スキー場の裾にあるホテルまでやってきた。このガーデンは、今日のお宿「新富良野プリンスホテル」の隣にありました。ピクニックガーデンとしてホテルが運営しているらしい。
「風のガーデン」は、倉本聰さんが上野ファームの上野砂由紀さんとの出会いによって、彼女にゴルフ場跡地への庭づくりのため、そのデザインを依頼したことに始まるといいます。庭づくりの打ち合わせを重ねるうちに、アイデアが膨らみ、この庭を舞台にしたドラマへと発展したのだそうです。
ガイドパンフを開くとこれ。2006年春から2年間をかけて365品種、約2万株の花々が植えられ、完成した庭でドラマの収録が行われたという。時を経た今は450種類を超える花々が季節ごとに次々と咲きほこるといいます。
ここでも「今日咲いているお花」が案内されていました。「野生のエゾシカが時折現れます」ともメモっている。
カンボク
ハクロニシキ(五色ヤナギ)この花が今目立っているとの紹介もあります。
テレビドラマ「風のガーデン」のセットとなったグリーンハウスが見えてきた。右側のポン咲きの花は白色のアリウムか。
盛夏期になれば一面花に埋まるだろうけど、ここにはおなじみの「ルピナス」の青しか見えていません。今まで見てきたガーデンより、ここは標高が高いのでしょうか。とにかく花が少ない。
グリーンハウスに入る前にスイカズラ(ハニーサックル)の門があった。
2008年にフジテレビが放映したドラマに出演した皆さんが並んでた。一番左の女性は誰だろう。中井貴一さんとの父子役を演じた緒形拳さんの遺作となったとのことです。この画のなかに「人は最期に何処に還るだろう」なんて文言がある。
テレビに登場したままのセットを誰でも見ることができるのです。
フジテレビが造ったこんなセットを見ると沖縄県与那国島で同じフジテレビのドラマ「drコトー診療所」の撮影セットとして建てられた病院が現存し、現在では大きな観光資源となっているのを思い出します。
2003年に第1期、2006年に第2期が放映された「drコトー診療所」この地を2014年に訪れた時、診療所の受付で診察券(入場券)をいただいて・・・
この診療所は地域の自治団体が管理運営をしているようでした。
2006年放映されたドラマのポスターが張り付けてありました。懐かしいお顔が並びます。
そして、2022年に劇場版のこの作品、テレビドラマ時の俳優さんの多くが並んでいました。