鹿沼はゴルフで一度行ったくらいしかなく、鹿沼のことはあまり知りませんでした。
あるときテレビを見ていたら、鹿沼は木工で有名であること、
木工のアウトレットである、Woody Outlet かぬまが開店することを知りました。
鹿沼木工団地協同組合の企業中12社による共同出資とのこと。
初日は混雑するだろうとのことで、超早起きして1時間前到着を目標にしました。
私が狙っていたのはある建具でした。
到着したら既に大勢のお年寄りが・・・開店まで1時間もあったので、近所をぶらぶら。
そして開店・・・かと思ったら・・・初日なのでセレモニーが・・・
卒業式のように延々と偉い人が長いお話をすることはないよな・・・と思いつつ・・・
トップバッターの鹿沼市の市長さんのご祝辞。
それからがええ~!? と思うほどの来賓の方々の話が延々・・・
ただ、話を聴いてよかった・・・と思いました。こんな経験は滅多にできないし、
鹿沼のことが良くわかりました。
例えば鹿沼市の森林の規模が東京ドーム1万個分であるとか、
多くの木工関連の事業者が撤退している現状などです。
こういった背景があっての今般のアウトレット開店ということのようです。
無垢材を使った家具や建具は確かに高いけども、大好きなので、
予算が許す限り、できるだけこういった本物を使いたいと思っています。
なのでアウトレットでほしい建具があればいいなあと思っていました。
長い長い来賓の方たちの挨拶が終わり、やっとテープカット・・・そして開店!
ほしい建具は見つかりませんでしたが、通常は2000円以上するまな板が700円、
押し寿司器が200円など、破格のお値段で大満足でした。
驚いたのが、ちょっと穴の位置が間違えた程度の100万円もする無垢の風呂が
30万円だったり、無垢の洗面システムが1万円!?だったり・・・
本物を世に送り続ける木工業界が再び活況になりますように・・・心から。