『県庁の星』(2006年/西谷弘監督/東宝)を見た。
「県庁に勤める野村聡(織田裕二)の人生は順風満帆。すべて1番の成績を納め、エリートコースの真っ只中にいた。総予算200億円の巨大プロジェクトを起案した彼は、事業を前にして民間人事交流研修のメンバーに選ばれ、スーパーマーケットチェーンに出向させられたのだが、出向先の不祥事が自分のキャリアに傷をつけてしまいそうなことが不満だった。そこで、次々に改善策を打ち出し・・・」という内容。
賞味期限切れ間際のジャガイモが総菜の材料として使われたり、調理後の時間が経過した魚のフライを揚げ直したりという現場を見て改善を求めるのだが、「それは不正では無く、コスト削減のための必要な努力だ。充分に食べられる」と店長に取り合ってもらえないと、「採算なんて二の次でしょう」と言い切る。
どちらも極端な思考だが、教育係・二宮あき(柴咲コウ)はリストラの噂が出てから、頼りにならない店長ではなく野村のやる気に期待をしたようだ。
県庁舎内のエスプレッソマシーンが置いてある優雅な職員専用ラウンジに「ここの飲料は県民の皆様の税金で賄われています。無駄遣いはやめましょう」と書かれていたのには笑った。
外面だけは最高にいい。
(^o^)
さて、この映画を見た人はエリート行政マンと零細民間企業の従業員、どちら側の登場人物に多く共感するのだろうか。
もともと行政マンはヒーローに成り得る存在ではないだけに、多少中途半端な感じもしたが、そこそこ面白い内容だった。
「県庁に勤める野村聡(織田裕二)の人生は順風満帆。すべて1番の成績を納め、エリートコースの真っ只中にいた。総予算200億円の巨大プロジェクトを起案した彼は、事業を前にして民間人事交流研修のメンバーに選ばれ、スーパーマーケットチェーンに出向させられたのだが、出向先の不祥事が自分のキャリアに傷をつけてしまいそうなことが不満だった。そこで、次々に改善策を打ち出し・・・」という内容。
賞味期限切れ間際のジャガイモが総菜の材料として使われたり、調理後の時間が経過した魚のフライを揚げ直したりという現場を見て改善を求めるのだが、「それは不正では無く、コスト削減のための必要な努力だ。充分に食べられる」と店長に取り合ってもらえないと、「採算なんて二の次でしょう」と言い切る。
どちらも極端な思考だが、教育係・二宮あき(柴咲コウ)はリストラの噂が出てから、頼りにならない店長ではなく野村のやる気に期待をしたようだ。
県庁舎内のエスプレッソマシーンが置いてある優雅な職員専用ラウンジに「ここの飲料は県民の皆様の税金で賄われています。無駄遣いはやめましょう」と書かれていたのには笑った。
外面だけは最高にいい。
(^o^)
さて、この映画を見た人はエリート行政マンと零細民間企業の従業員、どちら側の登場人物に多く共感するのだろうか。
もともと行政マンはヒーローに成り得る存在ではないだけに、多少中途半端な感じもしたが、そこそこ面白い内容だった。