落語『おごろもち盗人』桂佐ん吉。
噺は、「節季の前夜、遅くまで算盤をはじいている旦那。帳面と算盤は合うのだが、お金が足りない。どうにも合わないので奥さんに聞くと、銭函の中のお金で買い物をしたという。明日の支払いができないと揉めているその時、敷居の下にはもぐらが潜んでいて・・・」という内容。
上方の落語は題名からして難解だ。
(^_^;)
"おごろもち"とは大阪の言葉で、"もぐら"のことなのだそうだが、この"もぐら"というのも、動物のもぐらではなく、昼間に商人のふりをしてあたりをつけた盗人が、商家に忍び込むために敷居の下の土間を手で掘って桟や掛金を外そうとする手口のことを"もぐら"というのだそうだ。
ややこしい。
そして、"節季"。
これは、「盆・暮や節句前に商店が仕入れ・売上げ等の清算を行う時期」のことなのだそうだが、全国的に使うのか、大阪だけで使われるのか、江戸時代に使われた言葉なのか、現代でも使われている言葉なのか、その辺は不明だ。
(^_^)
さて、演者の桂佐ん吉師匠は、桂吉朝(1954年~2005年)師匠の弟子。
平成13年9月に入門し、平成14年3月に、"吉朝学習塾"で初舞台を経験した後、大師匠・桂米朝(1925年~2015年)師匠のもとで約三年間内弟子修業をしたとのこと。
伝統やしきたりなんてものがある世界に身を置くというのも大変なことのようだ。
噺は、「節季の前夜、遅くまで算盤をはじいている旦那。帳面と算盤は合うのだが、お金が足りない。どうにも合わないので奥さんに聞くと、銭函の中のお金で買い物をしたという。明日の支払いができないと揉めているその時、敷居の下にはもぐらが潜んでいて・・・」という内容。
上方の落語は題名からして難解だ。
(^_^;)
"おごろもち"とは大阪の言葉で、"もぐら"のことなのだそうだが、この"もぐら"というのも、動物のもぐらではなく、昼間に商人のふりをしてあたりをつけた盗人が、商家に忍び込むために敷居の下の土間を手で掘って桟や掛金を外そうとする手口のことを"もぐら"というのだそうだ。
ややこしい。
そして、"節季"。
これは、「盆・暮や節句前に商店が仕入れ・売上げ等の清算を行う時期」のことなのだそうだが、全国的に使うのか、大阪だけで使われるのか、江戸時代に使われた言葉なのか、現代でも使われている言葉なのか、その辺は不明だ。
(^_^)
さて、演者の桂佐ん吉師匠は、桂吉朝(1954年~2005年)師匠の弟子。
平成13年9月に入門し、平成14年3月に、"吉朝学習塾"で初舞台を経験した後、大師匠・桂米朝(1925年~2015年)師匠のもとで約三年間内弟子修業をしたとのこと。
伝統やしきたりなんてものがある世界に身を置くというのも大変なことのようだ。