帰国の途に(2012中東no35)

 

　 ドバイモールの 中のスケートリンク。一年中お暑い国のリンクは、オリンピックも開催出来るサイズだという。冬季オリンピックはスキーもあるから、まさか滑降競技が出来るスキー場やジャンプ台までは造らないでしょう。

ドバイ空港にやってきました。 

　　ドバイと言えば遠い昔の出来事が思い起こされます。血圧が高い、腰が膝が痛いと言いながら過ごすことになるなど考えもしなかった若かりし頃のお話です。1973年(昭和48年)のその日、パリを発った日本航空のジャンボ機を乗っ取った日本赤軍がこのドバイ空港に舞い降りたのが7月20日。日本政府の要人も出向いての犯人との折衝も功を奏せず、同機はリビアへ飛び、その地で乗員乗客145人の人質を解放後、同機を爆破。犯行に関わった犯人は以後国外へ逃亡したという。　　終日テレビが放映した、あの雪の中での日本赤軍浅間山荘事件はその前年１９７２年のことでした。

　  ドバイを２２：１５に発った 飛行機がドーハに着いたのも22時15分。そうなんです時差1時間が飛行時間一時間の両都市を同時間で結ぶのです。

 　深夜１時３０分発の大阪行き、隣はストックホルム行き。ストックホルムへのお客さん「大阪」ってどこの国かお分かりになる方いらっしゃるでしょうか。 

大阪まで９時間５０分私たちを運んでくれるカタール航空機へ乗り込みます。 

　 うれしい日本の新聞。大阪本社発行だからでしょうか。トップ記事は「維新の会」を引っ張って国会議員の足元を揺さぶっているあの方の大阪市の話題。この報道の事案が成就し４月から土曜日も授業をし、学力向上に資しているのでしょうか。 

　 大阪着が１６時４０分。ここで入国審査を済ませ、大阪から参加したお客さんとお別れし再び機上の人に、成田までの間に夕食なんです。乗務員がメニューの御用聞きにまわっています。 

 飛行機は和歌山の上空でしょうか。

　 昨夜、成田には１９時を回っての到着。空港近くのホテルに宿を。翌朝我が家への帰路JR線の成田エクスプレスから、開業の時を5月22日に控えた、自立式鉄塔としては世界一という話題のスカイツリーを納めてみました。