仁左衛門日記

The Diary of Nizaemon

オーシャンズ13

2017年05月23日 | ムービー
『オーシャンズ13(原題Ocean's Thirteen)』(2007年/スティーブン・ソダーバーグ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「資産家のルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド)は、友人ダニエル・オーシャン(ダニー/ジョージ・クルーニー)の再三の忠告にも耳を貸さず、ホテル王と呼ばれるもののビジネスパートナーを裏切ることで悪名高いウィリー・バンク(アル・パチーノ)と手を組み、カジノホテルの共同経営を計画していた。案の定、すべてを奪われて放り出されてしまったルーベンはそのショックから心筋梗塞で倒れてしまう。そんな彼の窮状を知ったラスティー・ライアン(ブラッド・ピット)、ライナス・コールドウェル(マット・デイモン)、バシャー・ター(ドン・チードル)ら仲間達が続々とラスベガスへ集まり・・・」という内容。
友人の誰もがやめておけと忠告していたのに、耳を貸さなかったルーベン。
「彼は一緒にシナトラと握手した仲だ」という理由が良く分からない・・・。
(^_^;)
極悪なのはバンクだが、ルーベンも思い込みのあまり何も見えていなかったのだろう。
寄付という形でホテルに提供した自身の資産は合法的に奪い取られてしまったのだから最悪だ。
まっとうな方法では取り返しようがない。
ダニーの旧友である技術屋ローマン・ネーゲル(エディー・イザード)に計画を打ち明け、協力を依頼したものの、バンクホテルがグレコ・モントゴメリー(ジュリアン・サンズ)が開発したセキュリティシステム"グレコ"を採用したと聞き、報酬を返上すると言いだしたほどに不可能な計画らしかったが、そこは"オーシャンズ"。
犬猿の仲であるテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)に協力を依頼するなど、なりふり構わない彼らに抵抗できる敵などいないようだ。
(^_^)
バンクの秘書ともいえる女性、アビゲイル・スポンダーという役柄を演じたのはエレン・バーキンという女優さんらしいのだが、どうみてもキャメロン・ディアスにしか見えなかった。
ホントそっくり。
(^。^)

オーシャンズ12

2017年04月12日 | ムービー
『オーシャンズ12(原題Ocean's Twelve)』(2004年/スティーブン・ソダーバーグ監督/アメリカ)を見た。
物語は、「前作、ラスティ・ライアン(ブラッド・ピット)、ライナス・コールドウェル(マット・デイモン)らと組んだ11人のチームで、ラスベガスの3つのカジノを経営するナイテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)から、1億6,000万ドルを奪ったダニエル・オーシャン(ダニー/ジョージ・クルーニー)は、同時に彼から奪還した元妻テス(ジュリア・ロバーツ)と共に幸せに暮らしていたのだが、計画の実行から3年経った頃、ベネディクトが突如11人の前に姿を現し出した。盗んだカジノの売上金に3年分の利子を付けて返還しなければ全員の命を保証しないというのだ。使ってしまった金や利子の分を埋めるため、再び全員で仕事をすることを決意した彼等だったが、アメリカ国内では目立ちすぎるため、計画の舞台をオランダのアムステルダムに移し・・・」という内容。
1ドル=110円として換算すると、前作でベネディクトの金庫を襲って得た1億6,000万ドルは176億円となり、1人当たりの分け前は16億円。
改めて、何とも凄い金額だったのだと驚かされる。
(^。^)
しかし、ベネディクトが奪われた全額は盗難保険で賄われており、彼はマッタク損をしていなかったはずなのだが、それでも11人に報復しようとするのだから、あまりに悔し過ぎる出来事だったのだろう。
きっとしばらくは夜も眠れなかったはずだ。
(^_^;)
そんな彼に11人の情報を提供したのは、"世界一の泥棒"を自負するナイト・フォックスことフランソワ・トゥルアー(ヴァンサン・カッセル)で、自分の師匠ギャスパー・ルマーク(アルバート・フィニー)が、オーシャンを"世界一の泥棒"と称賛したことが気に入らず、自分と勝負をしてオーシャンが勝てば、2週間以内にベネディクトに渡さなければならない金をすべて立て替えてやると挑発した。
彼は元々、母親がイタリアの貴族の出なことから、その爵位を引き継ぎ、コモ湖(イタリア)の大豪邸で暮らしているフランス人の大富豪なので、1億6,000万ドルくらいはどうということがないのだろう。
なんて奴だ。
また、アメリカのFBIに該当するというユーロポール(欧州刑事警察機構)のイザベル・ラヒリ捜査官(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が、ラスティの元恋人だというから話は複雑だし、オーシャンの仲間の技術者ローマン・ネーゲル(エディー・イザード)は、ラスティの携帯を盗んで通話してきたイザベルを秘書と勘違いし、うっかり計画を話してしまうのだから、なかなか計画はうまく進まない。
まぁ、そうでなければ面白い展開にはならないのだが・・・。
(^^ゞ
おやっと思ったのが、本人役でブルース・ウィリスが出演していたこと。
本筋には直接関係のない配役だったのだけれど、妙に面白かった。