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『球形の季節』

2007-01-19 | つんどく本 〆(.. )
『球形の季節』 恩田陸著 (新潮文庫)




これまた最近読んだ本。
恩田陸って不思議ワールドだなっていつも思うのです。
といってもほとんど読んだことがないのであれですが、
でも読んでいるうちに背筋が寒くなるような話が多い、気がする。
むかーし読んだ「ネバーランド」もそうだったなぁ。
惹き込まれて一気に読んだキオクがある。

この話は、東北のある町でおきた奇妙な噂についてのお話。
調査を始めた4つの高校の生徒たちが、現実化していく噂どおりの事件に巻き込まれていく。キーワードは金平糖のおまじない。噂どおりの日付に一人の女生徒が町から姿を消し、そこから噂はさらにパターンを増して事件の謎は深まっていく・・・。

登場人物が多すぎて覚え切れません・・・。
でも面白い。日常的なシーンに不思議が重なってやっぱり背筋が寒くなる。
ちょっと結末がわかりにくいなぁって気はしたけれど。
あれは読者の読解力にゆだねたのかしら??
色々と取り方のあるラストだけど、スッキリ!とは言えないかなぁ。
中間部が充実してる分、残念。
なんとかのピクニックを読みたいんですが・・・まだ読んでません。



この記事を書こうと思ったきっかけがあったんですよ、そういえば。
今日、おじいちゃんが「コレもらったから何だかあけてみろ」
って紙袋を差し出してきたんです。
何かなーって見たら、小さな桐箱。
紙には「日本酒」って書いてあったから、開けずに放っておいた。

でも、よくよく見たらなんと
「日本酒の金平糖」!!



徳利に入った白い金平糖。
京都の緑寿庵という有名な金平糖やさん。
高校時代、研修で京都に行った時に友達がそこで京菓子についての調査をしててお土産に買ってきてもらったことがあるので覚えていました。
日本で一軒だけの金平糖専門店なんだって。
チョコや柚子、トマト、桜、ライチ、梅酒、ワイン、ニッキ、ばなな・・・
あらゆる味の金平糖がある。
駄菓子やさんで売ってるような透明な金平糖ではなく
もうちょっと大粒で砂糖菓子みたいな感じ。

この本のおまじないみたいに、外にばらまいておくにはもったいない!!
金平糖って特別おいしいわけじゃないのに、なぜか時々無性に食べたくなることがあるんだよねぇ。

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2 Comments

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あっ (かおり)
2007-01-19 21:04:36
ついさっきテレビで、ここのお店やってたよ
いろんなランキング発表する番組。
お取り寄せで、一番時間がかかるものの一位だった!
チョコの金平糖、2年待ちとか言ってたかな?
ん?3年?
横目で見てたから、あやふやでごめん
でも絶対ここだった
そんなお店のもらうなんて、おじいちゃんすごいね!
いいな
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ほんと? (ヒカ)
2007-01-19 23:42:15
2年も経ったら、食べる気どころか
注文したことすら忘れちゃうね。

なんかHPで調べたら、もらった金平糖、
金平糖のくせに3500円くらいするみたい!
一粒30円くらいじゃん!食べるの恐れ多いよ。
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