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ボストン交響楽団(2014アメリカno24)

2014-08-20 | アメリカ

 

 旅も約半分7日目を迎えた6月1日(日) 「昨日に続き快晴の美都ボストンのゆったりした朝。2連泊のミドタウン・ホテルをバスで出発です。」と添乗員の日記。出発時間 9:45 の前に、数人の方とホテルの目の前にあるボストン交響楽団シンフォニーホールに足を伸ばしてみました。 

 赤丸に小澤征爾とプリント。隣のドアが事務所、お願いしてみました。「ホールを見せて」と、残念ながら首を縦には振ってもらえませんでした。 

 小澤征爾は 1973から2002年までこの楽団の指揮者として活躍。この楽団では最も長い期間在籍した指揮者だったといいます。この小澤征爾について、ウィキペディアはこう書いています「 その情緒的な表現様式によってたちどころにボストン市民を魅了し、市中で最も愛される音楽家となった」 そんな小沢は、信州は松本で「サイトウ・キネン・フェステバル」の総監督を務めている。それは、斉藤秀雄さんの教え子が中心になって生まれたオーケストラ。1992年から始まったフェス。この祭典も今年(2014年)で23回目を数え、斉藤秀雄没後40年の節目にも当たる音楽祭。そこで第1回から総監督として貢献してきた小沢さんの名前を冠する「セイジ・オザワ松本フェス」に生まれ変わることになります。松本でも、世界の「セイジ」は多大な親しみを持って迎えられているのです。

 

 ボストン・サウス駅の偉容。自動車王国になる前のアメリカは、やはり鉄道だったのでしょうか。1899年に完成し1960年には取り壊しの計画もあったというこの駅舎、この風格、その歴史を壊してしまってはいけません。  

 乗車までの時間を利用してガイドさんの案内で独立戦争のひとつの引き金にもなったといわれる「ボストン茶会事件(1773)」のあった現場まで足を運びました。イギリスの東インド会社が積んできた紅茶を海に投げ捨ててしまったという事件。現在は観覧できるようになっているようですが、よくもこんな小さな帆船で大西洋を渡り来たものです。

 

 

 一等待合室でお茶をいただきコーヒーのサービスを受け、11時55分発「レイクショア・リミテット(湖岸特急)」449号でシカゴを目指します。 シカゴまで1629km。かって東海道線を2009年3月まで走っていたブルートレイン「富士」は、西鹿児島まで1574kmを、1980年には、東京18:00⇒西鹿児島18:03 つまり24時間を要して走ったという。ほぼ同じ距離を走るアムトラック湖岸特急は、ボストン11:55発⇒シカゴ 9:59 時差1時間ありだから所要時間は23時間ということか。

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