S家の別宅

夫婦ふたりきりになりました。ふたりの生活をこれから楽しみたいなと思います。

生命の不思議さと向き合ってきた

2007-05-28 17:02:32 | Weblog
晴れた日曜日、長女と「人体の不思議展」をみにいった。
会場はすごい人・・・・

この人体標本は本物の献体遺体を使って作っているということで、なんだか複雑な気持ちで見ていたけれど、つくづく人間は精巧にできた物体っていう感じがする。

筋肉だけになった人、輪切りにされた人体、
びっくりするほどはりめぐらされた血管の数
それは、まるで花火のように美しかった。

脳をふたつの手で持って重さを体感できるのは、わたしの両手にのった人の脳はなんだか生き物みたいな気がした。
この小さな脳で、人は考え、悲しみ、笑い、憎み、記憶しながら生きているんだ!



自分の身体、それから生命へのいとしさみたいなものも生まれた。
そして、細胞の集まった人間という生命の不思議さ・・・・
どうして自然から生まれた私たちは、こんなにも緻密に計算されたような身体の機能を持って生まれてきたんだろう?



かえりにふたりでアジアンなお店でお昼を食べた。
不思議なお店とまったりした空間がなんだかとてもうれしかった。


松岡さん、命はかけがえのないものです。
そんな勇気があるのだったら、安倍さんにも誰にも恩などないのですから、この晴れた5月の空みたいにみんな空っぽにして、またスタートしてほしかったです。
政治家としてではなく、ひとりのかけがえのない命を持って生まれてきた人間として、生きてほしかったと思います。

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