると、ほらこのとおり。 日本の同世代の女の子達が、外国からのお客さんににカメラを向けられて、にっこり笑ってこんなポーズをとれるでしょうか。そして、駆け寄って握手を求めることが出来るでしょうか。
私たち旅人がいるところに、我も我もと手を差し伸べてきます。 日本人信頼されちゃっているんだ。うれしいね。でも、男の子はこんな訳にはいきません。こんな姿を見ながらふと思ってしまうのです。今まで村や町を訪ね歩いてきて、こんなかっこいい制服に身を包んで勉強できる幸せな子等は何割ぐらいいるのだろうかと。