『ザ・ホスト 美しき侵略者(原題The Host)』(2013年/アンドリュー・ニコル監督/アメリカ)を見た。
物語は、「近未来。"ソウル"と呼ばれる宇宙からの侵略者が人間の脳に寄生し、意思をなくした地球人類は絶滅寸前となっていた。わずかに生き残った人間達は洞窟内に隠れ住むなどして、反攻の機会をうかがっていたのだが、ある日、メラニー・ストライダー(シアーシャ・ローナン)は、"シーカー"の人間狩りに追い詰められた挙句、自らの死を選んだ。しかし、残してきた弟ジェイミー(チャンドラー・カンタベリー)への思いが強かったからか、彼女はワンダラーというソウルに寄生されても、そのまま残り続け、彼女の肉体は2人の意思を持つことになった。また、長い間宇宙を放浪してきたワンダラーも、他の"ソウル"とは異なり・・・」という内容。
"ソウル"は随分と相互理解力がある優しい生命体のようで、走行中に突然クルマを止められたおじさんは、知らない人(ワンダラー)に「急いでるの。クルマを貸して」と言われ、何の躊躇もなく「困っているなら」という感じであっさりと貸してしまう。
何とも素晴らしい生命体だ。
これなら地球人類はすべて、彼等"ソウル"に乗っ取られたほうが平和に暮らせるんじゃないかと思ってしまう。
しかも、医療技術も随分と進んでいるようだし。
(^_^)
面白かったのは、身体を乗っ取られたメラニーと乗っ取ったワンダが、(当然ながら)一つの身体で言葉のやり取りを繰り返す場面を見ていても全く違和感なく見られたこと。
それは、一人芝居でもある"落語"を普段から聞きなれているからだったのだろうか。
(^_^;)
"宇宙人の侵略"といっても大規模な武力衝突があるわけではなく、一人ずつ意識を乗っ取られ、(たぶん)じわじわと社会構造が変化し、いつの間にか別のものに支配されているという、考えてみれば余計に恐ろしい状況。
恋愛モノという一面もあるが、これはナカナカに面白い物語だった。
物語は、「近未来。"ソウル"と呼ばれる宇宙からの侵略者が人間の脳に寄生し、意思をなくした地球人類は絶滅寸前となっていた。わずかに生き残った人間達は洞窟内に隠れ住むなどして、反攻の機会をうかがっていたのだが、ある日、メラニー・ストライダー(シアーシャ・ローナン)は、"シーカー"の人間狩りに追い詰められた挙句、自らの死を選んだ。しかし、残してきた弟ジェイミー(チャンドラー・カンタベリー)への思いが強かったからか、彼女はワンダラーというソウルに寄生されても、そのまま残り続け、彼女の肉体は2人の意思を持つことになった。また、長い間宇宙を放浪してきたワンダラーも、他の"ソウル"とは異なり・・・」という内容。
"ソウル"は随分と相互理解力がある優しい生命体のようで、走行中に突然クルマを止められたおじさんは、知らない人(ワンダラー)に「急いでるの。クルマを貸して」と言われ、何の躊躇もなく「困っているなら」という感じであっさりと貸してしまう。
何とも素晴らしい生命体だ。
これなら地球人類はすべて、彼等"ソウル"に乗っ取られたほうが平和に暮らせるんじゃないかと思ってしまう。
しかも、医療技術も随分と進んでいるようだし。
(^_^)
面白かったのは、身体を乗っ取られたメラニーと乗っ取ったワンダが、(当然ながら)一つの身体で言葉のやり取りを繰り返す場面を見ていても全く違和感なく見られたこと。
それは、一人芝居でもある"落語"を普段から聞きなれているからだったのだろうか。
(^_^;)
"宇宙人の侵略"といっても大規模な武力衝突があるわけではなく、一人ずつ意識を乗っ取られ、(たぶん)じわじわと社会構造が変化し、いつの間にか別のものに支配されているという、考えてみれば余計に恐ろしい状況。
恋愛モノという一面もあるが、これはナカナカに面白い物語だった。