安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

地域商社「曲辰」2期目事業計画

2021年12月01日 | 農業
令和3年12月1日

地域商社「曲辰」2期目事業計画
 津山の地ビールや和牛販売に着手 

津山圏域の産品の販路拡大や商品開発を手掛けるため、津山市などが出資して設立した地域商社「曲辰(かねたつ)」は、
2022年9月までの2期目の事業計画をまとめた。
新たに地ビール販売や圏域産米の商品化に着手。売り上げ目標を1億3200万円と、20年10月設立時の計画(1億1400万円)より約15%引き上げる。

 設立後の事業内容や実績を反映し、当初計画を修正した。
地ビールは、多胡本家酒造場(楢)が津山産大麦を使って製造した「津山麦酒 鶴」(330ミリリットル680円)を扱う。
かんきつ系の香りとさっぱりした味わいが特徴で、今月24日から試作販売している。
 コメは、主食用米のコシヒカリやきぬむすめの4商品を年内にも発売する。
産地や栽培方法に特色を持たせて「川と海の恵み」「曲辰米」などとして展開する。



市が地元畜産農家と連携してブランド化を推進している「つやま和牛」の販売事業も手掛ける。

 来年4月以降は、市内酒造業者や美作大と連携し、多彩な牛肉料理に合う日本酒やスパイスの商品化に取り組む。
市観光協会などと農業体験や農泊、食事メニュー開発も進める。
 曲辰の1期目の実績見込みは、売上高が2538万円。当初計画(2851万円)より約1割少なく、
営業損益は216万円の赤字見通し。
麦の商品化が進まず、ブドウや加工品の売り上げも計画に届かなかったという。
2期目は売り上げ増で赤字解消を目指す。
 芦田昭雄社長は「付加価値の高い商品や素材を開発し、販路開拓・拡大を進めたい」と話している。

津山朝日新聞(2021.12.1)

 





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