S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

真実はいつも隠れている。

2009-06-11 16:14:09 | Weblog
直接謝罪をしないトップのしかも記者会見の謝罪など世間の反発に対する検察の保身でしかない。
菅家さんが語気を荒げて怒るのももっともだと思う。

なぜ直接関わった警察や検察が直接菅家さんに会って謝罪しないのだろう・・・・

17年間という年月は家の今二十歳の娘が、やっと保育園にあがった時から、今二十歳の成人式を迎えるまでの時間だ。

そう考えたら途方もなく長い時間を菅家さんは見に覚えがない罪で服役させられたのだから、悔しくて悔しくてどうしようもない悔しさを抱えて17年間生きてきたのだから。


こんなことあっていいのか、いいはずがない。

けれど冤罪はなくならない。
亡くなってから無罪になった例もある。
ひどい・・・


ひとつには日本の司法の今の現実。
おそ松くんやバカボンに出てくる警察官みたいに、なんでもかんでもすぐタイホするのもおかしいし、その許可を出す裁判所もどんどんハンコ押すのもおかしいし、
警察に逮捕されたら、検察はほとんど起訴するのもおかしいし、そして日本の裁判の有罪率は起訴されたら最後、97パーセント有罪になる。それもおかしい・・・

警察と検察と裁判所は癒着せず、ひとつひとつ独自の境界線を持つ場でなければいけない。
はっきりとまったく別々の見解で事件に関われば冤罪だって今よりずっと少なくなるはずだと思う。

司法に関わる人は絶対に保身に走ってはいけないと思う。
権力というのは人格をもつものじゃないのだから、自分と権力が一致することはありえないのだから。
無罪を出す裁判官は出世できない?なんて噂でもそれはたってはいけないことだ。


菅家さんを犯人として報道したマスコミも、もっと独自の目を持たなければだめだろうと思う。
マスコミは一番冷静に公平にものごとを伝える義務がある。
脅されても権力にすりよった報道をしないという信念を持つぐらい真っ直ぐであってほしい。


無罪になるだろうということがわかって手のひらを返すようにマスコミが菅家さんの味方をしても、白々しく思える。

そしてわたしたちも何かに頼らずに自分の頭で真実は何か?と考えなければいけないということをすごく思う。真実はそうたやすく表立って姿をみせない・・・

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