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ファーム富田(2023北海道no7)

2023-07-13 | 北海道

 北海道ガーデン街道国道38号を走っています。「そらち川」との標示の奥には冬になればスキーヤーが集うであろうゲレンデが山肌に張り付いています。今日はそのふもとまで走ります。

 

 そしてやってきました中富良野町のファーム富田。この花園はカーデン街道のひとつとしてはカウントされていません。何故だろうと考えてみるに、きれいに苗が植栽され栽培されているお花畑であることが、その因だろうと推察するのですが。さてどうでしょうか。ガーデン街道の8カ所のお花は、ほぼ宿根草で構成されていて、秋には枯れて春に芽吹くの繰り返し、苗を植えての新たな栽植はあまりなされていないらしい。

 ラベンダーを目玉とするお花畑がいっぱい。このファームから徒歩7~8分のところにJRラベンダー畑駅というのがある。もちろんJRが運行している観光列車「ノロッコ号」が停車する季節限定駅。

 ラベンダーの紫色はまだありません。このラベンダーも多くの歴史の中での今日があるようです。富田家の初代がこの地に鍬を入れたのが1903年(明治36)だという。そして香料の原料となるラベンダーに出逢うのが1953年(昭和28)この地方のラベンダー栽培は年を追って栽培面積を増やし1970年(昭和45)には230ha超えたという。しかし合成香料が進出したことによってラベンダー農家は苦境に。てな歴史を経て現在は鑑賞用の花としてこの地域の目玉となっているのです。

 次に2011年8月にここを訪ねた時の写真を何枚か張り付けてみます。当時のブログには少し小さな画像を貼っていたようで写真は小型ですが、2011年のブログから引き出してきました。

 この写真は、前の写真の撮影場所から少し上ってきたところで写したらしい。黄色い花の奥は一面のラベンダー、その奥に前の写真にもある小屋が見えている。

 このときのメモには、もう終焉を迎えているラベンダーは刈り取りのときを迎えていると書いているのでした。

 

 このファームではガイドさんの案内がなかったのでお花の名前は分かりませんが、これアルメリアかも。奥の紫がネペタ。

ネペタ シックス・ヒルズ・ジャイアント

 植栽したばかりの花はまだ小さい。8月になれば一面が花に埋め尽くされることでしょう。

 撮影場所は合致していませんが、この白樺並木の場所がほぼ次の写真のところ。8月のお花畑は各種の花々が咲き競うといった雰囲気なのです。

 

 2011年8月には美瑛町の「四季彩の丘」というところにも立ち寄りました。ファーム富田の中富良野町の隣町、押しつけがましい話ですが、そこでの写真も張り付けてみます。こちらの方がファーム富田より壮大だとの印象でした。

 

 12年も前のお話、我も若かった。どの花も盛花期といった雰囲気。

 

 こんなトラクターがけん引する車、しかも2台繋げて、に乗って園内遊覧でした。

 

 次に訪ねるのがあの「風のガーデン」です。

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