S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

蛍のひかりにしみじみ

2009-06-22 16:47:38 | Weblog
土曜日の夜、蛍を見に行った。

去年は来れなかったなあ、と思いながら・・・
その場所は、年々蛍を見に来る人が増えているような気がする。

暗闇に蛍の点滅する光がたくさんみえるとなんだかなつかしい気がする。

子どもの頃、蛍なんてめずらしくないものだったし、窓をあけていると、蛍は家にも入ってきたぐらいだったから。

橋の上から手をのばすと隣にいた女の子の手にとまった蛍が一度飛んで、今度は自分の手や娘の手にとまる。

手のひらで光っている蛍の光は、なんだか「がんばって」と言っているようで、かすかにエールを送られているような気がした。

蛍をみていると、健気にがんばって生きてるって感じがする。
一生懸命のひかり・・・・

日本人って一般的に健気なものが好きな気がする。だから蛍がすきなのかもしれない。そして日本人は健気に生きてる人が多いのかも?
この間、ネットで見たけれど、「生活は以前より苦しくなっているけれど、それなりに幸せでもある」っていう人が多いって。
不況で生活が苦しくなっても小さな幸せを見つけて生きてる人が多いってことかもしれない。

イランは選挙に不正があったかもしれない?という疑惑だけで、国民が二分し、抗議行動が起き、死傷者がたくさんでたし、温厚そうなタイの国民も空港占拠したりの抗議行動は起きている。

いろんな国では声をあげるのに、この日本は反政府デモなどまったく起きない。
日本だって声をあげたい人はいっぱいいるはずなのに・・

菅家さんみたいなとてもいい人が多いのかもしれない。

わたしが菅家さんだったら、いくら今の警察本部長が中学の演劇部みたいな声で、「大変辛い思いをさせて申し訳ありません」って言われても、「ふざけんな!」って思っちゃうかもしれないのに、菅家さんはいい人だから「ゆるします」って・・・


未だに当時事件を担当した警察や検察や、判決を下した裁判官やみんな直接菅家さんにあやまるということもしない・・・

こういう警察官や検察官や裁判官は、1ヶ月刑務所お泊り体験ツアーに参加しなければならない、そして普通の刑に服している人となんら変わらない生活を体験しなければならない規則・・・とか決めればどうかと思う。


こういうことを言っている私は健気でもなんでもないかもしれない・・・

でも蛍の光はとても好きです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする