仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

3市町のごみ分別にかかる住民説明会(その4)

2013年03月30日 | じもてぃーライフ
3市町のごみ分別にかかる住民説明会(その3)】のつづき
平成25(2013)年4月1日から"留萌南部衛生組合"により実施されるごみ(一般廃棄物)の収集は、22種類の分別が必要になることから、住民にとっては目下の一大関心事のひとつであることに間違いないだろう。
事業者の"留萌南部衛生組合"は、事業範囲の留萌市、増毛町、小平町それぞれに10数箇所の会場を設定して住民説明会を開催していたが、増毛町内では文化センター、津田屋会館等13箇所の会場で行われ、以下のような質疑応答もあったようである。
Q.ごみの分別がきちんとされていないものは回収されないのか?→A.新しいごみ分別が始まったばかりの最初のうちはなるべく回収するようにしたいが、分別が正しいと勘違いされないかという心配もある。分別の間違いが続くようなら回収はしません。
Q."雑誌"は背表紙がのり止めのものと金具止めのものがあるが一緒に出してもいいのか?→A.一緒に出していいです。
Q."生ごみ"は新聞紙に包んで出すのは駄目か?→A.新聞紙には包まないで下さい。
Q.ちゃんと水分が取れなければ袋が破れてごみステーション内に水などが漏れ出てしまうのではないか?袋が破れた場合は回収をするのか?→A.袋が破れていても回収します。水漏れについては検討して対応します(増毛町回答)。
Q.手紙や封書などでシュレッダーをかけたものは何ごみになるのか?→A.シュレッダーをかけたものは再資源化できないので"可燃系埋立ごみ"になります。
Q.透明・半透明の袋について、各商店ではレジ袋を出さない所が増えてきており、透明・半透明の袋をお金を出して購入することになるのではないか。それなら"生ごみ"等の有料のごみ袋と一緒に透明・半透明の袋も販売してはどうか?→A.透明・半透明の袋を作成・販売しますと、その分の経費が住民負担になってしまいます。中が外側から見て分かる袋であれば商品が入っていた袋でもよいのでそれらを使用して下さい。
Q.コンポストの助成は今後もあるのか?→A.コンポストの助成は今まで通り継続する予定です(増毛町回答)。
Q."木くず"に含まれているつまようじ等は収集作業時に危険ではないのか?→A.収集日が決まっており作業員が気をつけて回収作業を行いますし、透明・半透明の袋に入れて出していただくこととなり、中身が見えますので大丈夫だと思います。
Q.発砲スチロールの出し方は?しばって出すのは何個までよいのか?→A.何個までという決まりはありません。大きめの発砲スチロールを無理に砕く必要はありませんが、小さいものは袋に入れて出して下さい。
Q.発砲スチロールの中が汚れているものは?→A.多少は大丈夫です。外に置きっぱなし等によりひどい状態の物でなければ水洗いの上そのまま出して下さい。
Q.スプレー缶を出す時は穴を開けなければ駄目か?テレビ番組では使い切れば穴を開けなくてもよい地域があると言っていたが?→A.穴を開けてから出して下さい。もし少しでも残っていると収集車内での爆発などの原因となります。
と、以上が増毛町内13箇所の会場で開催された「3市町のごみ分別にかかる住民説明会」で行われた質疑応答の記録であるが、この他、留萌市では市政懇談会及び住民説明会、小平町でも町内会長会議及び住民説明会が開催され、上記と同様の質疑応答が行われたようである。

3市町のごみ分別にかかる住民説明会(その3)

2013年03月29日 | じもてぃーライフ
3市町のごみ分別にかかる住民説明会(その2)】のつづき
平成25(2013)年4月1日よりごみの分別が22種類に変更されることに伴う住民説明会は、留萌市、増毛町、小平町において昨年のうちに実施されたのであるが、"留萌南部衛生組合"から提供された資料によると、増毛町内13箇所の会場では例えば下記のような質疑応答があったようである。
Q.スチール製空缶のプルタブ(アルミ製)は分別をしなければならないのか?→A.そのまま(缶についた状態)でいいです。
Q.農業用のビニールは何ごみになるのか?→A.産業廃棄物です。
Q.肥料が入っていた袋は何ごみになるのか?→A.基本的には産業廃棄物です。JAで回収していたことがあったと思います。家庭菜園で使用した程度でしたら違う話になるが、もし大量に出されていたら収集しません(増毛町回答)。
Q.生ごみの出し方は、水分を完全に取らなければならないのか?→A.できるだけ水分を取り除いた後に、生ごみだけを指定の袋に入れてください。
Q.新しい生ごみの袋は溶けてなくなるのか?→A.その通りです。小平町に建設中の施設でアースラブ菌を使用して処理します。紙などの不純物が混入しないようご協力をお願いします。
Q.現在、玄関マットやじゅうたんなどで大きいものは粗大ごみであり、切るなどして小さくしたものは不燃ごみとして出しているが、4月からは何ごみになるのか?→A.変更はありません。粗大ごみまたは不燃系埋立ごみとして出して下さい。
Q."金属類"の中の包丁やハサミなどの柄の部分はどうしたらよいか?→A.付いたままの状態で出して下さい。
Q.鉛筆の削りくずも"木くず"でよいのか?→A."可燃系埋立ごみ"として出して下さい。
Q.新聞紙とチラシは別々に出さなければ駄目か?→A.一緒でよいです。新聞紙と雑誌は別々にして出して下さい。
Q.ものによって週1回の回収だったものが月2回になるものがあるが、これについての見解は?→A.出されるごみの量と収集料金を考慮して収集回数を決定しました。ご協力をお願いします。
Q.住民サービスの向上になっていないのではないか?→A.4月からの収集料金が一部安くなるものもあるので、そのあたりを考慮していただきたい(増毛町回答)。
Q.粗大ごみの料金はどうなるのか?→A.処理券の金額については変更はありません。
Q."粗大ごみ"のごみステーション回収の予約受付時間が現在は午後1時から午後3時までとなっているが仕事の都合で連絡ができない。どう考えているか?→A.協議中ですが、4月以降は留萌南部衛生組合で午前9時から午後5時までの間で予約の受付を行います。※この点に関して本日(2013.03.29)組合事務局に確認した所、協議は行ったものの委託業者との調整がつかなかったので従来通り午後3時までの受付とのこと。
Q."金属類"として出すやかんのフタのつまみはプラスチック製だがどうしたらいいか?→A.取らずにそのまま出して下さい。尚、包丁の柄も同様です。
Q."粗大ごみ"となる戸棚や本棚に付いているガラスは取り外さなければならないのか?→A.取り外しが可能でしたらそうして下さい。取り外したガラスは"不燃系埋立ごみ"となります。
と、以上のようなやり取りがあったようだが、"粗大ごみ"の受付時間については、回答の通りに実行することができなくなってしまったようである。
今年になって配布された『ごみ分別ハンドブック』10ページ「粗大ごみ」の説明欄に受付時間の正しい記載があるものの、増毛町文化センターでの住民説明会(2012.11.14~2012.11.15)に出席した人達は、この時の間違った情報のままでいるかもしれない。

つづく

3市町のごみ分別にかかる住民説明会(その2)

2013年03月28日 | じもてぃーライフ
3市町のごみ分別にかかる住民説明会(その1)】のつづき
平成25(2013)年4月1日から留萌市・増毛町・小平町のごみ収集が"留萌南部衛生組合"に移管され、分別が22種類に変更されることに伴う住民説明会は、各市町において昨年のうちに実施された。
増毛町では13会場で開催されたようだが、"留萌南部衛生組合"から提供された資料によると、それぞれの会場では下記のような質疑も行われたようである。
Q.今までのごみの出し方と変わった所は?→A.生ごみの袋が紙袋ではなく、成分解性の袋に変わりました。新しい生ごみの袋に何日間も生ごみを入れた状態にしておくと袋が破けてしまいますので、ごみステーションに出す時にこの袋に入れて出してほしい。
Q."トレイ"とはどんな物か?→A.スーパーとかで魚を買った時の受け皿のこと。白色のみの物は"白色トレイ"として、着色してある物は"プラ製容器"として出して下さい。
Q.燃えないごみは4月以降も直接搬入できるか?→A.できます。
Q.割れた発砲スチロールはどうしたらいいか?→A.割れていても大丈夫です。小さいものは袋に入れるなどして出して下さい。
Q.可燃系埋立ごみはどのように処理をするのか?→A.焼却せずに埋立処理をします。
Q.不燃系埋立ごみと分けて出す必要があるのか?→A.数年後にリサイクル等のため掘り起こす可能性がありますので、不燃系埋立ごみとは分けて埋めます。埋め立てるごみを減らせれば最終処分場を長く使用することができ経費削減につながります。
Q.ごみステーションも新しくなるのか?→A.現在と同じものを使用しますが、鉄製のごみステーションは木製のごみステーションに交換しています(増毛町回答)。
Q.新しいごみ処理場は何年ぐらい使用可能か?→A.予定では15年間です。
Q.スプレー缶はどんな種類の物でもよいのか?→A.大丈夫です。いずれにしても中身を使い切って缶に穴を開けてから出して下さい。
Q.シャンプーボトルは"プラスチック製容器"とパンフレットに書いてあるが、ポンプは何になるのか?→A.プラスチックのリサイクルマークがあるものは"プラスチック容器"で出して下さい。マークがない物は、可燃系または不燃系の埋立ごみになります。
Q.開いて洗った牛乳パックを魚などを調理する際にまな板の上に敷いて利用しているが、このように利用した物は何ごみとして出せばよいか?→A.汚れが残らなければ紙パックとして出せるが、汚れが取れなければ可燃系埋立ごみとなります。
Q.しわくちゃになった新聞紙は雑紙となるのか?→A.伸ばして新聞紙として出して下さい。
Q.生ごみの処理は菌で行うとのことだが、どのくらいで処理できるのか?→A.2週間程度で消滅し、またそれを母材で再利用します。
Q.生ごみが消滅してしまうのなら小さな施設で済むということか?→A.小平町に建設中の生ごみ処理施設は学校の体育館と同じくらいの大きさがあります。
Q.木くずは長さの指定があるが、どのように出せば良いか?→A.小さい物は透明または半透明の袋に入れて出して下さい。直径20センチで長さが30センチ以内の木くずであれば出すことができます。束ねられる物は束ねて出して下さい。
Q.髪の毛は何ごみになるのか?→A.不燃系埋立ごみです。
Q.ペットボトルのリング(キャップを外した後に飲み口に残る部分)はどうしたらよいか?→A.そのままペットボトルに付いた状態でいいです。

つづく

3市町のごみ分別にかかる住民説明会(その1)

2013年03月27日 | じもてぃーライフ
増毛町では平成25(2013)年4月1日以降(産業廃棄物以外)のごみ収集が、留萌市・増毛町・小平町の3市町で構成する"留萌南部衛生組合"に移管され、3市町での共同処理に変わる。
現在、同組合施設の建設工事は事故や遅延によって一般廃棄物最終処分場(増毛町御料)の供用開始が1年延期になったり、生ごみ中間処理場(小平町鬼鹿)の試験運転ができない等の状況になっているのだが、分別については当初の予定通り4月1日から実施されるとのことである。
そして、ごみ分別の方法はこれまでの8種類から22種類へと極端にその種類が増えるのであるが、これは"容器包装リサイクル法"(通称)に基づき、"リサイクル"、"リユース"、"リデュース"を念頭に、循環型ごみ処理を実践しようとするものであり、莫大な量のごみを排出し続けることによる環境への負荷を少しでも軽減させようというものである。
留萌南部衛生組合では、新しいごみ分別方法に関しての住民説明会を平成24(2012)年8月から12月にかけて各市町において開催していたようであるのだが、増毛町では10月23日から11月16日までの内の13日間、13箇所で開催している(出席者数計608人)。
その住民説明会の開催については同組合議会より資料として提供があったことから、一通り目を通してみたのだが、どの会場の住民説明会においても多くの質問が寄せられたようであり、例えば以下のような回答があったようである。
Q.半透明の袋はどのような物のことか?→外側から中身を見て確認できるものであれば、大きさ等の指定はありません。
Q.半透明の袋にはレジ袋も含まれるのか?→A.レジ袋も含まれているが、白いレジ袋は中身が分からないので駄目です。
Q.文字や柄のついた半透明のレジ袋はどうか?→A.使用できます。
Q.現在使っている生ごみの紙袋に入れたものをビニール袋に入れて出すのは駄目か?→A.駄目です。新しい処理方法では紙袋や新聞紙等が混入しないように出して下さい。
Q.トイレットペーパーの袋も半透明の袋として使えるか?→A.使用できます。
Q.小さい発砲スチロールは大きい発砲スチロールの箱の中に砕いて入れて出してよいか?→A.よいですが、出てこないように紐等で縛って下さい。
Q.紙おむつは汚物を綺麗に取り除かなければ駄目か?→A.汚物を取り除けばよい。
Q.米の袋(紙製)は何ごみになるのか?→A."雑がみ"になります。
Q.スプレー缶にはガスボンベ(カセットガス)も含まれるのか?→A.含まれています。穴を開けてから出して下さい。
Q.ペンキ缶も同じか?→A.中を綺麗に取り除けばペンキ缶も金属類で出せます。
Q.「生ごみを絞る」とはどのようにすればよいか?→A.穴あきの紙袋を使ってもよいがそれ自体は生ごみの袋に入れないで下さい。尚、ごみステーションには生ごみ用の大きなバケツを設置する予定でいます(増毛町回答)。
Q.魚の内臓などは夏期には新聞紙に包まなければごみステーションが臭くなるのでは?→A.なるべく収集日の朝に出していただければと思います。
Q.現在は新聞紙を使って生ごみの水分を絞っているが4月以降に生ごみの水分を絞った紙は何ごみとなるのか?→A.可燃系埋立ごみとなります。
Q.現在ごみステーションにビン、缶、ペットボトル、生ごみの4つのカゴがある。4月からは分別するごみが増えるが、それに合わせてカゴも増えるのか?→A.カゴは増えません。今設置されているカゴを上手くやりくりして使用していただくことになります。資源物を出す時の袋を透明・半透明の袋としているのは、外側から中身が確認することができるので、ごみ出しや収集作業がスムーズに行えるようにするためです(増毛町回答)。
等と、基本的には留萌南部衛生組合の回答だが、一部増毛町役場からの回答もあったようである。

つづく

古い絵はがき(その5)北海道シリーズ

2013年03月24日 | 明治 大正 昭和のコレクション
古い絵はがき(その4)大東京シリーズ】のつづき
2012(平成24)年、我が家の押入れで"原内務大臣河島北海道庁長官一行増毛港上陸ノ光景"、"大東京シリーズ"等と共に"北海道シリーズ"(名前をつけるとそんな感じ)の絵葉書も発見した。
"北海道シリーズ"計18枚の内訳は、札幌市内を写したものが5枚、定山渓温泉が11枚、カルルス温泉が2枚だったが、これらは発行者が違うようなので、ひとまとめに"シリーズ"とは言えないか。
【左上】札幌狸小路=写っている人がほぼ全員和服。
【右上】札幌停車場通(五番館前)=五番館では牧草を販売していたようだ。
【右下】札幌ステーション通=写っているのは馬車鉄道ではないか。よほど陽射しが強いのか日傘をさしている人がいる。
【左下】北海道庁=余白が切り取られているがたぶん道庁。
の4枚が本日の画像なのだが、全部モノクロであるものの【左上】、【右下】、【左下】の3枚だけが青系の写真で、他の15枚は黒系。
これらの絵はがきも販売された時代を特定できないのが残念であるのだが、札幌市内を馬車鉄道が走っているので大正時代前半ということか。

つづく

アンノウン

2013年03月23日 | 映画サークル
3月19日に開催されたましけ映画サークル3月例会は小○企画『アンノウン(原題Unknown)』(2006年/サイモン・ブランド監督/アメリカ)だった。
物語は、「床に倒れていた男(ジム・カヴィーゼル)が眼を覚ました。廃れた工場のようなその広い部屋には、鼻の折れた男(グレッグ・キニア)が倒れていた他、ロープで椅子に縛られている男(ジョー・パントリアーノ)、手錠をかけられて2階廊下の手すりからぶら下がっている男(ジェレミー・シスト)がいて、もう一人黒いシャツの男(バリー・ペッパー)も2階のどこかから現れた。鏡に映った自分を見ても一体誰なのか分からない。そこにいた5人とも記憶を失っていたのだ。閉じ込められているその場所から何とか脱出しようとしていた時、手錠をかけられていた男が一丁の拳銃を見つけ・・・」という内容。
一体自分は誰なのか!?
善人なのか!?
悪人なのか!?
被害者なのか!?
犯人なのか!?
他の男達も本当に記憶がないのか!?
ウソをつかれているのか!?
他の男と協力して大丈夫なのか!?
このままだと殺されてしまうのか!?
ここから逃げ出す方法はないのか!?
謎だらけの展開だ。
時折、被害者の妻エリザ・コールズ(ブリジット・モイナハン)や刑事達が登場する場面に変わり、徐々に物語が明らかになっていくのであるが、なかなかスムーズに事が運ばないもどかしい捜査もハラハラさせて良い。
これは、なかなかに面白い映画だった。

古い絵はがき(その4)大東京シリーズ

2013年03月22日 | 明治 大正 昭和のコレクション
古い絵はがき(その3)原内務大臣河島北海道庁長官一行増毛港上陸ノ光景】のつづき
2012(平成24)年、我が家の押入れで【大東亜戦争 陸軍作戦記録画集】や【絵はがき/原内務大臣河島北海道庁長官一行増毛港上陸ノ光景】等と共に発見した絵はがきの【大東京シリーズ】(名前をつけるとたぶんそんな感じ)。
全部で19枚見つかったのだが、本日の画像に使用したのは、
【左上】(大東京)浅草公園六区の賑ひ、A view of Rokku of Asakusa park.
【右上】(大東京)歌舞伎座、The kabukiza.
【右下】(大東京)両国国技館、The Kokugikwan.
【左下】(大東京)明治神宮外苑、The meiji picture gallery.
の4枚。
これらはモノクロの写真を使用した絵はがきであるが、やはりどれも撮影日や発行日を特定できないのが残念である。
ただ、左上の写真に写っている建物と、その前に立っている"馬賊の"と読めるのぼりをヒントに調べてみると、どうやら"三友館"という映画館が1907(明治40)年から1944(昭和19)年まで浅草に存在していたようで、また、のぼりの"馬賊の"とは、『馬賊の唄』(1925年/本山祐児監督)という映画ののぼりではないかということが分かった。
確定はできないが、この一枚は大正14(1925)年頃に撮影された写真を基に作られた絵はがきではないかと思えるので、発見したこれら19枚がセットで販売されたものだとすると、おそらくどれもその頃のものなのだろう。
裏面には、日本語で"郵便はかき"、フランス語で"CARTE POSTALE"、英語で"KOBUNDO NAKAMURA"と印刷されている。

つづく

元陣屋図書館のおすすめ本コーナー

2013年03月21日 | じもてぃーライフ
増毛町総合交流促進施設・元陣屋(増毛町永寿町4丁目)の1階にある図書館。
昨年末くらいから気になっていたのだが、そこの"おすすめ本コーナー"のコメントが楽しい。
(^_^)
思わず手にとってみたくなる説明文なのである。
今月は【トラウマ絵本】と題して何冊かが紹介されていたのだが、来月はどんな本がどんな紹介のされ方をするのだろうか。
今から楽しみなのである。

古い絵はがき(その3)原内務大臣河島北海道庁長官一行増毛港上陸ノ光景

2013年03月20日 | 明治 大正 昭和のコレクション
古い絵はがき(その2)増毛停車場】のつづき
2012(平成24)年の春に我が家の押入れで発見した古い絵はがき3枚目は、"原内務大臣河島北海道庁長官一行増毛港上陸ノ光景(前面右日高丸左釧路丸)"と書かれたモノクロの絵はがき。
調べてみると、当時内務大臣だった原敬が増毛を訪れたのは、明治40(1907)年8月10日のことだったようで、『原敬日記』には、「明治四十年八月七日、北海道巡視並に盛岡に帰省するため、午前十一時四十分上野発汽車にて出発せり。(中略)九日早朝小樽に着き越中屋に投泊し、朝食後築港主任広井博士の案内にて、港内防波堤を巡せり(中略)四時頃増毛に向けて出発せり。郵船会社の船にて特に増毛並びに留萌に便乗する事となせしなり。十日午前九時増毛に着く。直ちに上陸して市内を巡視し、午餐を有志の歓迎会において済ませ、再び乗船して留萌に赴けり」と記されている(『増毛町史』より)。
北海道西海岸の小樽以北において増毛ほどの良港は無いとされ、明治8(1875)年には天塩国では初の開拓使による調査測量が行われたのであるが、その後、鉄道と港湾の整備について隣の留萌町との共願になったため、立憲政友会の勢力拡大の党略と相まって熾烈な争奪戦が繰りひろげられたようである。
『増毛町史』(昭和49年刊)には、「尚、築港の請願には政友会代議士中西六三郎の応援があって、留萌側に立つ同党の東武との間に、第十七議会以来この賛否に火を吐く論戦が行われた。従って政府も処置に手を焼き、又議会の答弁上にもその決断を迫られるので、急遽内相原敬を本道に派遣し、現地視察を行わせたのであった。然し視察を行うまでもなく、来道の内相の胸裡は既に留萌決定に固まっていたといわれている」とある。
絵はがき左下には、"増毛桝川活版所製"と印刷されている。

つづく

古い絵はがき(その2)増毛停車場

2013年03月18日 | 明治 大正 昭和のコレクション
古い絵はがき(その1)増毛市街ノ一部】のつづき
2012(平成24)年の春に我が家の押入れで発見した古い絵葉書2枚目は、"増毛停車場"(Masuge station)と書かれたモノクロの絵はがき。
"増毛停車場"とは現在の"JR増毛駅"のことで、当時は"国鉄増毛駅"。
現在は無人駅になってしまったが、『新増毛町史』(平成18年刊)によると、かつての増毛駅には貨物線、4番線、5番線、引揚線、荒荷線等の構内線350mほどがあったようである。
モノクロの絵はがきなのでいまひとつ分かりにくい画像なのだが、駅舎の辺りには列車から降りたらしい沢山の人達の姿が見える。
そして、ちょうど貨物列車が1両停車していていることから、1番ホームに停車しているらしい列車の先頭車両が隠れてしまっているのが残念である。
増毛町に至る鉄道が開通したのは、1921(大正10)年11月5日のことであるが、この絵はがきが大正時代の開通当時の撮影なのか昭和になってからのものなのかは不明。
また、一緒に発見した絵はがき【増毛市街ノ一部】と同様、裏面には日本語で"郵便はかき"、フランス語で"CARTE POSTALE"、英語で"MADE IN JAPAN"と印刷されている。

つづく

古い絵はがき(その1)増毛市街ノ一部

2013年03月17日 | 明治 大正 昭和のコレクション
2012(平成24)年の春に我が家の2階の押入れを整理した際、"支那事変従軍記章之證"や"大東亜戦争 陸軍作戦記録画集"等と一緒に数十枚の古い絵はがきを発見した。
カラーの物も数枚含まれていたのだが殆どはモノクロの物で、それらは東京や札幌の風景を撮影した写真を使っている絵はがきだった。
そして、その中に僅か3枚ではあったものの増毛町の風景写真を使用した絵はがきがあり、その一枚が本日の画像【増毛市街ノ一部】と書かれた絵はがきである。
撮影された日付が記されていないことから、いつの頃の撮影なのかは不明。
日本語の文字が右から左に書かれているので、昭和20(1945)年以前だろうとは思う。
"A part of street at Masuge"と英文も書かれているのだが、"適性語"についてはいつ位から使わなくなったのかが不明なので、漠然と第2次世界大戦開戦以前の物だろうとは考えるものの、やはり撮影の時期を特定するのは難しい。
左下には"増毛井狩書店発行"とある。

つづく

ダブルブッキング

2013年03月13日 | じもてぃーライフ
昨日(2013年3月12日)は増毛中学校の卒業証書授与式だった。
仁左衛門は増毛中学校同窓会の副会長であることから、毎年、卒業式や入学式の案内をいただいている。
スーツに着替え、「さて、そろそろ出かけよう」と思っていた所、増毛町社協から「今日の生きがいデイは職員がいないので宜しくお願いします」との連絡が来た。
「えっ!?」
どうやら、この日は生きがいデイのボランティア担当日だったらしい。
いわゆるダブルブッキングである。
(-_-;)
何か予定が入った時はスマホのスケジュール画面を開いてすぐに入力をすることにしているのだが、3月と4月の生きがいデイの予定表を受け取った時、どうしたわけか入力をしていなかったようだ・・・。
卒業証書授与式については特別な出番の予定もないことから、そちらへの出席は諦め、再度着替えて老人福祉センターへあたふたと出掛けた。
が、着いてみると、なんとクルマを止める場所が無い・・・。
一昨日の大雪の影響もあり、駐車場が極端に狭くなっていたのだ。
文化センターの駐車場もほぼいっぱいでどうしようもないことから、そのまま帰宅してクルマを置き、今度は歩いて出掛けたのだった・・・。
何ともあわただしい朝だったが、自分のミスに起因したことなので、これはもうどうしようもない。
(-_-)
幸い今回は誰にも迷惑を掛けずに済んだのであるが、今後はとんでもないことを引き起こさないよう、スケジュール管理をしっかりしておかなければいけないと肝に銘じたのだった。
ここの所、何だか反省することばかりである・・・。

第44回留萌管内技能者大会(増毛大会)2013年

2013年03月12日 | じもてぃーライフ
一昨日(2013年3月10日)午後1時から、オーベルジュましけ(増毛町別苅)を会場として【第44回留萌管内技能者大会(増毛大会)】が開催された。
これは、留萌管内で活躍されている技能者の方々を表彰する催しで、留萌管内の市町村が持ち回りで実施しているもののようである。
午前10時56分、増毛町に"暴風雪警報"が発令される等、この日は北海道ほぼ全域が酷い天候であったのだが、会場には約150人の参加者・来賓が集合し、とても賑やかだった。
先日、若い外国人が日本のものづくりを支えている職人の作業風景を間近で見て、その仕事と製品の繊細さに驚愕する様子を映し出していた『COOL JAPAN』(NHK-BS)というテレビ番組を見たのだが、出演者(外国人)達は迷わずに"日本の職人技というのはとてもCOOL"と評していた。
そして、数日後に参加させていただいたこの大会。
表彰された方々を始め、この大会の開催に携わっていた人達の顔つきは晴れ晴れとして皆さん堂々としていたが、主催者や来賓のスピーチの中で何度か耳にしたのが、「技能を後進の人達に引き継いでいかなければならない」という課題についてだった。
親方から習った技術に磨きをかけ、自分の仕事に誇りを持ちながら働いていても、その卓越した技能を伝えるべき若い後継者がいないというのは何とも歯がゆい状況だろうと思う。
さて、今年度は留萌振興局長表彰が4人、留萌地方技能尊重運動推進協議会会長表彰が18人おられたようだが、増毛町からは、日○俊幸氏(平成24年度卓越した技能者振興局長表彰)、棚○秀彦氏(留萌地方技能尊重運動推進協議会会長表彰特別功労賞)、奈○賢一氏(同)の3氏が表彰されていた。
表彰された皆さん、おめでとうございます。

関山豆腐と雲丹とズワイ蟹の柚子あん

2013年03月11日 | 美味しんぼ
昨日(2013年3月10日)オーベルジュましけ(増毛町別苅)で開催された【第44回留萌管内技能者大会(増毛大会)】の交歓会での料理。
"刺身盛り合わせ"から"イチゴの飾りのプリン"まで美味しい料理で楽しませていただいたのだが、3品目に出てきたのが、画像の【関山豆腐と雲丹とズワイ蟹の柚子あん】。
"関山豆腐"とは、関山豆腐店(増毛町畠中町3丁目)の豆腐ということだろう。
(^_^)
沢山の雲丹と蟹が散りばめられていて、アッサリとした味付けの美味しい料理だった。

総務文教・産業厚生合同常任委員会(平成25年2月22日)

2013年03月10日 | 社会・政治・経済
平成25(2013)年2月22日(金)午前10時から、増毛町議会の【総務文教・産業厚生合同常任委員会】が開催された。
増毛町議会にある2つの常任委員会が合同で開催されるのは1年に1回のこと。
この日は、午前に総務文教常任委員会の所管事務調査、午後から産業厚生常任委員会の所管事務調査が、いずれも増毛町役場3階の委員会議室で行われた。
総務文教常任委員会の所管事項は、総務課所管分の「1.役場庁舎屋上防水工事について」、「2.宿泊施設に係る財政支援について」、「3.公共施設整備等基金条例の制定について」、「4.地域の元気臨時交付金について」、「5.光ファイバー網によるブロードバンド整備事業について」、「6.管内電算共同化に向けた総業行政整備事業について」、「7.地デジ共聴施設設置条例の制定について」と、教育委員会所管分の「1.平成25年度主要な事業」、「2.小中学校児童生徒数の推移」、「3.教育委員会事務事業の点検及び評価報告書」と、税務町民課の「1.留萌地域戸籍業務電算共同化」、「2.平成25年度留萌南部衛生組合増毛町の負担金について」、「増毛町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例について」で、それぞれ別紙で用意された資料を基に説明が行われた。
また、午後からの産業厚生常任委員会の所管事項は、企業課所管分の「平成25年度主な施策」と、市街診療所所管分の「1.患者動態について」、「2.特定検診等受診状況について」、「3.平成25年度当初予算における繰入金の内訳について」、経済課所管分の「1.圧雪車、スノーモービル購入事業について」、「2.増毛町公園条例の全部を改正する条例(案)について」、「3.道営農地整備事業」、「4.漁船漁具保全施設整備事業」、建設水道課所管分の「1.平成25年度主要事業」、「2.増毛町道路の構造の技術的基準等を定める条例(案)について」、「3.増毛町高齢者障害者等の移動等の円滑化の促進に係る道路の構造に関する基準を定める条例(案)について」、「4.増毛町営住宅管理条例の一部改正する条例(案)について」、「5.平成25年度公共下水道の主要事業」、「6.平成25年度水道事業の主要事業」、福祉厚生課分の「1.増毛町新型インフルエンザ等対策本部条例(案)」、「2.増毛町指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営等の基準に関する条例(案)」、「3.増毛町介護保険事業の概要」、「4.増毛町立保育所の概要」といった盛り沢山の内容で、これらもすべてが個別に用意された資料を基に説明が行われ、それぞれの説明後に各議員が所属に関係なく質問を行った。
また、常任委員会終了後の午後3時15分からは、「1.一般廃棄物最終処分場被覆施設について」、「2.増毛町住宅リフォーム等補助事業について」を案件とする全員協議会が開催された。
1番目の案件については留萌南部衛生組合の事業であることから、同組合のN事務局長、A事務局次長、大〇・堀〇・北〇特定建設工事共同企業体のS大〇建設本社設計統括の3氏が出席されこの度の倒壊事故等について説明及び質疑応答が行われた。
この時に使用された資料は、"平成25年第2回留萌南部衛生組合議会 議員協議会"(2013年2月14日)でも使われた「事故報告書 被覆施設(埋立区画1、2)の事故調査報告/第2報の概要説明資料」(2013年2月5日)と、"平成25年第3回留萌南部衛生組合議会 議員協議会"(2013年2月21日)で使われた「資料1」、「資料2」だった。
「増毛町住宅リフォーム等補助事業について」は、所管の建設水道課・伊○課長と吉○技師長、総務課・石○課長の説明及び質疑応答であった。
ところで、"総務文教・産業厚生合同常任委員会"総務課所管分の「公共施設整備等基金条例の制定について」は、3月14日(木)に開催される【平成25年第1回増毛町議会定例会/2日目】において一般質問をしようと(3月8日に)通告した案件であるのだが、この時の資料に"市街診療所は別途医療機器も含めた条例があるため除く"と明記されていたことに今更ながら気がついて、少々焦っている仁左衛門なのだった・・・。
(-_-;)
委員会等が行われた後はしっかりと復習しておくべきである。
反省・・・。